ブックタイトル九州保健福祉大学 大学案内2017

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九州保健福祉大学 大学案内2017

会話やコミュニケーションや食べる機能の回復を促す言語聴覚士という“人を支える人”を育みます保健科学部言語聴覚療法学科取得できる主な資格・免許と活躍の場●国家試験受験資格が得られる資格・免許・◎認定試験受験資格が得られる資格・免許・○卒業時に得られる資格・免許(*任用資格)母は看護師、父は放射線技師です。そんな両親から、医療の現場では今も言語聴覚士が不足していると聞き、めざすことを決めました。また、QOL(生活の質)の根幹となる会話や食事に困っている人のリハビリを支えるという職務にも感銘を受けました。入学後は臨床での経験豊富な先生方から教わり、最も大切な“傾聴の姿勢”も養えているように思います。卒業後は地元の対馬に戻り、発達や言語聴覚に障害をもつ子どもたちを支援したいと思っています。言語聴覚療法学科3年桐谷 由紀さん対馬高等学校(長崎県)出身“ことば”というコミュニケーションツールの回復を支援をするには、自身(言語聴覚士)のコミュニケーション能力が大きく問われます。また、対象に多い高齢者とコミュニケーションを図るためには、その方々が親しんでこられた流行歌や時代のことも知っておく必要があります。そのため課外でも学ぶことは尽きません。対象者に寄り添うことができるよう、謙虚さと積極性を兼ね添えた言語聴覚士をめざし、自身の人間性を高めたいと思っています。言語聴覚療法学科4年武生 脩司さん大分県出身●言語聴覚士脳卒中をはじめとする疾病や頭部外傷、発達に関する問題などにより、発語や発声、聴こえ、嚥下(飲食物の呑み込み)などの機能が著しく低下した人などを対象に、その評価と回復、あるいは維持をめざし、訓練と指導を行うための国家資格。病院ではチーム医療の一員として医師や看護師、作業療法士などと協働し、対象者のADL(日常生活機能)やQOL(生活の質)の向上に努める。総合病院(リハビリテーション科など)リハビリテーション病院老人保健施設高齢者福祉施設老人保健施設・特別養護老人ホーム・デイケアセンターなど身体障害者福祉施設総合療育センター福祉・介護・リハビリ機器関連企業“ことば”を聴いて話すことに遅れのある子どもたちやコミュニケーションが円滑にはかれない子どもたち、学習につまづきをかかえる子どもたちも言語聴覚士の対象になっています。指導や訓練の場は、主に子どもの総合療育センターなどですが、保育所や幼稚園、あるいは学校へ、言語聴覚士が出向くことも増えています。本学の言語聴覚療法学科にはそれらをふまえ、ボランティアに加わる学生も少なくありません。認知症の高齢者から発達障害を抱える子どもたちまで言語聴覚士を必要とする人と場は増え続ける一方ですTopics言語聴覚療法学科では「言語聴覚障害総合演習」という授業を主に、3年次から国家試験の受験に向けた対策を本格化していきます。4年次では受験までの期間を4クールにわけ、さまざまな授業で時期に応じた対策を講じます。その間、個々の学習はもちろん、チームやペアを組んでの相互学習を行い、知識向上への相乗効果をもたらします。また、模擬試験は理解度を確認すると共に、受験への耐性が強まるよう、何度も繰り返し行います。このような万全の対策がめざすところは、学生が全員合格し、言語聴覚士として社会に有為な人材となることです。学科の全員合格を実現する万全の国家試験対策!!「ST」と呼ばれる言語聴覚士が対象とするのはコミュニケーションや摂食嚥下機能に障害のある方です(下記参照)。その業務は評価と訓練・相談などです。●失語症/脳卒中などにより、聴く・読む・話す・書くといった“ことば”に関する機能が著しく低下した状態。●発達障害・言語発達遅滞/コミュニケーションや“ことば”に関する能力の発達が遅れた状態。●高次脳機能障害/記憶や思考力などが低下した状態。脳卒中などの後遺症として生じることが多い。●聴覚障害/周囲の音が聴こえにくい、あるいは聴こえない状態。●摂食嚥下(せっしょくえんげ)障害/飲食物を口中に入れる、そしゃくする、飲み込むといった機能が低下した状態。脳卒中などの後遺症として生じることが多い。言語聴覚士の臨床(ST / Speech-Language-Hearing Therapist)●写真の学生/言語聴覚療法学科の3年生たち桐谷 由紀さん 対馬高等学校(長崎県)出身 神窪 恵さん 指宿高等学校(鹿児島県)出身山下 義貴さん 小城高等学校(佐賀県)出身 ※教員/原 修一●写真は耳解剖模型を用い、聴覚のメカニズムを学ぶ授業の1シーン。言語聴覚士にとって、耳・鼻・のどの仕組みに関する知識は必要不可欠であり、それらが機能回復のスキル習得の土台となっていく。第18回(平成27年度)言語聴覚士国家試験84% 本学新卒合格率(全国平均82%)言語聴覚療法学科の教育目標は、言語聴覚士国家試験合格のもっと先にあります。現在、脳梗塞などでコミュニケーションが取れない、食事ができない高齢者や、コミュニケ―ション上のやり取りが不得意なお子さんが増えています。本学では、入学後の基礎科目から4年次の卒業研究までを通して自ら考える力を高め、「コミュニケーションができる」「口から食べられる」など、言語聴覚士として幸せをプロデュースできる能力(知識・技能・思考力・態度)を身につけることができます。「コミュニケーションする幸せ」と「口から食べる幸せ」をプロデュースできる能力を身につける九保大だから学べる42 人を支える人になろう | The Person Support Person 43