ブックタイトル九州保健福祉大学 大学案内2017

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九州保健福祉大学 大学案内2017

生命の維持に関与する臨床工学技士という“ 人を支える人”を育みます保健科学部臨床工学科取得できる主な資格・免許と活躍の場●国家試験受験資格が得られる資格・免許・◎認定試験受験資格が得られる資格・免許・○卒業時に得られる資格・免許(*任用資格)目標は最先端の医療機器を使い、かけがえのない命を守る臨床工学技士になることです。具体的には卒業後、高度先進医療に取り組む大学病院の手術室や集中治療室での人工心肺操作に携わりたいと思っています。そのための勉強は医学系から物理や電気・電子に関する工学系まで幅広いのですが、学ぶほどに新たな知識が増える楽しさが感じられます。今後も充実した実習施設を大いに活用、スキルアップに励み続ける覚悟です。臨床工学科4年阿南 俊樹さん竹田高等学校(大分県)出身物理が得意で電気系に苦手意識がないという強みが活かせる医療職を模索し、生命維持装置の操作や保守・点検を担う臨床工学技士をめざすことに決めました。また、看護師をしている母が「女性の臨床工学技士は多くないため、女性の視点を活かせば活躍の場も広がる」とアドバイスしてくれ、学ぶ意欲も高まりました。卒業後は東京などの総合病院に勤めてスキルを高め、やがては故郷・熊本の地域医療に貢献したいと思っています。臨床工学科4年元村 安梨沙さん玉名高等学校(熊本県)出身●臨床工学技士◎第1・2種ME技術実力検定試験◎医療機器情報コミュニケータ認定試験人工透析のための血液浄化装置、手術に用いる人工心肺装置、そういった生命維持管理装置を医師の指示によって操作・管理するための国家資格。心臓カテーテル検査の補助をはじめ、人工透析業務のための刺針も認められている。他にも集中治療室に不可欠な呼吸機器、高気圧治療装置、手術支援ロボット、これらの操作と保守管理を行うなど、医療機器全般の担い手としてのニーズも高い。総合病院人工透析室・手術室・集中治療室・心臓カテーテル検査室・機器管理室など医療機器関連企業(研究・開発など)本学・臨床工学科はこれまで2年続けて「100%」を実現するなど、国家試験合格率は常に全国平均を大きく上回っています。その実績は4年間の学びの積み重ねによるものですが、国家試験対策の手厚さもポイントのひとつです。また、日本生体医工学会主催の第2種ME技術検定試験の全員合格を3年次で達成できるカリキュラムも組んでおり、難関とされる第1種ME技術実力検定試験に加え、医療機器情報コミュニケータ認定試験の合格もめざせます。国家試験の合格に向けて「東九州メディカルバレープロジェクト」の一環として、九保大は東南アジアの医療人材育成拠点となり、最先端の血液浄化装置や生命維持管理装置の操作を学ぶ研修生を数多く迎えています。また、人工心肺の世界的トップメーカー、米国コヴィディエン社のメンテナンス・ライセンスの取得も可能であり(日本では本学のみ)、臨床工学技士としての活躍の場を広げています。東南アジアからの研修生受け入れや米国企業との提携など進展する医療のグローバル化にも対応していますTopics病院で「ME」と呼ばれる臨床工学技士の業務は、生命維持管理装置(下記参照)をはじめとする医療機器の操作と保守点検(メンテナンス)です。所属は病院によって異なりますが、ME室や手術室、集中治療室、人工透析(血液浄化)室などです。人工透析を担当する場合は機器の操作・管理だけでなく、患者対応も行います。また、医療機器安全管理責任者に任命されることも多く、看護師や臨床検査技師への講習なども行います。※これらの業務はすべて医師の指示によって行います。●人工透析(血液浄化)装置/腎臓機能が著しく低下した人が必要とする血液浄化を行う装置。本学には10床の設備があります。●人工呼吸器/呼吸機能が著しく低下した人に装着する装置。本学では4床の集中治療室に20機を設備しています。●人工心肺装置/心臓を手術する際に使用する装置。本学では最新の装置を設備しています。病院での臨床工学技士(ME / Medical Engineer)●写真の学生/臨床工学科3年天神原 崇さん 東福岡高等学校(福岡県)出身 東郷 伸哉さん 出水高等学校(鹿児島県)出身麻生 葉子さん 爽風館高等学校(大分県)出身 ※教員/丹下 佳洋●写真の施設/腎臓機能が著しく低下した場合、血液を人工的に濾過・浄化する必要があります。そういった「人工透析」のための血液浄化を医師の指示によって行うと共に、その装置を操作し、保守・点検するのは臨床工学技士が担う重要業務のひとつです。写真は現在、最も安心度が高いとされる先進の「オンライン血液濾過透析(HDF)」の設備が実際に整えられた実習室。万一の災害時など、人工透析による生命維持が必要な方のための処置を行うことが、地域から認可・要請されています。第29回(平成27年度)臨床工学技士国家試験100% 本学新卒合格率(全国平均72.5%)臨床工学科の教育目標は、臨床工学技士国家試験合格のもっと先にあります。医療の高度化が進み、多くの医療機器が臨床で使用されています。いまや医療現場には、工学知識を持つ臨床工学技士がますます重要になっています。本学では、入学後の基礎科目から4年次の卒業研究までを通して自ら考える力を高め、チーム医療の一員として医師の指示のもとで生命維持管理装置の操作を行ったり、自らの判断で医療機器の保守・管理を行うなど、高度なチーム医療を支えるのみならず、患者さんの幸せをプロデュースできる能力(知識・技能・思考力・態度)を身につけることができます。また本学は、タイを中心としたASEAN諸国の大学ならびに病院との交流があり、毎年、臨床工学科の施設を中心とした研修を受け入れております。そのため海外の方との交流を通じ、グローバルな視点も養うことができます。「高度なチーム医療」を支え患者さんの幸せをプロデュースできる能力を身につける九保大だから学べる50 人を支える人になろう | The Person Support Person 51