【臨床工学別科】更なる専門性を持った医療従事者の養成

臨床工学別科

臨床工学技士国家試験 合格率 3年連続100%達成

臨床工学別科(専攻科)とは?

九州保健福祉大学では、平成24年4月に保健科学部に臨床工学別科(専攻科)をスタートし、翌年より学生を受け入れ開始しております。本臨床工学別科は1年間の科目履修で臨床工学技士国家試験受験資格を取得するコースです。通常、臨床工学技士国家試験受験資格を取得するには養成校(大半が3年制)や受験に必要な科目履修ができる大学を卒業することが必要ですが、臨床工学技士法の14条2号において、医療従事者や大学を卒業して指定の単位を認められた者は、1年コースの専攻科での履修ができるようになっています。

本臨床工学別科への入学者は、現役の医療従事者や大学では工学系の出身者が多くなっております。入学者は、皆さん新たな医療職資格取得に対するモチベーションが極めて高く、職業経験が多いこともありチームワーク良く学習に励んでおります。これにより開設以来国家試験合格率は100%を維持しております。

臨床工学技士とは?

臨床工学技士とは?

臨床工学技士は1987年5月に施行された「臨床工学技士法」に基づく医学と工学の両面を兼ね備えた国家資格です。病院内で、医師・看護師や各種の医療技術者とチームを組んで医療安全の遂行に努めています。主な業務は、医師の指示のもとに生命維持管理装置の操作や医療機器の保守点検を行います。生命維持管理装置とは、腎臓が悪くなった患者さんに使用する人工透析装置、呼吸ができなくなった患者さんに装着する人工呼吸器、心臓の手術をするときに使用する人工心肺装置などがあります。いずれも患者さんの生命を直接左右する装置で、その操作には高度な知識と技術が必要です。いわば、臨床工学技士は医療機器の専門医療職です。

医療機器が何時でも安心して使用できるように保守・点検を行っており、安全性確保と有効性維持に貢献しています。病院内での活動先は、医療機器が頻繁に使用される手術室、集中治療室、救急救命室、人工透析室、高気圧酸素治療室、ME中央管理室など、医療施設の様々な分野で活躍しています。しかし、医療施設では臨床工学技士の数が慢性的に不足しています。

臨床工学技士国家試験結果

臨床工学技士の養成には大学や専門学校を合わせて76校(2015年4月現在)で教育が行われ、現在までに30,000人以上を輩出しています。過去5年間の受験者数と合格者数は表のとおりです。

昨年度の臨床工学科本科生および別科生の合格率は共に100%でした。

臨床工学技士国家試験結果

  年度 受験者数 合格者数 合格率
第25回 平成23年 2,086人 1,574人 75.5%
第26回 平成24年 2,361人 1,779人 75.3%
第27回 平成25年 2,784人 2,194人 78.8%
第28回 平成26年 2,848人 2,370人 83.2%
第29回 平成27年 2,739人 1,987人 72.5%

本学別科入学者の出身校

●千葉工業大学工学部電子工学科
●佐賀大学理工学部機能物質化学科
●九州保健福祉大学総合医療専門学校看護学科
●崇城大学生物生命学部応用生命科学科
●佐世保工業高等専門学校電気電子工学科
●北九州市立大学経済学部経営情報学科
●鹿児島大学工学部化学生命工学科
●岡山理科大学工学部生体医工学科
●大阪電気通信大学短期大学電子情報学科
●大分大学工学部電気電子工学科電気コース
●宮崎大学大学院工学研究科博士前期課程

●鹿児島医療技術専門学校診療放射線技術学科
●鹿児島大学大学院保健学研究科保健学専攻
●兵庫大学健康科学部看護学科
●熊本大学大学院博士課程前期課程
●九州大学医学部放射線技術学専攻
●鹿児島大学工学部電気電子工学科
●宮崎県立看護大学看護学部看護学科
●岡山理科大学理学部応用物理学科医用科学専攻
●熊本大学医学部保健学科放射線技術科学専攻
●大分大学工学部電気電子工学科
●徳島文理大学保健福祉学部臨床工学科

主に工学系、医療系の学校を卒業した方が多いです。また他の医療系資格を保有しており数年間の実務経験のある方も入学しています。

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