

社会福祉は厳しい状況が続いています。特に障がい者福祉の実態は、厳しい激動の中にあります。このような状況であるからこそ、真に学問の力、科学的に物事を捉える力が求められているのです。それは実践研究の大切さであり、実践者と研究者の共同研究による成果が待たれているのです。是非その「思い」を学問の力にしていきましょう。

保健医療に従事する専門職の皆さんは、技術的な進歩および生活環境の激変に対応するために、更なるスキルの向上や学問的レベルアップを目指されていることでしょう。私は、作業療法技法としての園芸療法に関する研究を行っており、園芸の多様な効用や容易に笑顔を引き出す雰囲気を科学的に研究したいと思っています。

社会生活を送りながら、その中に疑問や関心のある領域を持ちその疑問や関心を追求・解明していく手段の一つが大学院で学ぶことだと思います。大学院で学ぶことで身につくのが、論理的思考能力や客観的で科学的な判断力であり、そして論文作成の技術です。これらを身につけることであなたの人生はより豊かになるものと確信します。

成人の言語聴覚障害に関連する指導を担当しています。私自身も働きながら大学院を修了した経験があります。本大学院での課程修了までの道は厳しいですが、皆さんが職場で仕事をしながら感じている疑問を研究で明らかにしようとするという、その初心を本学でも是非忘れずに過ごしてほしいと思います。
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