2010年4月 8日
昨日、入学式が執り行われ、12期生となる43名の新入生を新たに迎えました。
宮崎県内を中心に、今年も各県から学生が集まってきましたが、今年は初めて韓国からの留学生が入学しました。教員・学生とも、国際交流を深めながら良い刺激となることを期待しています。
さて、新入生は昨日から今日まで長時間にわたるオリエンテーションで缶詰め状態。若干疲労の色も見えます。
初日の学科のオリエンテーションでは、学科長をはじめ各教員より「しっかり勉強しなさい!」と早速喝を入れられました。
ちょっと怖気づいたかな?と思いましたが、本日の自己紹介では、各学生とも作業療法士を志した動機をしっかりと語ってくれたので、心強く感じました。
早速明日から講義も始まります。
作業療法学科新入生にとっての最初の試練、「解剖学」も明日から開始です。
4年間は、長いようであっという間に過ぎ去っていきます。
今日語ってくれた初心を忘れることなく、それぞれの目指す作業療法士に向かって頑張ってもらいたいと願います。
2010年3月20日
去る3月19日、学位記授与式が挙行されました。いわゆる「卒業式」にあたる行事です。
私は、このたび晴れて卒業した8期生のチューター(担任)として、4年間苦楽をともにしてきました。むしろ、彼らに厳しく接してきた私の存在こそが、彼らにとっての「苦」そのものであったかもしれません。
しかし、それも彼らを思ってこそのことです。 社会に出れば、もっと厳しい人、辛い出来事に遭遇します。もっとも身近にいるチューターは、彼らにとっては単なる教員であるだけではなく、社会の厳しさを伝える厳格な父であり、優しい母でありたいと常々考えていました。 また、私たち自身の未熟な部分を認めつつ、彼らと一緒に成長したい一心で、ともに4年間全力疾走してきました。 私たちの指導が彼らにどう伝わったのかはわかりません。
しかし、彼らの晴れやかな笑顔、涙を流し言葉をつまらせながら「ありがとうございました」と言ってくれた姿を目にしたとき、この4年間が無駄ではなかったと実感できました。
4月には新天地で作業療法士として働き始めます。また、我々も新たに12期生を迎えます。
8期生と過ごした日々を糧に、これからも学生に作業療法の素晴らしさを伝えつつ、学生自身がその素晴らしさを体現できるよう育てていきたいと思います。
最後になりましたが、8期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
またどこかでお会いできる日を楽しみにしております。
2010年3月15日
3月14日(日)に第17回延岡アースデイが開催されました。当日は約3,000人が参加し、県北24ヶ所でゴミ拾いや間伐、植樹、不法投棄撤去などの環境保全活動が行われました。九州保健福祉大学ボランティアセンターからも約50人(本学科から13人)が参加しました。朝7時30分に集合し開会式が行われた後、それぞれの活動場所に移動しました。
私たちはマイクロバスで移動し、北方町鹿川キャンプ場周辺で植樹をしました。初めて植樹を経験する学生がほとんどでしたが、地元やひめしゃらクラブの皆さんに教えていただきながら1本1本心を込めて樹木を植えていきました。
前週まで約1ヶ月に渡る学内実習を終えたばかりでしたが、広大な自然ときれいな空気の中で身も心もリフレッシュすることができました。
植樹後は山を散策し、お昼には地元の皆さんが作った豚汁やぜんざいをごちそうになりました。その後、地元のお子さん達と楽しいひと時を過ごしました。
地元、ひめしゃらクラブをはじめ関係者の皆さん、ありがとうございました。
2010年3月 3日
つい先日新年を迎えたと思っていたら、気がつけば4年生の国家試験も終わり3月に突入しました。
大学ではこの時期、在学生は春休み、4年生は追い出しコンパや引っ越し・卒業旅行など、新しい春を感じさせるイベントが盛りだくさんです。
しかし・・・作業療法学科の在学生には休んでいる暇はありません!
毎年2月中旬からの4週間は、3年生の評価シミュレーション実習、1年生はその見学、2年生は臨床見学実習(1週間×2施設)が行われるため、1~4年生は実習に追われる日々に突入します。
評価シミュレーション実習とは患者役の教員を学生が実際に評価する実習で、教員は患者役以外にも臨床実習指導者・医師・看護師など一人4~5役を演じます。
本来であれば学生と一対一で指導したいところですが、さすがに一人の教員で対応できる学生数には限界がありますので、4~5人のグループを編成し身体障害領域・精神障害領域・発達障害領域・老年期障害領域の4分野を経験してもらっています。
学生はただ評価するだけではありません。
臨床実習指導者役の教員からの指導や患者様への対応(接遇)や社会人としての礼節など、実際の実習に近いイベントを取り入れています。
評価の目的や方法は講義で習っているものの、それを行動に移すためには色んなことを考えなくてはなりません。
しかも評価で得られた情報を整理して患者様の状態像を的確にとらえ、目標を設定しリハビリテーションプログラムを立てるという一連の作業は、学生にとってはとても大変なことです。グループディスカッションではさまざまな意見が飛び交い、ついつい時間が長引きます。
しかし、4年生になれば実際に病院・施設に赴き対象者の評価とリハビリテーションを行わなければなりません。
ある意味、本学科での4年間の学生生活の中でも最大の山場のひとつを彼らがどう乗り切るか。
4週目に突入し教員も疲労困憊しておりますが、学生はもっと辛い体験をしていると思います。
厳しく指導しつつ、彼らの成長を見守る毎日です。
2010年2月26日
いよいよ運命の日がやってきました。
ついに明日、4年生は作業療法士国家試験を受験します。
今日は出発前の彼らを見送りに来ました。
4年間学んできたことのすべてが 試験範囲ですので、臨床実習が終わってからの数か月間、彼らは膨大な量の勉強をこなしてきました。
成績が思うように伸びず、悔し涙を流した学生もいます。
受験のストレスで体調を崩した学生もいます。
しかし、出発前の晴れやかな笑顔には自信が満ち溢れていました。
受験勉強を機にまたひとつ、大きく成長したようで、頼もしく感じました。
受験地は福岡ですので、今日は福岡市内に一泊して明日の試験に臨みます。
延岡に残された私たちにできることは、ただただ祈ることのみ。
みんな、がんばれ!
2010年2月12日
この時期、大学4年生と言えば引っ越し準備や卒業旅行、追い出しコンパで忙しい時期です(少なくとも私はそうでした)。
しかし作業療法学科の学生は、4年間で一番の正念場を迎えます。そう、国家試験です。
今年は例年よりさらに日程が早まり、2月28日(日)が試験日となりました。本番まで残すところ2週間です。
本日は、受験票の記入などのオリエンテーションと壮行会を兼ねて、みんなで夕食をいただきました。
まずは学科長の挨拶。その後、受験の心構えについて、食事をとりながら説明を受けます。
本日のメニューは延岡でも知る人ぞ知る料理屋、「旬菜たけうち」さんのお弁当です。
受験勉強で心身ともに疲れ切った学生に、おいしいものを食べてもらってしばしの休息です。
本日はデザートにケーキも用意しました。甘いものを食べると、不思議と心が和みます。
本日をもって学内での模試も終了し、あとは自分自身との戦いになります。
最初の模試の成績を見たときには非常に不安を感じたのですが、全国模試では全国平均を大きく上回るなど、彼らの実力は着実に伸びています。
全員が笑顔で卒業できるよう、最後まで共に頑張りたいと思います。
2010年2月 5日
学生にとっては年に2回の過酷な日々。
2週間に渡る後期試験が本日終了しました。
試験の結果次第では再試験になる科目もあるかもしれませんが、とりあえず試験が終わって学生はほっと一安心です。
そこで本日は、いつも厳しいことばかり言っている教員からのささやかなプレゼント。2年生を対象とした「試験お疲れ様会」を開きました。
テーブルには沢山のオードブルやケーキが並び、思わず目移りしてしまいます。
さて、何を食べましょうか?
大きな口で「いただきま~す!!」
おいしいケーキに思わず笑みが浮かびます。
男子は完全リラックスモードです。
楽しいひと時を過ごすことができましたが、彼らには初めての臨床実習である「臨床見学実習(1週間×2施設)が待っています。
今日食べたケーキのように甘くはありません。ほろ苦い経験もすることでしょう。
今日の楽しかった時間を胸に刻んで、気持ちを切り替えてがんばりましょう!!
2010年2月 1日
第7回目となる宮崎県作業療法学会が、去る1月30日(土)、31日(日)の両日に都城市で開催されました。
当日は150名を越える会員だけでなく高校生など20名ほどの一般参加もあり、盛大に執り行われました。
さて、今回の私の参加目的は、卒業生3名の発表を聴くこと。
昨年春の卒業生もおり、内心ハラハラだったのですが・・・こちらの心配をよそに堂々と発表しておりました!
当日は写真撮影禁止だったので発表風景を掲載できないのが残念ですが、藤元病院の小嶋亜美さん(6期生)、宮永病院の太田尾裕史君(7期生)は担当症例の作業療法実践とその効果について、日南病院の川俣直子さん(3期生)は重度心身障害者に対する作業療法の効果に関する研究についてそれぞれ報告されました。
非常に嬉しく思ったのが、作業療法の効果を自分自身の考えを踏まえしっかりと伝えられていたこと、座長や会場からの質問に堂々と答えていたことです。
あれ?質問者の中にも、よく見ると卒業生の姿が・・・!
若手で質問していたのは本学科の卒業生だけだったので、「大したもんだなぁ」と感心してしまいました。
作業療法士や言語聴覚士は臨床能力だけではなく、学会や論文を通じて外に向けて発信しようという心構えと能力が必要です。
少なくとも本学科の卒業生については、大学生活を通じてそのような意識がしっかり根付いているのかなと感じました。
最近は全国レベルの学会で発表したり、次のステップに向けて大学院に進学する卒業生も増えています(昨日会った卒業生は博士課程に進学することを報告してくれました)。
卒業生の将来を非常に楽しみに感じた学会でした。
2010年1月14日
新年あけましておめでとうございます。
本年も作業療法学科ブログをよろしくお願い致します。
さて、前回から時間が空いてしまいましたが、講義レポート ガーデニング演習の最終回です。
前回、レイズドベッドを作成するため高さを決めました。
設定した高さをもとに、作業を進めます。
みんな初めてのレンガ仕事を楽しそうにやっています。角の難しいところは小浦先生に手伝ってもらいました。
無事レイズドベッドが完成しました! 初めての作業が完成までこぎつけることができたので、ジャンプするほどの達成感がありました。先生からは、その様な達成感や充実感を患者さんに味わっていただけるような作業療法士になってねと言われました。作業療法士は難しいけど楽しそうな気がしてきました。(S.I.)
これからも学生による講義レポートを随時更新しますので、乞うご期待下さい!
2009年12月24日
園芸ゾーンのメンテナンスをレポートします。
園芸療法実習などで活用した移動式レイズドベッド(障がい者や高齢者が車椅子等でも安全に作業ができやすいように工夫された立ち上げ花壇)や休憩用の椅子、そしてハンギングバスケットなどをかざるラティス(格子状の木製ボード)のメンテナンスの風景です。
移動式レイズドベッドは、クリスマス仕様のデザインにしました。右は秋茄子を収穫した下田君です。ちょっと恥ずかしそうでしたが、モデルになってくれました。
ガーデニング演習の授業のときに、バリアフリーのハーブゾーンにレンガのレイズドベッドを作るアイデアが採択されました。みんなで早速作ることにしました。上の写真は、レンガの高さを考えているところですが、人間の座高や手の長さは様々なので、沢山の学生がモデルとなって決めました。
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