2011年11月 2日
11月2日水曜日,臨床実習から帰って来た4年生の「実習後セミナー」が行なわれました.身体障害・精神障害・老年期障害・発達障害領域の4領域に分かれて,9週間の実習で担当した患者さんの症例報告をします.

どんな評価をして問題点をどのように焦点化し,作業療法士実習生としてどのように介入したか.そしてその帰結はどうなったか.真剣に患者さんと向き合った結果としての成果を発表しました.

持ち時間はひとり14分.その決められた時間で発表し討論します.発表するのは4年生だけですが,3年生や2年生も出席してくれ全身を耳にして懸命に聞きノートを取っていました.下級生にとっては一番身近な目指す存在です.

そして4年生は明日から国家試験勉強に突入します.
2011年10月24日
10/7(土)13:30より延岡市社会福祉協議会の会議室をお借りして、約2時間 第2回認知症の人と家族の会 県北地区会を開催いたしました。家族8名、ご本人1名、施設職員4名、世話人4名の参加で行われました。はじめの20分ぐらいを本学科教員の小川敬之(県北地区会世話人代表)が「若年性認知症の動向:疫学、施策など」について話をし、その後自己紹介を含めた近況報告を行いました。
新規のご家族もおられ、大変な介護状況の中で一人考えをめぐらせ、行き場のない思いをほんの少し出すことができたご家族もおれば、自分なりに工夫をして、大変でありながらもエネルギッシュに介護を行われているご家族もおられ、それぞれの状況がある中で、家族会として何ができるだろうかと考えさせられました。
今できる「相談事業」、「集まれる場所つくり」、「啓発」こうしたことを細く長く継続させていくことの思いを強くした時間でした。
次回の家族会の予定は12月3日(土)の予定です。問い合わせは以下にお願いいたします。写真は家族会の様子と世話人です(右から、藤田、吉田、小川)。
小規模多機能ホーム こばる 藤田 智賀子<TEL> 0982(63)7076


2011年10月19日
10月15日(土)と16日(日)にそれぞれ鹿児島県と熊本県で開催された本学の地区別懇談会に行ってきました.この懇談会は本学の教育後援会が主催するもので,学生についてその保護者と教員が語り合う催しです.保護者にはわからない授業の受講姿勢や成績,臨床実習の様子や国家試験対策の詳細,あるいは教員が知らない家庭での様子などについて語り合います.
写真は鹿児島地区懇談会での一場面で,今年の3月に本学科を卒業し作業療法士として活躍している卒業生に100名ほどの保護者の皆さんの前で,本学での4年間の学生生活について語ってもらった時の様子です.エイサーサークルの楽しい想い出や,講義の様子,患者さんのことを必死になって考えた臨床実習,そして今までの人生の中で一番勉強した国家試験勉強の想い出を語ってくれました.特に国家試験勉強については,辛かったけど勉強すればするだけ成績が上がっていく,そんな手応えを実感できた最も充実じた期間だったと教えてくれました.

鹿児島弁で時に笑いを交えながら自分の言葉できちんと想いを伝えてくれました.国家試験受験生を見守る親御さんを励ましたかったのだと思います.働きだしてまだ半年少々,でも,ずいぶん成長したなと思いました.
2011年7月26日
作業療法学科の小川が世話人代表を務める、認知症の人と家族の会県北地区会の「第1回家族の集い」が7月23日(土)13:00~15:30の日程で延岡市社会福祉協議会にて開催されました。

参加者は認知症の方を介護されているご家族12名、医療・福祉関連職種8名、家族の会世話人4名、そして作業療法学科3年生11名の参加でした。内容は以下の通りです。
進行:13:00~13:30 「認知症ケアに必要な地域連携」 九州保健福祉大学 小川敬之
13:30~15:30 自己紹介
15:30 今後について アンケート記入
ご家族の自己紹介では既に看取りを終えたご家族から介護を始めて一ヶ月が経過し、大きな戸惑いをもたれているご家族、そして男性の介護者の気持ちの問題など、様々な状況におられるご家族が、現状も含め涙ながらに自己紹介をされていました。
今回は自己紹介だけで時間が過ぎてしまい、今更ながらにご家族にとって、思いを言葉に出する場所が必要だったことを痛感いたしました。学生も机上ではない生の介護負担や認知症ケアの大変さを肌で感じてくれたものと思います。写真は家族会の場面と参加した学生たちです。

文責;小川
2011年6月 6日
2011年5月30日
本日より更新を再開いたしました。これからも作業療法学科の様々なトピックスをご紹介していきますので、よろしくお願いします。
さて、こちら延岡は昨日の台風2号による大きな被害もなく、台風一過の晴天となりました。
折しも先週より、4年生が9週間の総合臨床実習に入ったばかり。中には沖縄、奄美大島など風速50mを超える突風が吹いた地域に行っている学生もおり、安否確認に奔走しました。
結果、台風の被害にあった学生はおらず一安心でしたが、台風よりも初めての土地・施設での実習に対するストレスで少し参っている学生もいるようです。
最近の学生はストレスに弱い、とおっしゃる方もいらっしゃいますが、私たちでも同じような状況であれば程度の違いこそあれストレスを感じます。
それでも社会生活を営めるのは、経験によってストレスへの対処法をある程度身につけられているからです。
私たちが20代の頃とは社会の様相が変化し、過度なストレスにさらされることなく生活してきた彼らにとって今はストレスフルな日々かもしれません。
ですが、それも含めて実習です。この辛い時期を糧として、大きく成長してもらいたいと願います。
今日のこの青空のような4年生の晴れやかな笑顔が見られることを信じて、そして少しでも彼らを元気づけられるように、6月から実習地訪問に赴きたいと思います。
2010年4月 8日
昨日、入学式が執り行われ、12期生となる43名の新入生を新たに迎えました。
宮崎県内を中心に、今年も各県から学生が集まってきましたが、今年は初めて韓国からの留学生が入学しました。教員・学生とも、国際交流を深めながら良い刺激となることを期待しています。
さて、新入生は昨日から今日まで長時間にわたるオリエンテーションで缶詰め状態。若干疲労の色も見えます。
初日の学科のオリエンテーションでは、学科長をはじめ各教員より「しっかり勉強しなさい!」と早速喝を入れられました。
ちょっと怖気づいたかな?と思いましたが、本日の自己紹介では、各学生とも作業療法士を志した動機をしっかりと語ってくれたので、心強く感じました。
早速明日から講義も始まります。
作業療法学科新入生にとっての最初の試練、「解剖学」も明日から開始です。
4年間は、長いようであっという間に過ぎ去っていきます。
今日語ってくれた初心を忘れることなく、それぞれの目指す作業療法士に向かって頑張ってもらいたいと願います。
2010年3月20日
去る3月19日、学位記授与式が挙行されました。いわゆる「卒業式」にあたる行事です。
私は、このたび晴れて卒業した8期生のチューター(担任)として、4年間苦楽をともにしてきました。むしろ、彼らに厳しく接してきた私の存在こそが、彼らにとっての「苦」そのものであったかもしれません。
しかし、それも彼らを思ってこそのことです。 社会に出れば、もっと厳しい人、辛い出来事に遭遇します。もっとも身近にいるチューターは、彼らにとっては単なる教員であるだけではなく、社会の厳しさを伝える厳格な父であり、優しい母でありたいと常々考えていました。 また、私たち自身の未熟な部分を認めつつ、彼らと一緒に成長したい一心で、ともに4年間全力疾走してきました。 私たちの指導が彼らにどう伝わったのかはわかりません。
しかし、彼らの晴れやかな笑顔、涙を流し言葉をつまらせながら「ありがとうございました」と言ってくれた姿を目にしたとき、この4年間が無駄ではなかったと実感できました。
4月には新天地で作業療法士として働き始めます。また、我々も新たに12期生を迎えます。
8期生と過ごした日々を糧に、これからも学生に作業療法の素晴らしさを伝えつつ、学生自身がその素晴らしさを体現できるよう育てていきたいと思います。
最後になりましたが、8期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
またどこかでお会いできる日を楽しみにしております。
2010年3月15日
3月14日(日)に第17回延岡アースデイが開催されました。当日は約3,000人が参加し、県北24ヶ所でゴミ拾いや間伐、植樹、不法投棄撤去などの環境保全活動が行われました。九州保健福祉大学ボランティアセンターからも約50人(本学科から13人)が参加しました。朝7時30分に集合し開会式が行われた後、それぞれの活動場所に移動しました。
私たちはマイクロバスで移動し、北方町鹿川キャンプ場周辺で植樹をしました。初めて植樹を経験する学生がほとんどでしたが、地元やひめしゃらクラブの皆さんに教えていただきながら1本1本心を込めて樹木を植えていきました。
前週まで約1ヶ月に渡る学内実習を終えたばかりでしたが、広大な自然ときれいな空気の中で身も心もリフレッシュすることができました。
植樹後は山を散策し、お昼には地元の皆さんが作った豚汁やぜんざいをごちそうになりました。その後、地元のお子さん達と楽しいひと時を過ごしました。
地元、ひめしゃらクラブをはじめ関係者の皆さん、ありがとうございました。
2010年3月 3日
つい先日新年を迎えたと思っていたら、気がつけば4年生の国家試験も終わり3月に突入しました。
大学ではこの時期、在学生は春休み、4年生は追い出しコンパや引っ越し・卒業旅行など、新しい春を感じさせるイベントが盛りだくさんです。
しかし・・・作業療法学科の在学生には休んでいる暇はありません!
毎年2月中旬からの4週間は、3年生の評価シミュレーション実習、1年生はその見学、2年生は臨床見学実習(1週間×2施設)が行われるため、1~4年生は実習に追われる日々に突入します。
評価シミュレーション実習とは患者役の教員を学生が実際に評価する実習で、教員は患者役以外にも臨床実習指導者・医師・看護師など一人4~5役を演じます。
本来であれば学生と一対一で指導したいところですが、さすがに一人の教員で対応できる学生数には限界がありますので、4~5人のグループを編成し身体障害領域・精神障害領域・発達障害領域・老年期障害領域の4分野を経験してもらっています。
学生はただ評価するだけではありません。
臨床実習指導者役の教員からの指導や患者様への対応(接遇)や社会人としての礼節など、実際の実習に近いイベントを取り入れています。
評価の目的や方法は講義で習っているものの、それを行動に移すためには色んなことを考えなくてはなりません。
しかも評価で得られた情報を整理して患者様の状態像を的確にとらえ、目標を設定しリハビリテーションプログラムを立てるという一連の作業は、学生にとってはとても大変なことです。グループディスカッションではさまざまな意見が飛び交い、ついつい時間が長引きます。
しかし、4年生になれば実際に病院・施設に赴き対象者の評価とリハビリテーションを行わなければなりません。
ある意味、本学科での4年間の学生生活の中でも最大の山場のひとつを彼らがどう乗り切るか。
4週目に突入し教員も疲労困憊しておりますが、学生はもっと辛い体験をしていると思います。
厳しく指導しつつ、彼らの成長を見守る毎日です。
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