巣立ちのとき

2010年3月20日

去る3月19日、学位記授与式が挙行されました。いわゆる「卒業式」にあたる行事です。

 

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私は、このたび晴れて卒業した8期生のチューター(担任)として、4年間苦楽をともにしてきました。むしろ、彼らに厳しく接してきた私の存在こそが、彼らにとっての「苦」そのものであったかもしれません。

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しかし、それも彼らを思ってこそのことです。

 

社会に出れば、もっと厳しい人、辛い出来事に遭遇します。もっとも身近にいるチューターは、彼らにとっては単なる教員であるだけではなく、社会の厳しさを伝える厳格な父であり、優しい母でありたいと常々考えていました。

 

また、私たち自身の未熟な部分を認めつつ、彼らと一緒に成長したい一心で、ともに4年間全力疾走してきました。

 

私たちの指導が彼らにどう伝わったのかはわかりません。

 

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しかし、彼らの晴れやかな笑顔、涙を流し言葉をつまらせながら「ありがとうございました」と言ってくれた姿を目にしたとき、この4年間が無駄ではなかったと実感できました。

 

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 4月には新天地で作業療法士として働き始めます。また、我々も新たに12期生を迎えます。

8期生と過ごした日々を糧に、これからも学生に作業療法の素晴らしさを伝えつつ、学生自身がその素晴らしさを体現できるよう育てていきたいと思います。 

 

最後になりましたが、8期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

またどこかでお会いできる日を楽しみにしております。

 

 

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