2010年3月 3日
つい先日新年を迎えたと思っていたら、気がつけば4年生の国家試験も終わり3月に突入しました。
大学ではこの時期、在学生は春休み、4年生は追い出しコンパや引っ越し・卒業旅行など、新しい春を感じさせるイベントが盛りだくさんです。
しかし・・・作業療法学科の在学生には休んでいる暇はありません!
毎年2月中旬からの4週間は、3年生の評価シミュレーション実習、1年生はその見学、2年生は臨床見学実習(1週間×2施設)が行われるため、1~4年生は実習に追われる日々に突入します。
評価シミュレーション実習とは患者役の教員を学生が実際に評価する実習で、教員は患者役以外にも臨床実習指導者・医師・看護師など一人4~5役を演じます。
本来であれば学生と一対一で指導したいところですが、さすがに一人の教員で対応できる学生数には限界がありますので、4~5人のグループを編成し身体障害領域・精神障害領域・発達障害領域・老年期障害領域の4分野を経験してもらっています。
学生はただ評価するだけではありません。
臨床実習指導者役の教員からの指導や患者様への対応(接遇)や社会人としての礼節など、実際の実習に近いイベントを取り入れています。
評価の目的や方法は講義で習っているものの、それを行動に移すためには色んなことを考えなくてはなりません。
しかも評価で得られた情報を整理して患者様の状態像を的確にとらえ、目標を設定しリハビリテーションプログラムを立てるという一連の作業は、学生にとってはとても大変なことです。グループディスカッションではさまざまな意見が飛び交い、ついつい時間が長引きます。
しかし、4年生になれば実際に病院・施設に赴き対象者の評価とリハビリテーションを行わなければなりません。
ある意味、本学科での4年間の学生生活の中でも最大の山場のひとつを彼らがどう乗り切るか。
4週目に突入し教員も疲労困憊しておりますが、学生はもっと辛い体験をしていると思います。
厳しく指導しつつ、彼らの成長を見守る毎日です。
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