2013年4月

弾力包帯の巻き方演習

2013年4月22日

今日は義肢学の授業(3年生)のひとコマの紹介です.

 

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手足を切断した患者さんがつける義手や義足をひとまとめにして義肢と言います.写真は前腕切断用の義手で,上がフック型,下がハンド型です.いずれも,筒の形をしたソケットという部分に切断端を差し込んで装着します.

 

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しかし,手術が終わったばかりの切断端は,腫れていたり形が不規則だったりするのでソケットには入りません.切断端はきれいな卵形でなくてはなりません.そこで,弾力包帯を巻いて少しずつ卵形になるよう形作っていくのです.

弾力包帯は切断端の先端から巻いていきます.最初はきつく,肘に近づくにつれて緩くなるように,そして包帯の重なりがジグザグになるように巻いていきます.写真は学生同士の演習です.拳の上から巻いていますが,実際の切断端に巻くよりも難しいのでかなり苦労しています.

 

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教室の全景です.切断の術式や断端管理などの理論中心の講義ばかりだと眠たくなるかもしれませんが,演習はみんな楽しそうです.これで巻き方はわかりました.だけど,「わかっている」ことと「できる」ことは同じではありません.練習して「できる」ようになる必要があります.こんな技術が山ほどあります.学生は大変です.でもみんな頑張っています

 

(文責:立石)

ロックな生き方

2013年4月15日

私は栗原清志(忌野清志郎)さんのファンです。いままで2回、コンサートに行ったことがあります。1回目は今から約30年前に今は無き、宮崎市民会館で開かれました。このときはダブルデート的なもので、2組のカップルで行きました。大音響で、コンサートの後しばらく難聴状態だったことを覚えています。2回目は約20年前で、県立芸術劇場の小ホールで開かれたコンサートでした。観客は40人くらいで、目の前5 mくらいのところで、ほとんどアコースティック状態の演奏でした。一応観客用にパイプ椅子が用意されていましたが、コンサートが始まると同時に全員総立ち状態でしたが、連れの女性の乗りが実に悪かった。

あの娘らは、今はどこに行ったのだろうか。ちゃんと夫のもとに行ったのでしょうか、それともヨン様それともフラのもとに行ったのかもしれさせん。ロックな生き方を目指していますが、なかなかうまくゆきません。栗原清志さんの本が参考になります(図参照)。何カ所か抜き書きします。ご覧下さい。

 

・それにしても、君はこんな夜に僕を一人ぼっちにしておくなんて素晴らしい女だと思うよ(p15)。

 

・俺みたいに君に恋に落ちているようなイカシた奴は一人もいない。俺はとてもイカシてるんだ。いつもゴキゲンなんだ。圧倒的な自信に満ちあふれている。そうさ、君に恋しているからさ。ずっと待ってるよ。よーし、大物を釣り上げるぞ。そしたら、きっと君は僕の部屋に来てくれるだろう(p21).

 

・ああ、俺ははげしい男なのか。それで君は引いてしまうのか。こっちにこいよ。ああ、何てことだ。トサカにきちゃうよ。水だ。水をくれ。心を静めよう。うるおいをくれ。お前がすべてなんだ(p22)。

 

・失礼する。また会おう。お前のことをこんなにも愛しているんだ(p30)。

 

・失礼する。しばらくは君の近くにいるはずだ。こんなにも君を愛しながら(p31)。

 

・時代は変わったらしいが人間の心なんて変わっちゃいない。もちろん俺があの女を想う気持ちは相変わらずギンギンに燃えているぜ。何もこの俺の愛を変えることはできない。ますます強く燃えさかる(p50)。

 

・本当にみんなに言いたいことは自分から死ぬ必要はないぜっていうことなんだ。いいかい?自分で自分を殺すことはないぜ。どうせ、いずれ俺たちは死ぬんだ。誰でも時がくれば死ぬんだよ(p55)。

 

・そもそもクルマが汚れていることを恥じる必要はない。汚れた理由があるなら、クルマの汚れは勲章のようなものだ。イギリスやドイツに行ってみろ。ピカピカに洗われたクルマに乗っている奴なんて一人もいないぜ。日本人だけだ。クルマにも抗菌塗装でもするんだな(p64)。

 

・それにしても、この国は恥ずかしい国だ。政治家が数の理論だけですべてを決めてしまうんだ。こりゃあ21世紀には戦争が始まるぜ。おちおち夢も見ちゃいられねえぜ。みんなが音楽を愛していれば、こんなことにはならなかったのにな。クソみたいな商業音楽が流行してやがる。奴らの耳は腐ってるよ(p74)。

 

・苦しみのない人生なんてきっとつまらない人生だからね(p84)。

 

・ザ・バンド 「月が一時を打った」(栗原さんおすすめのアルバム) (p84)

 

・禁止用語→いきいきとした生の言葉を全部言えないようにした→そのころからこの国はおかしくなった。ヤクザをヤっちゃん、SEXをエッチ→そして人々はどんどん軽くなっていった。小学生なのに自殺するなんて俺には信じられない。死も学校も親もカッパエビセンやキャラメルコーンみたいに軽くなった(p87)。

 

今日は、これで失礼する。君のことをこんなにも愛しながら。次回に私のブログの当番がきたら、続きをやります。

(文責:園田)

 

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入学宣誓式が執り行われました

2013年4月 7日

今年度の入学宣誓式が執り行われ、作業療法学科では44人の新入生を迎えることとなりました。

 

真新しいスーツに身を包み、少し緊張した面持ちで話を聴く姿にフレッシュさを感じました。こうしてみると、やはり先日の学位記授与式での4年生は堂々としたものでした。

 

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彼らも同じように、4年間で成長を遂げていくことでしょう。教員としてとても楽しみです。

 

ところで毎年のことなのですが、不思議なもので、入学年度ごとにクラスの雰囲気・特色が異なることに気付きます。

 

大人しいクラス、元気にあふれるクラス、真面目なクラス、少しおふざけの多いクラス…本当にさまざまです。

 

今年の新入生のカラーはまだ分かりません。ですが、第一印象としては、「人の話を聞く姿勢」「挨拶」についてはとても良いなと感じました。

 

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作業療法士になるのですから、当然勉強は大事です。ですが、挨拶や傾聴する態度など、人として当たり前のことを当たり前にできることはもっと大事です。

 

そういう意味では、今年の新入生は期待が持てるのではないかと思います。

 

自己紹介の抱負でも、「国家試験に必ず合格する」という声がたくさん聞かれました。作業療法士になるという目標を現実のものにできるよう、共に歩んでいきましょう。

 

4年間、よろしくお願いします。

 

(文責:田中)

学士候補生宣誓式・作業療法園芸技法臨床実践

2013年4月 5日

作業療法学科を含む保健科学部4学科の4年生が、「学士候補生宣誓式」に参加しました。


 

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参加した4年生は、多数のマスコミの取材や式典の厳かな雰囲気で緊張気味でしたが、小川学科長から「学士候補生」のシンボルとなる金色?の房をチャップにかけてもらうと、皆とても嬉しそうでした。また、最初はなかなか着こなせなかったスーツも、時間が経過するごとに上手に着こなしているようでした。

 

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みなさん笑顔がステキでバッチリきまってますよ!

 

本日は、3年生までの単位の修得により、「園芸療法士」の認定資格証書の授与式も執り行われました。小川学科長から訓示を頂き証書と副賞を受け取った学生さんはとても嬉しそうでした。また、今年は3年ぶりにJAUCB会長推薦の優秀学生の該当者がおり当該協会から表彰されました。

 

写真は、3月の作業療法園芸技法臨床実践の様子です。

宮崎県はまだインフルエンザの注意報が解除されていませんので、手指消毒の徹底とマスク着用が義務付けられている病院・施設が多いようです。

 

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そんな中で、患者さんがついつい立ち上がって作業されたり会話に夢中になったりされていたので、学生たちのアプローチは促しが素晴らしかったのだと思います。

 

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新4年生は、このような実践活動に本当によく参加してくれて、実力をつけてきてくれています。これらが医療者として社会人としてそして人間として成長する糧になっていると期待しています。

 

今回無事証書を受け取った学生は、作業療法学科学生(OTS)兼園芸療法士として総合臨床実習に向かうことができます。総合臨床実習は長期間で大変ですが、皆さん頑張ってさらに成長して帰ってきてください!

(文責 小浦)