弾力包帯の巻き方演習

2013年4月22日

今日は義肢学の授業(3年生)のひとコマの紹介です.

 

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手足を切断した患者さんがつける義手や義足をひとまとめにして義肢と言います.写真は前腕切断用の義手で,上がフック型,下がハンド型です.いずれも,筒の形をしたソケットという部分に切断端を差し込んで装着します.

 

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しかし,手術が終わったばかりの切断端は,腫れていたり形が不規則だったりするのでソケットには入りません.切断端はきれいな卵形でなくてはなりません.そこで,弾力包帯を巻いて少しずつ卵形になるよう形作っていくのです.

弾力包帯は切断端の先端から巻いていきます.最初はきつく,肘に近づくにつれて緩くなるように,そして包帯の重なりがジグザグになるように巻いていきます.写真は学生同士の演習です.拳の上から巻いていますが,実際の切断端に巻くよりも難しいのでかなり苦労しています.

 

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教室の全景です.切断の術式や断端管理などの理論中心の講義ばかりだと眠たくなるかもしれませんが,演習はみんな楽しそうです.これで巻き方はわかりました.だけど,「わかっている」ことと「できる」ことは同じではありません.練習して「できる」ようになる必要があります.こんな技術が山ほどあります.学生は大変です.でもみんな頑張っています

 

(文責:立石)

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