2017年10月

言語発達障害学演習でのひとこま

2017年10月31日

こんにちは。

11月に入り、今年もあと2ヶ月となりました。

温かい鍋が美味しい季節ですね、皆さんはもう鍋は食べられましたか?私はさっそくキムチ鍋を2回食べました!

さて今回は私たちが現在、言語発達障害学演習で学んでいる検査の1つ「WISK-Ⅳ(ウィスクフォー)」について紹介します。

この検査は、5歳0ヶ月~16歳11ヶ月の子どもを対象とし、

子どもの知能を個別に精密に診断し個人内差を明らかにすることを目的としています。

検査時間はやや長め60~90分くらいかかります。

内容は大雑把に言うと知能について以下の4つの側面を見ます。


・ 言葉の理解

・ 知覚推理(視覚的な情報を取り込み、各部分を関連づけて全体としてまとめる能力)

・ ワーキングメモリー(新たな情報を記憶,短期記憶に保持、処理する能力)

・ 処理速度(複数の情報を処理する能力)


検査の際には、もちろん検査を正確に行うことは重要ですが、

それと同じくらい重要なこととして、子どもの不得意な部分だけを見てはいけないということがあります。

その子どもの得意な部分にも焦点を当てて、得意な項目はその後の訓練で伸ばし、少し不得意な部分はサポートすることの大切さを先生から教えていただきました。

 

今回の講義の中では、まず座学で検査の内容、やり方、評価の仕方を学習した後、生徒同士で実際に検査を行いました。

検査は後で評価するというものではなく、検査を行いながら、評価も同時に行わなければなりません。

その1つ1つの項目の評価が難しく、且つ、子どもをどう退屈させず、疲労感を与えないよう進めていくかにとても苦戦しました。

また、子どもへの配慮に加え、保護者の方へ寄り添うことも大切であると改めて実感しています。

今回の検査に習熟したとはまだ自信を持って言えませんし、

習得しなければならない検査はまだまだありますアワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ

近道はありません。とにかく練習あるのみ!!

みんなで励まし合い、協力しながらこれからも頑張っていきます!

(文責:2年 平林)

↓ 言語発達障害学演習(私たちは「げんぱつ」と呼んでいます)のテキストです。

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1年生による「問診のまとめ」の報告会

2017年10月27日

こんにちは。

少しずつ寒い日が続くようになり、コタツを出したり、厚着をしたりと寒さ対策が必要な時期になりますね。風邪をひかないように体調管理にも気をつけましょう。

 

さて、今回は先日の臨床実習の授業の様子を紹介します。

今回は、1年生による「問診のまとめ」の報告会でした。

問診とは、言語聴覚士が患者さんやご家族の方に質問をして、必要な情報を得ることです。

私たちも去年のこの時期に初めて報告会を経験しましたが、今回はどのような報告会になるのか楽しみでした。

 

  去年は5グループに分かれて10分ずつの発表でしたが、今年は成人と小児の2グループに分かれ、30分ずつでした。

30。少し長いと思いましたが、参加してみると、最後まで内容の濃い発表で、あっという間に時間が過ぎていました。

 発表の中で、寸劇のように、問診場面を短く再現したグループもありました。

質疑応答では、2年生から沢山の質問が出ましたが、1年生はどの質問もその場で応答していました。

 

 1年生にとっては初めての報告会にもかかわらず、1年生から学んだことがいくつかありました。

 

1年生も2年生も、これから臨床実習の授業も含め、全ての科目が益々難しくなってくると思います。1つずつ乗り越えていきましょう。

 

(文責:2年 久)

 

 

 

聴覚検査の演習

2017年10月18日

 

私は夏休みに延岡市幼児ことばの教室を見学しました。見学を通してより小児領域に興味が湧き、これからの勉強を頑張ろうという気持ちになりました。

そこで今回は小児領域にも関連の深い聴覚検査について紹介したいと思います。

聴覚検査と聞くと学校の身体測定などで経験してご存知の方が多いと思いますが、聴覚検査は、専門的には自覚的聴覚検査と他覚的聴覚検査の大きく2つに分かれています。学校の身体測定の聴覚検査はいわゆる自覚的聴覚検査の1つで、聞こえたらボタンを押すというように被検者自身が音を認知し、反応することが必要です。それに対して他覚的聴覚検査は被検者の応答に頼らず、主に生理学的指標により聴力を判定するため、新生児聴覚スクリーニング検査などに用いられることが多いです。

下の写真は自覚的聴覚検査の1つである標準純音聴力検査の演習活動の様子です。この検査は、聞こえてくる音に対する被検者自身の反応によって聴覚機能を評価します。オージオメータという精密計測器を用いて行います。オージオメータは高音・多湿、ほこり、振動、コード類の絡み合いや屈曲など様々なことに細心の注意を払って使わなければなりません。この検査はどのくらい小さい音が聞こえるかを調べることを目的としています。最大の特徴は、気導聴力検査(外耳→鼓膜→耳小骨→内耳)と骨導聴力検査(側頭骨→内耳)の伝導路の違う2つの検査を行うことで聞こえの問題がどこにあるか推測することができます。記録の仕方や検査音の提示の決まりなど注意すべきことはたくさんありますが、迅速かつ正確な検査を行うことが求められています。

 

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言語聴覚士は、標準純音聴力検査を含めた聴覚検査のほかにも幅広い分野の検査を実施し、個人の能力にあった訓練や支援を行わなければなりません。講義一つ一つに集中して自分のスキルアップを目指していきたいです。

(文責:2年・東)

 

後期開始!

2017年10月13日

こんにちは

長かった夏休みが終わり、授業が再開しました。

夏休み中は前期の復習や友達と遊んだりと自分なりに有意義に過ごせたのではないかと思っています。

また、9月には、病院見学や高齢者施設の見学などにも行きました。

私は小児の施設に行かせていただきましたが、職員の方々が障害のあるこどもとコミュニケーションをとる際に言葉以外のもの、例えば目線や表情などに注目され、こどもの要求をうまく読み取られていることに驚くとともに刺激を受けました。

普段できない体験をすることができ、これもとても有意義でした。

下の写真は臨床実習の授業にて、調べ学習をしている様子です。

 

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今回行った調べ学習は、一つの症例に関するプリントを読み、わからない単語(専門用語)についてきちんと説明できるようにノートにまとめました。

2年生になってから専門科目が増え、専門的な知識も増えてきたと感じていますが、いざ自分の口で説明しようとしてもうまく説明できないことがあります。

まだ知識として浅いということでしょうか。

今回の調べ学習を通して、不明確だった知識の復習をすることができたと同時に、実際の症例とも結びつけて考えることができましたよ!

(文責:戸高)