コンサートのすすめ

2018年4月11日

小・中学校や高校と大学の違いの一つに,儀式の数があります。小中高では,1学期は新任式とそれに続く始業式に始まり,入学式で新入生を在校生が迎えます。その後各学期の始業・終業式もあります。また,高校総体など大きなスポーツ大会の前には選手推戴式,そして優勝や入賞があれば賞状納め式などもあります。

2月から3月にかけては,学校における最大の行事と言ってよい卒業式があります。その前に,その学年の3年間の生徒の活動に対して,皆勤賞や各種団体からの生徒表彰を行う表彰式,同窓会入会式があって卒業式本番を迎えます。そして終業式(終了式)がありますが,3月末には教職員の異動に伴い,離任式で1年が終わります。

大学では周年行事が行われる場合もありますが,入学式(本学では入学宣誓式)と卒業式(学位記授与式)の2つが基本です。3月19日に4年生が卒業しましたが,4月6日に入学式(入学宣誓式)が挙行され新入生を迎え,2018年度も始まりました。教員一同,気持ちも新たに指導していきます。

 

さて,前回に続きコンサートの感想です。昨年⒓月とこの2月はささやかな贅沢をしました。それは,ベートーヴェンの同じ交響曲を月に2回聴くというものです。

12月は恒例の交響曲第九番『合唱』を延岡(16日)と福岡(24日)で聴きました。オーケストラは両日とも九州交響楽団で,延岡は「のべおか『第九』を歌う会」の主催,大分県立芸術文化短期大学の森口真司氏の指揮,地元及び宮崎県に縁のあるソリストたちと地元を中心とした合唱団による演奏でした。団員の高齢化や団員数の減少への対応がなされ,小学生も参加しての合唱でした。小学生を交えての合唱はそれなりに聴き応えのある演奏でした。アンコールは,『きよしこの夜』で,1年の終わりを実感しながらの演奏会でした。

それに対して,福岡は「九響 第11回 名曲 午後のオーケストラ」と銘打った演奏会で,指揮は音楽監督の小泉和裕氏,ソリストは声楽家や指導者として活躍している4人,合唱は九響合唱団を中心に九大男声合唱団や混声合唱団の人たちから構成されていました。鍛えられた合唱とオーケストラとソリストの演奏で,わざわざ福岡まで足を伸ばした甲斐のある演奏会でした。こちらは正真正銘の『第九』だけの演奏で,アンコールもなく純粋に『第九』の余韻に浸ることができました。

延岡の『きよしこの夜』は不要かというと,フル・オーケストラと一緒に『きよしこの夜』を歌って,「今年も色々あったけど,来年も頑張るぞ」という気持ちで家路につくのも良いのではないかと思います。

2月はベートーヴェンの『第7番』です。この曲は『のだめカンタービレ』で使用されて一躍有名になりました。2月12日,雪の福岡での演奏会を聴くきっかけは新聞記事でした。「フィルハーモニア福岡」というアマチュアのオーケストラによる『4番』と『7番』を延原武春氏が指揮するという内容でした。延原氏は独自の解釈による指揮者であり,私も『第九』をCDで聴きましたが,全曲を63分足らずで演奏する超スピードで驚きました(CD写真)。CDが登場したときの収録時間が74分となったのは,『第九』を1枚に収めるためであったと聞いたことがあります。そう考えると63分は短い。その指揮者がどのように『4番』と『7番』を振るのかが興味深くてチケットを購入しました。(何と,千円で交通費はその10倍です!)

 

 

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この演奏会の特徴は,指揮者による解説が演奏の前にあったこと,第1ヴァイオリン・第2ヴァイオリンそれぞれ8人がステージの左右に,ヴィオラ6人は指揮者の右手に,チェロ6人とコントラバス4人は左手に配置されていること,そして管楽器はすべて2人ずつの編成でした。アマチュアと言え,力のこもった演奏で充分に楽しめるものでした。特に,『4番』では「あっ,こんな表現もあるのだ」と驚いた部分もありました。

『7番』は上述の楽器配置が活かされて,第4楽章の弦楽器の動きを鮮明に聴くことができました。次回は,同じ指揮者によるシューベルトの『未完成』と『グレート』ということです。『グレート』は生では聴いたことがないので,都合がつけば是非足を運びたいと思う演奏でした。

そして,最後は井上道義指揮日本フィルの九州公演最終日です(日フィル写真)。楽団員が入場してコンサートマスターを見て,あれっ?と思ったのは見たことのある顔だったからです。自宅に帰って確認したら,元九州交響楽団のコンサートマスターを務めていた人でした。オーケストラにも異動があるのだということを実感した次第です。また,コントラバスの一人が春の選抜甲子園大会に出場した富島高校の濱田監督に似た人であったり,ピアノのソリストの反田恭平さんがアンコール(モーツァルトのトルコ行進曲)を非常に速いペースで弾いたのが印象的でした。

こちらの楽器の配列は第1・第2ヴァイオリン14人ずつが左右対称の位置,ヴィオラ(7?8)が第1ヴァイオリンの右側,チェロは第2ヴァイオリンの左側,コントラバス(7)はステージの右奥に位置するもので,福岡の倍近い編成で,圧倒的な迫力でした。

私はクラシックのコンサートに行った時は,まず楽器配列に注目します。また,小型のオペラグラスを持参します。演奏者の表情を見たり,楽譜台を見ると,アンコール曲の楽譜が準備してあったり,楽しいものです。

 

 

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ところで,福岡の演奏会では,第1ヴァイオリンの末席にヴァイオリンだけが置いてありました。最初は後から参加するのかと思っていましたが,最後までそのままでした。この演奏会での演奏を前に怪我か病気で入院,あるいはその舞台を果たせないままの人のための席だったのかなと思っています。

以上 臨床福祉学科 長友道彦 でした。

介護コースの国家試験

2018年3月30日

こんにちは。清水です。

延岡では桜の季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、3月28日に第30回介護福祉士国家試験の合格発表がありました。

介護コースの4年生は、無事、全員が合格です。(全国養成校新卒者合格率88.0%)

 

また、介護福祉士と社会福祉士を同時に受験した学生6名中5名がダブル合格という結果になりました。介護コースの社会福祉士合格率83.3%。(全国大卒新卒者合格率54.6%)

 

合格者の皆様、誠におめでとうございます!

毎日、大学で勉強していた姿を思い出します。

4月からは社会人として頑張ってください!

 

さて、新3年生、新4年生は「学部統一模試(社会福祉士・精神保健福祉士)」を開催中です。

今の実力はいかがでしょうか。

自分の実力を確認して、これから対策をしていきましょう。

 

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3月25日キャンパス体験デーを開催します

2018年3月 9日

皆様、こんにちは。
臨床福祉専攻の清水です。

臨床福祉学科では、社会福祉士(国)、精神保健福祉士(国)、介護福祉士(国)、高校教員免許(福祉)、公認心理師(国)、レクリエーションインストラクター等のうち、希望する資格が取得できる学科です。

(国):国家試験受験資格

 

今回、臨床福祉学科では高校1・2年生を対象に土日見学会の日に合わせて「キャンパス体験」を企画しました!
大学で学ぶ「福祉」や「心理」の授業などを実際に体験してみませんか?
大学での学習や生活、将来のこと等で、ご質問があれば学科教員が丁寧に答えます。
(この企画は、社会福祉学部のみの開催となっています。)

 

日時:平成30年3月25日(日)13:00~16:00
社会福祉学部は「土日見学会」のスペシャルデーとなります。

内容:
①学科説明
②福祉士ってどんな仕事?
③介護体験をしてみよう!
④心理テストで「私」をチェック!
⑤アニマルセラピーのためのドッグトレーニング
⑥キャンパス見学
⑦大学生活等の個別相談

 

資格のことを知りたい!
大学ってどんなところ?
少しでも興味があれば、25日にお越しください。
学科教員一同お待ちしております。

 

申込:九州保健福祉大学 入試広報室 土日見学会
フリーダイヤル: 0120-24-2447
http://www.phoenix.ac.jp/kengaku#contact

 

 

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無駄のすすめ

2018年2月23日

ブログの原稿を書きながら,「長友のブログは臨床福祉学科とどう関係するのか?」という疑問が生じているのではないかと危惧していますので,少々説明を…。

私は,本学で教員免許取得に関する授業を担当しております。教育に即効性を求める見解もありますが,私は,教育は時間のかかる仕事であり,教師は一見無駄と思えることにでも視野を広げておくべきだと思います。

私が過去に担任した生徒で不登校の傾向にある男子がいました。彼はトランペットが好きで,上手だったらしいのです。欠席している彼のもとへ家庭訪問して,出席状態のことや成績のことは抜きにして,まずは音楽の話をしました。それ以後,彼の状態が飛躍的に改善すれば,「スーパーティーチャーNAGATOMO」なのでしょうが,そうはならなかったものの,少しずつ改善して進級・卒業して行きました。後日談になりますが,姪の結婚式で,式場の応援スタッフとして賛美歌を吹いてくれている彼の姿があり,元気で頑張っているのだと喜んだ次第です。もし,私が音楽に興味がなく,彼との接点がなかったら…と思うと,ひょっとしたら彼の人生は変わっていたかも知れません。

また,私はクラスをオーケストラに擬えて考えることもありましたし,今もそうです。オーケストラの楽器の中で,演奏で(耳で)目立つのは第1ヴァイオリンです。弦楽器で目立つのはステージ後方で構えているコントラバスですし,その前に坐っている大きな楽器のチェロも分かりやすい。ヴィオラは?ヴァイオリンを一回り大きくしたもので,一見しただけでは判別しにくい。しかも音は縁の下的な役割が多いが,不可欠の存在である。管楽器では,フルートやトランペットは目立つ。オーボエ,クラリネットは?ファゴットは?ホルンは?パーカッションは?

色々な楽器がそれぞれの役割を果たしてオーケストラは成り立っている。学級(生徒)も同じだと思うのです。たまに耳にする話として,合唱コンクールがあります。優勝を目指すが故に,「自分は音痴だったから,口パクを命じられた」という人がいます。言語道断のことです。私だったら,その人には「普通に歌って良いよ」,他の級友には「~~さんに負けない大きな声で歌おうよ」と話すか,そう言ってくれる生徒が出てくるように根回しするだろうなと思います。クラスの生徒はそれぞれがかけがえのない存在だと思います。こうしたことからも,音楽(オーケストラ)は,私の教師としての生き方の原点の一つです。

また,教師という仕事は自分の専門とする分野に関する知識を深めていくことは勿論ですが,生徒たちに興味や関心を持って欲しい事柄に対するアンテナを広げておくことも大切なことだと思います。自分が読んだ本や映画・テレビドラマ,音楽,ニュース,新聞記事,さらには出逢った人などを紹介することは若い生徒たちにとっては必要なことです。生徒たちも取捨選択して,聞き流す生徒もいる反面,それをきっかけに変化が生じる生徒も出てくると思います。

このように考えると,色々な情報に対してアンテナを広げておくことは,人と接する仕事にはすべてに共通するのではないでしょうか。臨床福祉学科で取得できる資格には社会福祉士,介護福祉士,精神保健福祉士そして高校「福祉」免許などがありますが,これらはすべて生身の人を相手とする仕事ですから,専門的知識は言うまでもなく,一見無関係に思える様々な情報や知識を持っておくことも大切なことだと思います。

ということで,次回は⒓月・1月のコンサートの感想を書きます。

臨床福祉学科 長友道彦 でした。

実習報告会

2018年1月29日

 

昨年夏に社会福祉実習を終えた実習生の実習報告会を開催しました。

お世話になった実習先の指導者をお呼びし、実習後の事後学習も含めて、最後の実習報告です。

2年生の後期から実習の事前学習が始まり、1年半の時間をかけて終了します。この間、実習先選び、体験学習、事前学習、本実習、事後学習、報告会とたくさんのステップを踏んで学生たちは成長してきました。

どの学生もしっかりとした報告ができ、大きく成長できたことを実感しました。

 

報告会当日の様子
私の担当した高齢者分野では、報告会の企画・準備・運営をすべて学生中心でおこないました。

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2/3・4は社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験です。今、4年生は最後の追い込みをかけて勉強中です。

3年生は報告会を終えて、ほっと一息ついているところですが、今年1年国家試験合格を目指してさらなる成長を遂げてくれることを願っています。

臨床福祉学科 三宮基裕

「資格は大切」という実感

2018年1月26日

先日、本学もセンター試験の会場となり、私も試験監督をしました。受験生も大変ですが、実は監督も大変なのです。全国の試験会場どこでも同じように実施しなければなりませんので、受験手引きにある説明の一言一句も間違えてはいけません。試験開始、終了の時間も1分、1秒たりともたがえてはならないのです。不正行為と思しきことは徹底的にチェックします。そして受験環境にも最大限の注意を払わねばなりません。手違いがあればそれが全国ニュースになり、世間の非難の的にもなります。とある大学では、試験監督が居眠りをしていびきをかき、それが静謐は受験環境を乱したということで、ニュースで取り上げられていました。本学はトラブルもなく、無事に済みほっとしました。

 

翌日の新聞に試験問題が掲載されます。私の受験時代は、いわゆる受験戦争まっただ中でしたので、それなりに勉強しました。でも、今や試験問題を見ても解けなくなっています。それを解いている受験生たちを見ると、すごいなと思ってしまいます。彼ら/彼女らはセンター試験の後に大学ごとの試験に臨んでいくわけですが、希望の大学に入れるよう、頑張ってほしいものです。

 

多くの人たちはこのセンター試験の結果によって私大へ行くか、国立へ行くかを決めるのでしょう。私大である本学と本学科の宣伝を少し。本学の目標は「社会に有為な人材を養成する」ことです。これを我々の学科の目標に置き換えると「資格を持った多くの学生を世に送り出す」となります。当学科では社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、公認心理師(準備中)の国家資格が取れます。

 

「資格」の強みはなにか。それは「一生もの」であることです。年をとっても体が動けば、ずっとそれを使って働き続けることが出来るのです。このうちの一つ、できる学生は二つもとれば、なんとか食うことは心配しないで生きていけるでしょう。実はこれがとても大切なのだと実感しています。なぜか。私自身、定年が近くなり、もうじき新たな仕事探しをしなければなりません。当学科で教員をやっていますが、私はこれらの資格を持っていないのです。いくつかの大学、大学院を出ているので、学歴は高いですよ。でも、これは高齢者の仕事探しにはあまり役立ちません。今更ながら、「資格」を取っておけばよかったと後悔しています。生きていくには「学歴」じゃないよ、「資格」だよと多くの人に声を大にして言いたい!!

大学選ぶときに、頭の片隅にでも入れておいていただければ幸いです。

 

文責 秋葉 敏夫

沖田ダムから交響詩曲「伊東マンショ」を想う

2018年1月 9日

あけましておめでとうございます。今年の年賀状で嬉しかったことは,音信が途絶えていた教え子から結婚・出産して母親になったという内容でした。高校2年の時に受け持った生徒でしたが,残念ながら不登校状態になり,通信制高校へ転学した生徒でした。色々苦労した分,幸せになって欲しいと思っています。

さて,レコードやCDを買う時にちょっとした興味・関心から買ったのに,思いのほか気に入って,お買い得感を覚えたことがあります。通常のコンサートの場合は,前もって演奏される曲をCDで聴くことができるので,さほどの当たり外れはありません。ただ,新作の初演だと全くの白紙の状態で聴くことになります。一昨昨年(2015年)の⒓月,宮崎県中央部の川南町において開催されている『モーツァルト音楽祭』で,『合唱・オーケストラ・ソプラノ独唱のための 交響詩曲「伊東マンショ~時を超える祈り~」』を聴きました。宮崎を代表する歌人であり,若山牧水の研究者そして俳優の堺雅人氏の恩師としても知られる伊藤一彦氏が伊東マンショを題材に作った短歌に,平成音楽大学学長の出田敬三氏が作曲しての初演でした。伊藤氏とは同じ高校で勤務したこともあり,教科も同じ社会科でしたし,さらに宮崎県ゆかりの人物で教科書に登場している数少ない1人である伊東マンショを詠んでいるということ,さらに音楽祭の実行委員会の会長を学校評議員にお願いしたこともあって聴きに行ったのでした。

結果は?考えていた以上に素晴らしい出来映えで,興奮を覚えながら延岡に帰ったのを覚えています。作曲者の出田敬三氏の名はメロディ・メーカーとして私の頭にインプットされました。すると,その後のテレビで甲子園の高校野球を見ていたら,熊本代表として出場している秀岳館高校の校歌もきれいな旋律で出田氏の作曲でした。

勿論,一昨年の音楽祭にも聴きに行き,感動を新たにしたところでした。昨年(2017年)は,伊東マンショゆかりの西都市でも演奏されることは情報を入手していましたが,確実な日程を確認しないまま,判明したのは演奏会が終わってからのことでした。そうした中,11月下旬の朝日新聞に「苦難の旅路描く交響詩曲が完成」の見出しで,熊本での国内初演奏が紹介されていました。川南での2回の演奏に序曲が加えられ,所謂完全版の初演になるわけで,「聴かない訳にはいかない」と思い,チケットを予約しました。午前7時30分の特急バスに乗り,熊本へ向かいました。寒波の影響で五ヶ瀬から高森あたりにはうっすらと雪が見られ,阿蘇の山並みは雪化粧でした。また,西原村あたりでは仮設住宅を目の当たりにして地震の影響の大きさを実感しました。

さて,コンサートです。私は『合唱・オーケストラ・ソプラノ独唱のための 交響詩曲「伊東マンショ~時を超える祈り~」』を聴きたくて会場に行ったのですが,会場で初めてその他のプログラムを知りました(写真 プログラム)。

 

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学園創立45周年記念 熊本地震復興コンサートとして,『2017 華麗なる音楽の祭典』と銘打った演奏会でした。2部構成の内容は,Ⅰ部が協奏曲(指揮していたのは都城泉ヶ丘高校での教え子),Ⅱ部が独唱・合唱・オーケストラで,『交響詩曲』はⅡ部の冒頭でした。川南との違いは,序曲が加わっていること,何よりも合唱の数です。250名近い大合唱団です。まさに圧倒された演奏でした。この交響詩曲は名曲の名に恥じないものだと思います。昭和以降に作曲された曲で3回以上生の演奏を聴いているものに映画『砂の器』の「宿命」がありますが,それに匹敵する作品です。

交響詩曲が終わり,席を立つことも考えましたが,『蝶々夫人』の「ある晴れた日に」は生で聴いたことがなかったし,長崎・佐世保公演記念曲「長崎は今日も雨だった」はどういう編曲(オーケストレーション)なのかが気になり,聴き続けました。「ある晴れた日に」はさておき,「長崎は今日も~」が始まった時こそ,(場違いでしょう)と言いたげなかすかな苦笑が聞こえましたが,曲が進むにつれて大合唱団とオーケストラの演奏に引き込まれていき,終わったら大きな拍手でした。私は,ひょっとしたら翌日の佐世保には前川清さんがサプライズ・ゲストとして登場するのはないかと想像しましたが,どうだったのでしょうか?

そして最後は,「我がこころのふるさと“熊本”を讃えて」として,『おもいで宝箱』が演奏されましたが,これは熊本の人たちにとっては馴染みのある曲らしくて,私の隣の人を含め会場の人たちも歌っていました。これだけでも充分に楽しめた演奏会でしたが,さらにアンコールが続きます。1曲目は,時節柄「もろびとこぞりて」。出田氏の編曲は曲の終わりに,一瞬クリスマス曲のメドレーかなと思わせる「ジングルベル」と「きよしこの夜」の旋律が顔を見せる洒落たものでした。2曲目は童謡の「ゆき」。そして,本当のフィナーレは,ウィーン・フィルの『ニュー・イヤー・コンサート』の定番の「ラデッキー行進曲」で,会場のみんなが(私も)手拍手をして盛り上がって終わりました。

コンサートが終わったときに,私の横に坐っていた3人家族の高校生らしき男の子が「明日も佐世保に行こう」とその親に話しかけましたが,私も同感でした。ただ,その準備をしていなかったので,追っかけはしませんでしたが,その価値は十分にある演奏会でした。音楽(クラシック)が好きで良かったなぁと感動を覚えた演奏会が何回かありますが,今回の演奏会もそれに加わることになりました。

 

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(おまけ)ちょっと嬉しかったこと。

1 熊本へのバスの中で,お祖母ちゃんに連れられた幼稚園児の女の子のおしゃべりが続き,お祖母ちゃんが何回か「静かに」とたしなめていました。熊本市内で降りるときに,お祖母ちゃんが誰に言うともなしに「(孫がうるさくて)すみませんでした」と言いながら降りて行きました。(イエイエ,どういたしまして。子どもはあんなものですよと思ったところでした。

2 コンサート主催の平成音楽大学にチケットを予約して当日受け取った際に,印刷ではあるけれども,写真のようなコメントがあったこと(写真  封筒)。

 

 


  

 

以上,臨床福祉学科の長友道彦でした。

平成29年度 インターンシップ報告会

2017年12月 8日

臨床福祉学科の日田です。

 12月2日(土)にインターンシップ報告会を実施しました。報告会に先立って、インターンシップの受け入れ先でもある、障がい者の就労移行支援事業所、ひかり工房の矢野施設長に講話を頂きました。


学生たちに講話をする矢野施設長

 

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矢野施設長は自らが障がい(身体障がい)者になって、障がいを受容し、その後障がい者スポーツに打ち込むまでの経緯を赤裸々に話してくださいました。学生たちも真剣に聞き入っていました。今でも障がい者スポーツの活動に精力的に関わっていらっしゃる矢野施設長の姿に学生たちも勇気付けられたことと思います。

 矢野施設長の講話のあとは、今夏実際にインターンシップに行った学生12名が、自らの体験をプレゼン形式で発表してくれました。

 インターンシップ先は、社会福祉協議会や精神科の病院、有料老人ホームなど医療、福祉関係や、温泉、プール、ホテル、外食産業など幅広く様々です。

 

 インターンシップでの体験を発表する学生

 

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5日間という短い期間でのインターンシップでしたが、報告する学生一人ひとりから、今後自分が何をするべきか具体的な方向性が見えてきていると感じました。来年度もたくさんの学生がインターンシップに参加してくれることを期待しています。

 

 報告会を終えて

 

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教育講演会・地区別懇談会開催in本学

2017年10月16日

こんにちは。臨床福祉学科の清水です。

 平成29年9月16日に学校法人順正学園教育講演会総会及び地区別懇談会が本学で開催されました。

 

 今回は、地区別懇談会の様子を少しだけご紹介いたします。

 臨床福祉学科では、昨年度卒業した東倉希望さんをお迎えして卒業生体験談発表がありました。

 

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東倉さんは現在、宮崎県社会福祉協議会で社会福祉士として働いています。

大学時代の4年次の体験談として、国家試験対策の話、就職活動の話などをしてくれました。

国家試験対策では、参考書を1冊に絞って、毎日大学にきて朝から夜まで演習室で仲間と問題を出し合いながら勉強したこと。参考書のどこに何が書いてあるかわかるようになるまで勉強すれば合格できること。

就職活動では、キャリアサポートセンターの職員や教員にサポートを受けながら乗り越えたこと。などなど。

現在は、大学で学んだことが活かせる仕事をしており、同じ福祉を学んだ大学の仲間と時々話して仕事の活力になっているとも話していました。

 

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そのあとは、担当教員と保護者の方々との懇談会を行いました。

本学では、このように保護者の方と学生のお話をする機会を設けています。

成績のこと、学生生活のこと、就職活動のこと、資格のことなど、一人ひとり心配されていることをお話ししました。

保護者の皆様、台風前の雨の中お越しいただき誠にありがとうございました。

今後とも学生へのサポートを行っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

後期が始まりました !!

2017年10月11日

 

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みなさん、朝晩肌寒くなってきましたが、

いかがお過ごしでしょうか。

宮崎は、昨日は蒸し暑かったのに、

今日はすっかり秋めいています。

学内では、真っ赤なヒガンバナが

あちこちに咲いています。

 

いよいよ後期が始まり、

学生たちが戻ってきました。

 

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直前には、前期の成績発表があり、1年生にとっては、

初めてのテスト結果でした。

ホッとしたり、ガッカリしたりもしたようですが、

ひと山越えて、学生生活にも溶け込んできました。

そして、気持ちを新たに、

それぞれの希望の資格取得のために

また歩み始めました。 

 

 

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夏休み中に、3年生は社会福祉士の実習、

4年生は精神保健福祉士の実習を済ませました。

楽しいことも苦しいこともご迷惑をかけてしまったことも

あったようですが、学内では前期よりもシャキッとして、

ひと回り大きくなったように見えています。

実習先の指導担当者をはじめ職員の方々には、

本当に感謝しています。

 

 

これから4年生は、本格的な就活(福祉関係のピークはこれからです)と

1月末の国家試験に向けた勉強を始めます。

それ以外の学生(中には4年生もいますが)は、学園祭の準備です。

 

今年の学園祭は、11月4日(土)・5日(日)です。

お時間がありましたら、お誘いあわせの上、遊びにおいでください!!


文責:田中陽子