怪我の功名? 瓢箪から駒

2019年2月 5日

NHKテレビの『ガッテン』の司会者の立川志の輔さんの新作落語に『はんどたおる』という演目があります。スーパーに買い物に行った妻が,「3千円以上お買い上げの方にハンドタオルプレゼント」に惹かれて,3千円にするために550円分シュークリームを購入した(しかも賞味期限は当日)ことから展開される傑作です。これを聴いて私は大笑いしたのですが,よく考えてみたら自分も同じ事をやっていたという話です。


前回,リック・ウェイクマンのCDについて書きました。その時オンラインショップで3千円以上500円引きというクーポンを持っていたために3千円以上にするために一番安いCD1080円を同時に注文しました(前回のブログでは300円と書きましたが,手元の領収を見ると500円でした)。
1976年5月にデビューしたアップルズという日本の姉妹3人組のCD『THIS IS APPLES』(CDSOL-1621 写真1)です。

 

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これを購入するに至った経緯を考えると,人間の記憶が行動に及ぼす影響の面白さにつながるのではないかと思います。まず,安価でなければならない。リック・ウェイクマンのCDが2400円でしたので,3千円にするためには,安いに越したことはない。そこでオンラインショップで調べていくと,このCDに目が行きました。それは編曲者の中に穂口雄右氏と前田憲男氏の名を見たからです。前田氏については以前書きました。穂口氏はあのキャンディーズへの作品(「年下の男の子」,「春一番」など)提供者として知られていますが,実はそれ以前の彼のオルガン奏者としての演奏に注目したときがあります。所謂GS時代にアウト・キャストというグループから津々美洋とオール・スターズ・ワゴンというバンドに移った作品を聴きました。
このバンドが日本コロムビアから出したアルバム『エレキ・ギター・ヒット速報』第一集(JPS-5145 写真2)の中の「君だけに愛を」と「思い出のカテリーナ」でのオルガンのソロ演奏は才能を感じさせる出来で,それこそワクワクさせる演奏でした。

 

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特に前者のソロパートは30秒以上にわたるアドリブでした。その後しばらくして,キャンディーズの作品に彼の名前を見つけたときに,「なるほど,才能が花開いたのだ」と納得したのでした。その彼が参加している無名のアップルズというグループに関心を持ったのが2つめの理由です。3つめは収録曲に「ひげのおまわりさん」を見たからです。昨年読売新聞の『時代の証言者』で「サッちゃん」や「いぬのおまわりさん」の作曲者大中恩さんが取り上げられ,昨年末に亡くなられていたので,「ひげのおまわりさん」→「いぬのおまわりさん」と連想して,「いぬの~」の編曲版かと思ってしまったのでした。

 

この3つの理由から購入しただけに,リック・ウェイクマンのCDは3~4回も聴いたのに,こちらは開封もせずにそのままでした。そして,たいして期待もせずに聴いてみると,驚きました。1枚で3回楽しめるCDです。まずは,確かな歌唱力。添付の解説によれば,78年にはグループ名をEVEと改め,スタジオ・ミュージシャンとして活動し,(女性コーラスの入ったCMソングはほぼEVEが歌っている)ほどの実力。2番目は提供された楽曲の出来のよさ。キャンディーズに歌って欲しかったと思わせる曲もあります。ただ,キャンディーズよりも上手いかな。そして,当時を反映したディスコ・サウンド。ボーナス・トラックとしてカラオケ4曲が収められていますが,歌無しで充分に楽しめる演奏です。これで1080円は安く,お買い得でした。結果的に今回の題の『怪我の功名? 瓢箪から駒?』ということになりました。

 

「ひげのおまわりさん」は? 「おまわりさん」→警察官→警部で,「ペッパー警部」の延長線上の作品でした。大中先生,ごめんなさい。

 

改めて考えると,リック・ウェイクマンのCD=2400円の出費で済むところを2980円支払った訳ですので,結果的には余計な出費だったことになります。志の輔師匠の落語を聞いて笑っていた自分が恥ずかしくなる話でした。ただ,1枚で3回楽しめるCDだったことがせめてもの救いです。

 

大学は学生たちの後期試験も終わり,3月19日(火)の学位記授与式(卒業式)に向けて各種表彰者の選考も始まりました。また,中期・後期の大学入試も行われます。まだまだ間に合います。一緒に学びましょう。

臨床福祉学科 長友でした。

「禍福は糾える縄の如し」の新年

2019年1月23日

あけましておめでとうございます。「平成」最後の新年もあけました。本年もよろしくお願いします。私事ですが(私の担当はほとんどが私事なのですが),このお正月はまさに「禍福は糾える縄の如し」でした。

2日は20歳違いの教え子たちとの同窓会で楽しいひとときを過ごし,3日に長女の家族も帰省し,全員そろっての新年会,そして4日には11月から出産のために里帰りしていた次女が初めて長男を出産して,めでたさのピークを迎えました。ところが長女の家族が帰った後,残された者達に咳が出始めました。まさに「カゼとともに去りぬ」でした。実際にはインフルエンザだったようで,予防接種をしていなかった妻が罹患してしまいました。そして出産後わが家に帰ってきた次女と赤ちゃんでしたが,赤ちゃんに発熱・嘔吐症状が出て,12日未明救急救命センターへ運びました。幸いインフルエンザではなかったようですが,生後一週間足らずで採血,レントゲン,点滴を受け,大事を取り2日間の入院でした。恐らく彼が大きくなってから「お前が生まれたときは…」と語り草になるのではないかと思います。しかし物は考えようで,これだけ病院のお世話になればこの後しばらくは病院にかかることもないのではないかと期待しています。また,ことわざの「禍福は糾える縄の如し」も幸福の絶頂にあっても,不慮の対応を怠るなという警告とも受けとめられます。

さて,今年最初に購入したCDについて書きます。クラシック以外の楽曲で私が一番好きな曲は「アメイジング・グレイス」です。この1曲のために購入したレコードやCDはたくさんあります。今回リック・ウェイクマンのピアノ曲を集めたCDにこの曲が収録されているのを知り,購入を予定しました。リック・ウェイクマンと言えば,知る人ぞ知るロックバンド「イエス」のキーボード奏者です。それだけに興味・関心が強かったのです。ちょうどネットのオンラインショップで3千円以上300円引きというクーポンを持っていたために,3千円以上にするために一番安いCDも同時に注文しました。

結果は?リック・ウェイクマンの作品は予想以上の出来でピアノによる「アメイジング・グレイス」の素晴らしさだけでなく,それ以外ではチャイコフスキーの『白鳥の湖』のピアノ・バージョンなど秀逸の作品が多く収録されており,買ってよかったと思わせる出来でした。数合わせで買ったもう一枚は?これについては,次回書くことにします。

1月になり,大学では1月9日(水)に英語村主催の餅つきとぜんざいの振る舞い,19~20日はセンター試験,そして現在後期試験が実施されております。昨日1月22日(火)には2月上旬に行われる社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験に向けての壮行会が実施されました。介護福祉士や鍼灸も含む国家試験が間近に迫ってきました。体調を整えて万全の対策を講じて臨み,3月には吉報とともに学位記授与式(卒業式)を迎えて欲しいものです。

本年が皆さまにとって良い1年であることを祈念しながら… 臨床福祉学科 長友でした。

写真はリック・ウェイクマンのCDジャケット『Piano Portraits』

 

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木城町での健康福祉まつり

2018年12月24日

12月15-16日に学生たちを連れて木城町に行ってきました。本学の教員と木城町との連携事業を始めてから3年目となりますが、その総仕上げとして、町の人たちを呼んでの健康福祉まつりを開催することにしたのです。準備とか段取りは我々教員と役場の人たちがやりましたが、お祭りのプログラムは学生たちに考えさせました。今年の学生はなかなか良かった。自主的に役割を決め、準備をし、見る見るうちに形を整えていきます。その中で見えてくるのが、大学では出てこない学生の才能です。(あれ、こいつはいつも授業中はぼーっとしているのに、こういうところではこんなに積極的に動くのか)、(あれ、こいつにこんなリーダーシップを発揮できるんだ、、、)。学生の変貌ぶりに我々教員も驚かされます。やはり大学内だけの教育だけではダメなんだ、できるだけいろいろなところに学生を連れて行かなければならないなと思った次第です。

 

 写真で学生たちの「5レンジャーショウ」を紹介しますが、結構盛り上がりました。子供たちの大人たちも一緒になって声援しました。一回だけの講演ではもったいないような立派なものです。


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それからなんとも懐かしいホークダンスも行われました。学生たちと手を組んで、お年寄りの人たちは大いに若返ったのではないでしょうか。特に写真の町長のうれしそうな顔を見てください。

 

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木城町の保育園の園児たちの太鼓も素晴らしいものでした。太鼓の音は人を元気にしてくれますね。高齢者ばかりの地域に大きな元気を与えてくれました。

 

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この企画には大変な労力とお金、様々な人たちの協力を要しました。我々も疲れてしまいましたが、学生たちには企画することの大変さを学び、やり遂げた後の充実感を得ることができたと思います。

 

大学って色々なことができるんだよということがわかっていただけでしょうか。

ちなみに私はポン菓子機を使ってのポン菓子作りを習得しました。あの「バーーーン」大きな音が出る機械です。これからサイドビジネスができるかもしれません。

 

文責 秋葉

ひなたの介護フェスタ2018

2018年12月19日

こんにちは。臨床福祉学科の清水です。

12月16日(日)、イオン宮崎ショッピングモールで「みやざきひなたの介護フェスタ2018」が開催されました。

介護福祉士養成校PRブースや学生たちとのふれあいコーナー、ステージではお笑いライブやみやざき犬のダンスショー、介護福祉士養成校のPRなどがありました。

九州保健福祉大学からは、ステージで田中美帆さんがPRしてくれました。

その内容を少しだけブログでお伝えしますね。

 

 

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写真は、PR中の田中さんです。司会の方からのインタビューを受け、答える形で本学科のPRを行いました。

 

Q.自己紹介をお願いします。

九州保健福祉大学 社会福祉学部 臨床福祉学科3年の田中美帆です。

よろしくお願いいたします。

 

Q.なぜ福祉の仕事を目指しましたか?

小さいころにテレビで高齢者を助ける番組をみて、こんな風に人を助ける仕事をしたいなと思ったのがきっかけです。近所の高齢者の助けになるため、ごみ拾いなどのボランティアもしてきました。

 

Q.学校の特色は何ですか?

介護福祉士だけではなく社会福祉士も目指せるところで、4年間でじっくり専門的な学習ができます。先生方も介護や福祉の専門家だけでなく、建築士の先生や心理師の先生など様々な専門分野の先生から学べます。

 

以上です。しっかりと学校のPRをしてくれました!

介護の人手不足は社会問題の一つです。このようなイベントで一人でも多くの方が介護や福祉の仕事に興味を持ち、進路選択の一つにしていただければ嬉しいです。

前田憲男氏のこと

2018年12月15日

11月28日の各紙で前田憲男氏の死が報じられました。私が担当するブログの中で,編曲者・アレンジャーを取り上げているシリーズがありますが,その中で紹介したい一人でした。氏の活動については,新聞の記事のとおりで,ジャズ・ピアニストであり,多くの音楽番組を担当し,ヒット曲の編曲も手がけています。

私は彼の音楽活動は,ジャズ・ピアニストであり,歌謡曲を含むポップスの編曲者,そして管弦楽のオーケストラのためのオーケストレーションの3つだと思います。私が氏に尊敬の念を抱くのは,これらの技術や技法を独学でマスターしたという点です。東芝EMIから発売されたアルバム『恋のアランフェス/前田憲男』(TP-60440)の解説によれば,昭和9年⒓月に小学校教師の両親の下に生まれ,両親ともに音楽が好きでピアノやレコードがあるという家庭環境ではあったものの,特にピアノを習ったわけではなかった。その彼が,音楽への道を進むきっかけとなったのが,中学校2年生の音楽教師との出会いだという。「もしもその先生に教わらなかったならば,もっと違うことをやっていたでしょうね」と述べています。その後,大阪の桜塚高校へ進み卒業後音楽の世界に飛び込み,上述のような活躍をされたことになります。

こうして考えれば以前にも記しましたが,人生の中で「出会い」がいかに大切かということに改めて気付かされます。一期一会という言葉もあります。若い人であれば,先輩・後輩,友人,教師,アルバイト先の人たち,音楽や書物,絵画などの出会いを大切にして欲しいものです。

さて,私が前田氏の音楽活動に注目するようになったのは,記憶が曖昧なところもありますが,ある週刊誌に「来日アーティストで,日本公演に際してステージでの音楽担当者に前田氏を指名する人たちが多い」といった趣旨の記事を目にしてからであったような気がします。その後,様々な情報に注意を払うと,色々なところで氏の名前を見ることになり、レコードやCDを購入しました。今手元にあるそれらを眺めてみて,意外にもヒット曲の編曲が少ないことに気づきました。アルバムは1978年から1984年までにLPレコードで14枚,島田佑子さんとボニー・ジャックスのそれぞれのCDを全曲編曲したものがあります。ところがシングル盤(ヒット曲)となると,

『別れの朝/ペドロ&カプリシャス』(1971年) ,『冬のリビエラ/森進一』(1982年),

『熱き心に/小林旭』(1985年) 大瀧詠一の編曲にストリングスを追加。

そして,『Mr.サマータイム』くらいなのです。

そこで,ヒット曲を年代別に収録した『青春歌年鑑』シリーズで調べてもこれくらいでした。個人的に好きなアリスの『さらば青春の時』(1978年?)と『美しき絆─ハンド・イン・ハンド─』(1979年)を加えても6曲です。アルバムの半分以下です。このギャップはどう考えれば良いのでしょうか?

前田氏は全体を俯瞰する音作りを得意としていたのだと思います。上述の来日アーティストたちが彼を指名したのは2時間前後のステージの構成を考えてのことであり,アルバムの数が多いのも1枚12~20曲の曲順や構成等も含めた編曲が出来たから,その方面の仕事が多くなり,結果的にシングル盤などのヒット曲は少なくなったのではないかと考えます。編曲の仕事以外にジャズ・ピアニストとしての活動もあります。

彼の作品で,私のお気に入りは『SPIRIT 南こうせつ作品集 東京交響楽団』(写真1)と『交響組曲 クラッシャージョウ』東京交響楽団(写真2)ですが,CD化されていないようですので,是非CD化して欲しい作品です。

今年の世相を象徴する「今年の漢字」は「災」だとか。来年が「福」の年になることを願いながら...

臨床福祉学科 長友でした。

 

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東北の被災地を視察して感じたこと

2018年11月22日

※ 震災当時を思い起こさせる写真が含まれています。

 

今年(2018年)の夏、仙台で開催された日本建築学会に行きました。学会が企画した被災地の見学ツアーがあったので参加しました。

被災して住宅を失った住民のために高台に新たに建築された石巻市北上地区の戸建ての復興公営住宅や、津波で町全体が流されたしまった女川町の再建の状況、屋上に避難し多くの小学生らが救われた荒浜小学校などを視察させてもらいました。

 

 <石巻復興公営住宅:北上・にっこり地区>

 一般の住宅団地の一区画に戸建て公営住宅を建設しています。区画内に共用管理の農地や緑道も整備されていました。

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<女川駅周辺の復興状況>

新しい街の計画が立てられ復興が進められています。駅前の商店街には、多数の飲食店や雑貨店が並び、休日には多くの観光客でにぎわっているようです。女川の特産品「ホヤ」のパスタを食べました。塩気が利いて美味しかったです。

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女川駅も新しくなりました。駅の前には足湯があります。

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震災当時、高台の運動公園には多数の仮設住宅が並んでいました。(写真左は残されている仮設住宅) 現在は、復興集合住宅団地が立ち、新しい生活が始まっています。

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<仙台市荒浜小学校跡地>

震災発生直後、児童・教職員・近隣住民ら320人が屋上に避難した小学校の跡地です。2階部分まで津波が到達しました。津波の犠牲を再び出さないようにとの願いを込めて、震災遺構として残されています。

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一部の教室は震災当時のままの状態で残されています。室内2階にも津波の到達ラインが表示されていました。

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4階部分は展示スペースとして利用され、震災直後や避難当時の様子を記録として残しています。震災前の学校周辺は写真右の模型のようにたくさんの住宅が立ち並んでいました。模型は、復興を支援している大学が当時の様子を再現したものです。当初は着色されていませんでしたが、この小学校の生徒たちが1軒ずつ住んでいた方のお名前を書き込み、着色をしたそうです。

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今は危険区域として指定され、建物建設が規制されています。写真右奥に見えるのが海岸線です。海岸から700mの位置にある学校にまで津波が到達しました。

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震災から7年が経過していても、現地に立つと改めて津波の恐ろしさ痛感し胸が締め付けれれる思いでした。その一方で、あれほどの被害から少しずつ “まち” が息を吹き返している力強さも感じることができました。

今回の視察では、建築物の復興だけでなく、そこに住む住民の生活を支える団体の取り組みについても学びました。その一つが『石巻市北上地区復興応援隊』の活動です。

どんな困難からも立ち上がろうとする住民と、共に地域を支え再建を目指している福祉専門職の姿を、本学の学生に伝えたいです。

臨床福祉学科 三宮

延岡のまちづくり

2018年11月 5日

2016年からの工事がやっと終わり、延岡の玄関が新しくなりました。

 改修前の延岡駅

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工事中の延岡駅

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 工事期間中の改札口

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 新しくなった延岡駅 コンクリートの柱と梁が強調されたデザインです。

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 改札口の壁面には木材が使われ、温かみがあります。

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駅の東口もきれいに整備されました。

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コーヒーショップや書店も入り、駅に用事のない人も立ち寄るようになりました。

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子ども連れの方のためのキッズスペースもとられています。

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夜の雰囲気もなかなかいい感じです。

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 現在、延岡駅西口周辺に複合施設の建設が計画されています。この建物ができれば、さらに “街” の賑わいが期待できます。

 ただし、建物や交通環境が整えることだけが “まち” づくりではありません。そこに住む住民が、その “まち” を末永く大切に育ていくことが、本当の『まちづくり』につながると思います。

 延岡市以外から本学科に入学した学生は4年間だけの延岡での生活になるかもしれません。もしかしたら、延岡出身の学生も卒業後は市外に転出するかもしれません。短い期間でも延岡の市民として “まち” を大切に思い、まちづくりに貢献してほしいです。

 臨床福祉学科 三宮

"在宅・福祉施設で働く看護師のための研修会"でお話ししました !!

2018年10月26日

みなさん、朝晩肌寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

宮崎も秋が深まってきました。今日は秋晴れです。


 先日、延岡・西臼杵地区という本学周辺地区の「在宅・福祉施設で働く看護師のための研修会」で「ストレスに負けない!よりよい支援のために」と題して話しました。研修会の名称には「看護師の」とありますが、介護職の方も対象です。

 

 


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今、主な介護の現場は施設から地域に移っています。


そして、右の植木鉢のような地域包括ケアシステムの5つの構成要素(住まい・医療・介護・予防・生活支援)が相互に関係しながら、一体的に提供されることを目指しています。


今や医療や福祉の仕事は多職種連携の時代です。

おひとりの方を多職種の専門家がサポートするのです。

社会が複雑になったと言えばそうですが、支援が多岐にわたって可能になったと考えると安心も増します。


 

 

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研修会でうれしかったのは、通常の勤務の後にもかかわらず参加者の皆さんに熱心に聞いていただいたことはもちろんですが、代表して謝辞をくださったのが卒業生だったことです。仕事はもちろん、地域の会のスタッフとしても頑張ってくれていることに感激しました。とともに、過ぎた時間にも思いを馳せました。白髪も増えるはずです(笑)。

 



今年の学園祭は、11月3日(土)・4日(日)です。

社会福祉学部卒業生勉強会主催の「九保祭20回特別企画 社会福祉士を知ろう! 卒業生の今」のコーナーもあって、詳しい話が聞けます。病院で、施設で、地域で活躍している卒業生の姿をぜひご覧ください!!


文責:田中陽子 (上の図は2つとも厚生労働省HPから)

40年後

2018年10月18日

「いくら二十年と言ったって,鷲鼻が獅子鼻に変わることはない」

 私の大好きなアメリカの短編作家O・ヘンリーの「二十年後」の一部分です。

 

  20年も長い歳月ですが,この夏にその倍の40年ぶりに大学を卒業して初めての同窓会に出席しました。本当に40年ぶりの友人や,短くても35年以上の人もいましたが,昔の面影はやはり残っていました。そもそものきっかけは,大学野球部の先輩から野球部同窓会を開く旨の案内を貰い,それならついでに歴史専攻の同窓会もやろうと思い立ち,結果的に最も遠隔地にいる私が幹事になった次第でした。以前だったら,電話や手紙・葉書で案内や出席の確認とかで面倒だったろうと思いますが,最初だけ私のメールアドレスを送り,以後はメールでのやりとりで済ませました。

  こういう場合に苦労するのが会場捜しになります。参加者の確定,日程・時間や予算の問題も,私の教え子が開いているお店を利用することで簡単にクリアできました。この教え子は最初の勤務校の野球部主将であった人物で,卒業後京都で修行して自分の店を出しているのでした。そのことは昨年のお正月,高校の同窓会で会って知ったばかりでした。私としては教え子の店を見たいという希望も叶えられ満足しました。(店の雰囲気は,他人には紹介したくない,隠れ家的なお店です。そう言えば,「一見さんはお断り」だとか言っていました。)

  この同窓会については,参加者の一人がくれたメールがすべてを語っていると思いますので紹介します。

 

日曜日には,美味しい料理と共に久しぶりにお会いできて本当に楽しく過ごせました。あの料理には,恩師をもてなしたいという温かさを感じ一緒にご相伴できて幸せでした。いろいろ調整をして頂き,五人で懐かしい話に花が咲き本当にありがとうございました。府立大を卒業してちょうど40年の年に京都で同窓会が出来たのも何かのご縁でしょう。みんな公私では多くの山を越え努力してここまで来たのだなということがよくわかりました。そして今でもしっかり前を向いて歩いているようで,いい友と出逢えて良かったと思います。

 

  京都で学生時代を送った人間として,悔いがいくつかあります。一つは,大阪まで足を伸ばして,朝比奈隆さんの指揮するベートーヴェンの交響曲をもう少し聴いておきたかったことです。実際に聴いたのは,私が急性肺炎で2週間入院した後,退院した1977年9月28日の『第七番』と『第四番』です。この日の演奏の『第七番』はライブ盤でレコード化されました(写真はジャケット写真)。氏の演奏はその後2000年5月に福岡で聴いた『第四番』と『第五番』が最後になりました。

 

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  もう一つは,京都でもたびたび公演していた桂枝雀さんの落語を生で聴きたかったことです。枝雀さんの名前は学内に掲示してあるポスター案内で知ってはいたものの,本当の面白さを知ったのは卒業後のことでした。そして残念ながら,1999年に亡くなってしまいましたので,生のステージを見ることはできませんでした。(写真は,たくさんの演題の中でも大好きな『代書』が収録されたCD)

 

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  ところで、本学の学生たちにとって延岡はどういう街として記憶に残っていくのでしょうか。城山を中心とした城下町?愛宕山や今山,さらには行縢などの自然?あるいは,城山での薪能や⒓月の『第九』演奏会。いずれにしても,学生諸君が40年後懐かしく思い出してくれる街であればいいと思うし,悔いのない学生生活を送って欲しいと思います。

臨床福祉学科の実習教育

2018年9月25日

お昼はまだ暑いですが、朝夕は涼しくなってきましたね。

 

大学は、9月21日から後期の授業が開始となります。

九州保健福祉大学は、いろいろな国家資格が取得できる大学です。

社会福祉学部の臨床福祉学科は、社会福祉士を基に、精神保健福祉士、介護福祉士、公認心理士(すべて国家資格)の他に、高校教員免許等が取得できます。

 

そのため、夏休み、春休みに実習に行くことになります。

【夏休み】

2年生:介護福祉士の実習

3年生:社会福祉士の実習

4年生:精神保健福祉士の実習

 

実際の福祉・医療の現場に出ての実習ですので、学生は不安・戸惑いながら頑張っていました。

努力は報われます。

いつも思うことですが、実習を終えた学生は、一回りも二回りも成長して大学に戻ってきます。

成長してきた姿をみるのは、教員冥利に尽きます。

 

さあ、後期、頑張っていきましょう

 

PS.高校生の皆さん

オープンキャンパスは終わりましたが、「土日見学会」があります。

大学内を回りながら、大学生活のことなどゆっくり話すことができますので、是非お越しください。

お待ちしております。

 

稲田弘子