2009年9月30日
ブログは更新しないと、不真面目と受け止められるのでがんばって書きましょう。その内、臨床福祉学科の教員が持ち回りで書いてくれるようになるはずですので、乞うご期待。
臨床福祉学科については、前回のブログ担当者の話や本学科のWebをよく読んでいただければ、おおよそのことは理解していただけると思います。ただ、この学科の教員についてはあまり詳しい情報がありませんね(当Webの教員紹介欄に簡単に書いてありますので、興味ある方はクリックしてみてください)。
結構ユニークな教員が多いんですよ。その内このブログにもいろいろな方々が登場してくれるでしょう。
今回はわたくしToshi-sanから。 Toshi-sanはこの大学にたどり着くまでに、15年ほど途上国を転々としながら保健医療分野の技術支援に携わってきました。もともとはウイルス屋さんなのですが、途上国ではそればかりやってはおれません。トイレ掃除から大臣の交渉、ウンコ集めからDNA の解析までと、なんでもこなす必要があります。
こちらに来る前は、ガーナの保健省で「人材養成」のためのシステムつくりなどをしておったのです。もう7年前の話です。ところが最近、その経験をミャンマーで生かしてくれないことの要請があり、8月末から9月の頭にかけて出かけてきました。
ミャンマーというと、あまりよいイメージはないですよね。軍事独裁で、ノーベル平和賞をもらったアウンサン スーチーさんを軟禁している、2007年の民主化デモのときに軍隊が日本人の長井さんを射殺した、国際的な制裁が加えられ、国民は経済的に厳しい生活を強いられている、、、、。こんなネガティブなものばかり。
ところが現地に行ってみると大違い。町には人と車があふれ、新しい建物がどんどん作られて活況を呈している。世界の不景気なんてどこ吹く風という感じです。寺院に行けば人々は惜しみなく寄進し、ちょっと下の写真を見てください。
これはなにをしているところか分かりますか? 「金箔」を貼り付けているのです。人々はお寺の前で売られている5センチ四方の金箔を買ってはこうやって何枚も貼っていくのです。仏様の表面はその厚さがもう10センチほどにもなっており、まさに金無垢の仏様です。
別の写真も見てください。
街中は治安もよく、夜でも女性独りで歩けます。一体この国のどこが貧しくて、治安が悪いのでしょうか?メディアが作る世界の不確かさを改めて感じた次第です。
付け加えますが、Toshi-sanは仏様参りや、ローカル食をうまい、うまいと食ってばかりいたのではないですよ。しっかりと仕事もしてきました。誤解をなされぬように。その内、またミャンマーのことを紹介しますね。来年もまた行くことになりそうですので。
2009年9月 4日
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