2010年2月

吉備国際大学の2年間を振り返って

2010年2月23日

私は、2年間在籍した吉備国際大学にて、キャリア・サポート・センター長の大役に就いており、特に2年目の2008年度は、世界不況の為、企業の門戸が非常に狭く、正月三箇日を除き、学生から小職の携帯に電話がこない日はなく、午前2~3時頃電話をしてくる学生もいた。しかし、3月上旬になっても全学就職率は目標の90%台に乗らなかったが、3月15日頃、全学で約10名の学生が第一希望の就職決定を報告してきた結果、目標の90%台を年度終了の1~2週間前に達成した。

民間企業出身の私にとって、年間目標を達成したか否かは、雲泥の開きがあり、当該民間企業の在籍35年間にも、年間目標を達成しなかったことは一度もなかったのである。

九州保健福祉大学に異動し、今、2008年度末の就職率目標達成を思い出すと、「奇跡」というよりも、私より更に大きな何か、「仏」や「神」は人知を超えているので分らないが、理事長、総合企画局長、学長、事務局長、学部長の御理解と、就職部長と部員全員、及び学生の驚異的な努力の結果であったと思う。そして、私の人生のノートに記入する1項目が増えたが、九州保健福祉大学においては、どのような事柄を記入できるだろうか。

須藤眞一

 

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住民主体の地域づくりへの挑戦

2010年2月10日

青き山々・清き水の流れ 美しい自然に囲まれた180戸あまりの小さな集落 喧騒を忘れさせるほどの時間の流れ、四季折々の季節の移り変わりを肌で感じながら ゆったりと暮らせる・・・ここにいつか住んでみたいそんな思いをさせてくれるS地区。

しかし、そうした中にも、そこに暮らす「暮らし人」の生活は実際どうであろうか。

「空き家、休耕地が多くなった」「鳥獣被害が多い」「災害のとき心配」「若者が少ない」「若者が働く場所がない」「子どもが少なくなって学校が閉校した」「人が減り、高齢者のみの世帯が増える」「移動手段が難しい」「ゴミだし、買い物、通院が不安」「何かあった時不安」などなど。S地区の皆さんとワークショップを行なった結果、様々な課題が出される。

3年後、5年後どうなるのか一抹の不安を持って生活をされていることが伺われる。

 

どんげか せんといかん

仕掛けは地元のN市社会福祉協議会K支所

K支所で推進委員会が立ち上がった。実践の場であるS地区で座談会。

九州保健福祉大学から私たち2名の教員がアドバイザーとして参加。会合はすべて夜。 一人ひとりの思いがみんなの思いになってきている。今後は実践の場であるS地区の皆さんが地区の思いになってくださるかが勝負どころ。

中学生に対するヒヤリングを実施。(地区に対する思いを等を聞き取り)2月には、S地区における住民アンケートの実施が待っている。結果を分析し、なにができるかを地区の皆さんと英知を絞り、地区の資源を活かした地域づくりを考えていこう。

地域はそこにあるものではない。地域は創り上げていくものだ。その創りは、関係者流であってはならない。住民流 地域流が重要なのだ。だからこそ、住民主体なのである。 強制やお願い型では芽生えるものは少ない。地域づくりの主役はそこに住む暮らし人が主役なのである。・・・・どんげか せんといかん 地域の皆様がその気になってくださることを願う。

 

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今後は学生もお手伝いに

私たちは、今後学生にも参加してもらおうと考えている。

ゼミ活動等を通して、地域の課題に対応するにはどうしたら良いのだろう、学生の視点で考えてもらおう。資料を収集し、地区の課題とマッチングさせた企画を立ててみよう。そして、住民の皆様にプレゼンをやってみよう、只今思案中。大学がある地方のまちだからこそ、地域と一体となった取り組みができるのではないか・・そんな思いが湧いてくる。めざそう、オンリーワンを。

 

井上孝徳

「資格」ってなんだろう

2010年2月 8日

1月31日に社会福祉士の国家試験がありました。本学の学生も多数受験しています。

かくいう私も昨年国家試験を受験しました。福祉大学のなかでは異色の建築系学科出身ですので、受験した国家試験は建築士です。

 

受験勉強を通じて「資格ってなんだろう」と改めて考えてみました。

とはいっても、「資格とはその分野の基本的な知識を理解していることを示す一つの証」というありきたりの結論しか出てきませんでした。

“基本的な知識の理解”といっても出題分野は幅広く、受験勉強はかなりの忍耐と努力が必要です。そういう意味では、学生時代に国家試験に合格した学生諸君は称賛に値します。

その一方で、資格取得はあくまで基本的な知識の理解ができているレベルなので、むしろ取得後の努力が不可欠です。

 

この日のために懸命に受験勉強をしてきた学生諸君には、ぜひとも合格してほしいものです。そして、春から専門職として胸を張って職場で活躍し、日々、自己研鑽してくれることを願っています。

 

ちなみに私は、無事、建築士に合格できました。

教育・研究という立場から、福祉と建築についてもっと勉強していければと考えています。

 

三宮 基裕