卒業研究は大学生活の集大成

2013年5月23日

去る3月19日に学位記授与式(卒業式)がありました。九州保健福祉大学 社会福祉学部で学んで所定の単位を修得すると、“学士(社会福祉学)”の学位が得られます。

臨床福祉学科からも66名の卒業生がそれぞれの人生に旅立っていきました。彼らは、本学での4年間、たくさんの人と出会い、学びを深めてくれたことでしょう。

 

私が大学を卒業して15年が経過しましたが、今でも当時のことを思い出します。

なかでも、卒業研究は大変貴重な経験でした。テーマによってすすめ方は異なりますが、①問題意識を持つこと、②問題を実証すること、③解決策を提案すること、④他の人に自分の考えを伝えること、こういった体験は、高校まででは経験することが少なかったので、なにより新鮮でした。

 

私の研究室では、基本的に学生自身にテーマを決めてもらい、自主的に研究活動に励んでもらうように促しています。

今年の三宮ゼミ卒業生の研究テーマ

『美容福祉~その人らしさと生きがいへのつながり~』

『地域福祉におけるインフォーマルな社会資源に関する研究~沖縄県の特徴「ゆいまーる」と「模合」を活かして』

『中国の高齢化の現状と福祉意識について』

 

いずれも、「おしゃれに興味がる」「故郷の福祉について勉強したい」といった関心で研究に着手しました。自分の興味・関心のあるテーマなので、熱心に取り組んでくれました。卒業研究で社会的に評価される研究成果を得ることはなかなか難しいですが、卒業研究のプロセスである“疑問をもつ”“仮説をたてる”“実証する”“主張する”の経験は、社会に出ても役立ちます。まさに卒業研究は大学の魅力である「主体的学び」の集大成と言えるでしょう。

これから、ますます重要になる福祉社会の発展にむけて、私たちと一緒に研究しましょう。

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 三宮ゼミの卒業論文集と臨床福祉学科の卒業研究要旨集

臨床福祉学科 三宮基裕

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