2013年8月20日

『動物+福祉+心理』の卒論?──動物療法専攻・加藤ゼミ編(1)──

2013年8月20日

学科ブログにて、卒業論文(卒論)やゼミ活動を紹介するのがブームのようなので(?)、今回は、動物療法専攻・加藤ゼミの卒論について、紹介しようと思います(全部紹介しようとしたら、記事が長くなりすぎてしまったので、今回は、一部だけ。続きは、また次回の記事で紹介させていただきます)。

 

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動物療法専攻が開講されて7年目になりますが、僕は、1期生から3期生までの3学年・21名の卒業論文指導を担当させていただきました。学年別に、タイトルだけを整理したものが、以下の一覧です。

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タイトルからだけでは、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、『人間と動物の関係』を大きな枠組みとして、それぞれの学生さんたちが、とても多様なテーマに取り組んできてくれました。

テーマも多様なら、調査の「フィールド」もバラエティに富んでいます。

これまでも、『医療・福祉現場』(アニマル・セラピー、補助犬、福祉・医療サービス利用者のペット飼育など)、『教育現場』(特別支援学級での動物介在教育など)、『地域社会』(「地域猫」活動)、『一般家庭』(ペットとの死別、高齢者のペット飼育など)に加えて、中山間地域観光地災害場面など、様々な「フィールド」に、学生さんと一緒に調査に訪れました。

また、「絵本」「映画」「新聞記事」なども、卒論調査の貴重な題材になっています。

こうした、人と動物が関わり合う「フィールド」や題材について、社会福祉/心理学の視点などから考えを深めていくのが、加藤ゼミの卒論の特徴なのです!

・・・「なのです!」と言われても、やっぱり、ピンと来ないですよね・・・??詳しくは、ぜひ、力作の卒論本文をお読みいただきたいのですが、このブログでは、これまでの卒論調査で出会った「風景」を、ほんの一部、ご紹介することで、「卒業論文」に取り組むことの雰囲気を、少しだけでもお伝えできればと思います(プライバシーの関係で、特に医療・福祉・教育系のフィールドについては、お見せできない写真が多いのがほんとうに残念なのですが・・・)。

まず、1期生・K君と一緒に訪れた、宮崎県日之影町仲組地区の風景です。

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いわゆる中山間地域の集落での人と動物の共生、特に「野生動物」との関わり方について、住民の方からお話を伺いました。「人と自然・動物との共生」ということばはよく耳にしますが、この時の調査では、大自然のど真ん中で人間が生きていくことの厳しさと難しさ、そして豊かさについて、多くを学ばせていただきました(※なお、この調査は、臨床福祉学科の一部の先生方も関わっておられる「定住自立圏研究会」の活動に合流させていただき、実施したものです)。

次は、1期生・Mさんと取り組んだ『動物絵本』の数々。

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「人と動物の関係」を考える時、生きた動物たちと直接関わる場面だけでなく、「絵本」のようなメディアにも、たくさんのヒントが隠されていることに気付かされました。(※この卒論での学びをもとに、最近では、子どもたちに「動物絵本」を読んでもらう『絵本カフェ』なんていう企画も、ぼちぼちやらせていただいています)。

 

と、今回はここまでに。

8月25日(日)に開催される、第2回目のオープンキャンパスでも、9号棟にて、加藤ゼミの卒業論文集を展示する予定です。他の楽しい企画とあわせて、専攻犬ココ・マルともどもお待ちしています。関心がおありの方は、ぜひ一度、遊びに来てみてください!

★動物療法専攻では、専攻のブログも開設し、学生生活や専攻犬の日常などを紹介しています。関心がおありの方は、よろしければあわせてお読み頂けると嬉しいです。
■動物療法専攻~つれづれ日和~ http://anithera.exblog.jp/

加藤 謙介