2015年6月

【ようこそ!臨床心理専攻へ!】(5)「アニマルセラピー」を学ぶって?

2015年6月29日

 

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リレーコラム『ようこそ!臨床心理専攻へ!』。

5回目は、専攻での、『アニマルセラピー』の学び方についてのご紹介です。

皆さんは、『アニマルセラピー』ということばを、聞いたことがあるでしょうか?

『アニマルセラピー』は、「動物とともに行う、対人援助のための技法」です。
(正確には、厳密な「セラピー」としての治療的介入を目指す『動物介在療法』と、ふれあい活動を中心とした『動物介在活動』の、2つの定義があるのですが、今回は、ちょっと置いてきましょう)。

臨床心理専攻では、『アニマルセラピー』を学ぶことができるのですが、さて、アニマルセラピーを『学ぶ』といって、何を勉強するのでしょうか?

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よくあるアニマルセラピーの一風景から見ていきましょう。こちら、昨年度の『アニマルセラピー学外実習』の一場面です。


主に認知症の高齢者が利用される小規模多機能型居宅介護施設にて、学生・犬と一緒に現場実習をさせてもらっている場面なのですが、これを見て、こんな<疑問>がわいてきませんか??

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いちばん知りたいのは、もちろん、中央の「犬と一緒に、何をしているの?」でしょうね。

その「答え」が、『アニマルセラピー』です。専攻では、さまざまな専門科目・演習・実習を通して、アニマルセラピーの「答え」を学んでいきます。

しかし、それだけではありません。実は、その周囲にある4つの枠内の<疑問>が、専攻での『アニマルセラピー』の学び方と直結しているのです!

左上・緑色の枠内の<疑問>(「施設の中に犬が入って、不衛生じゃないの?」「犬から人に伝染る病気はないの?」)と、右上・赤色の枠内の<疑問>(「犬に、椅子の上に座ったままでいてもらうには、どうしたらいいの?」「知らない人に触られて、犬にストレスはかからないの?」)は、『アニマルセラピー』の大切な相棒である『動物』についての知識・技術に関する学びと結びついています。

まず、赤色の枠内の<疑問>について。これは、動物のしつけ・トレーニングに関する知識・技術に関わっています。

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『アニマルセラピー』は、さまざまな臨床現場で行われる、ケア実践の手法です。安全に活動を行うには、相棒である動物の行動を十分に理解し、適切な指示の出し方を学ばなければなりません。


写真だと、遊んでいるようにしか見えないのが残念ですが(笑)、学習理論に基づく「陽性強化法」を基礎に、犬との適切な関わり方について学んでいる真っ最中。専攻では、『動物トレーニング実習』等の科目を通して、赤色の枠内の<疑問>の「答え」を学んでいきます。

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専攻で飼育している2頭の犬、シェットランド・シープドッグの「ココ」と、フレンチ・ブルドッグの「マル」の日々のお世話も、犬という動物を正しく理解するための、大切な時間です。専攻犬の飼育を始めて6年になりますが、毎日、学生さんがていねいにお世話をしてくれて、ほんとうに頭が下がります。

一方、緑色の枠内の<疑問>は、公衆衛生や動物の病気等の知識や対応に関わっています。

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写真左上、マルの顔がみょうに険しいのは、これから注射を打たれることを察しているからかもしれません(笑)。


生き物を飼う以上、健康管理は「飼い主」の責任です。狂犬病などの人畜共通感染症の予防はもちろんのこと、動物の健康を維持するための検査や投薬も不可欠です。『動物病理学』等の科目や、ココ・マルのお世話を通して、動物を飼育し、ともに学び、活動する責任について、日々、学びを深めています。

そして、衛生管理について。え!大学で犬のシャンプーまでするの!?と驚かれるかもしれませんが、専攻には、そんな設備も整っています。

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といっても、これは単なるオシャレのためではありません。臨床現場に入る以上、動物が汚れたままでは、お相手が不快な気持ちになってしまいます。そもそも、『アニマルセラピー』をやろうがやるまいが、動物の衛生を管理し、飼育環境を清潔に保つのは、動物福祉の観点から不可欠なこと。専攻では、『トリミング演習』等の科目や、日々のココ・マルのお世話、実習準備の機会を通して、これらの<疑問>への「答え」についても学んでいます。


ここまで、ながいながい説明をお読み頂いた方、ありがとうございます。なるほど、「『アニマルセラピー』を学ぶ」ために、『動物』についていろいろ勉強するのが、専攻の特徴なのか、と思われたかもしれません。

でも、より良いアニマルセラピーのために、さらに大切な2つの視点を学ぶ必要があります。

1つが、『心理/カウンセリングに関わる視点』右下・青色の枠内の疑問:「この方々は、それぞれ、どんなニーズがあるの?」「認知症の方々と、どのようにコミュニケーションをとればいいの?」「認知症の方々の『心』に寄り添うには、どうすればいいの?」等)。臨床心理専攻では、「認定心理士」資格関連科目の学びを通して、人の心を支えるさまざまな知識・技法を修得できます。

もう1つが、『社会福祉/精神保健福祉に関わる視点』左下・ピンク色の枠内の疑問:「認知症ってどんな病気?」「認知症高齢者には、一般に、どんな生活課題があるの?」「『小規模多機能型居宅介護施設』ってどんな施設?」等)。臨床心理専攻では、「精神保健福祉士」国家試験受験資格関連科目の学びを通して、人の暮らしを支える福祉の知識・技術をマスターできます。

『動物』/『心理』/『福祉』の3つの視点があわさってはじめて、「『アニマルセラピー』を学ぶ」ことができるのです!そして、全国の大学・専門学校で、この3つの組み合わせから『アニマルセラピー』を学べるところは、ほとんどありません。

と、長くなりすぎたので、今回はここまで。続きは、7月25日・26日のオープンキャンパスでご説明します!

皆さんも、臨床心理専攻で、『心のWライセンス』を目指しつつ、『アニマルセラピー』を一緒に学んでみませんか!?

加藤 謙介

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大学時代のきずな

2015年6月29日

うっとうしい雨の日が続きます。いつになったら梅雨が空けるのやら。そんな中、県内外から68社が大学に来てくれ、4年生に対する就職面談会が開かれました。福祉関係の施設や団体のみならず、病院関係、一般企業も来てくれました。社会福祉学部で初めての試みです。

 

この面談会でなんともうれしかったのは、卒業生たちが立派に成長し、後輩たちをリクルートに来てくれていることです。彼ら彼女らの成長過程を見ていくことが出来るのは、教員冥利に尽きるといえるでしょう。特に印象深かったのは、わざわざ神戸の福祉施設から3人もの卒業生が来てくれたことでした。神戸という、延岡からかなり離れた地域に8人もの卒業生がいるとのことです。それには理由がありました。ゼミつながりというのもあるのですが、最初にそこに就職した卒業生が、後輩がこちらに来やすいよう様々なアレンジ(住宅などのお世話など)をしたり、早く職場や地域になれるように一生懸命に支援したというのです。大学の先輩、後輩とのきずなの深さを改めて認識することが出来ました。他のところで働いている卒業生に聞いても、後輩のためにいろいろ手を尽くしてくれていました。後輩たちにとっては、本当にありがたいことです。

 

大学のつながりは一生もの。60歳を超えた私が、自分の人生を振り返って実感しておりますが、今回の就職面談会で改めて認識させられた次第です。九保大には良い先輩がたくさんおりますよ。

 

文責 秋葉 敏夫

 

 

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【ようこそ!臨床心理専攻へ!】(4)スクールソーシャルワークって何?

2015年6月22日

リレーコラム『ようこそ!臨床心理専攻へ!』。4回目となりました。
みなさんこんにちは。臨床心理専攻の横山 裕です。

私は臨床福祉学科4年生対象に「スクールソーシャルワーク論」を講義しています。

今回は、(たまたまこの原稿を書こうとしていた昼休みに偶然大学の廊下をフラフラしていて運良くor悪く横山に見つかってしまった)受講生4名からスクールソーシャルワークについて質問をもらいましたので、それに答える形で「スクールソーシャルワーク」を紹介します。

 

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横山「今日はちょうどみんなと出会えてうれしいなぁ」

全員「。。。。。。」

横山「さて、ここに皆さんに集まってもらったのは、スクールソーシャルワークについて、臨床福祉学科ブログで横山が高校生の皆さんにわかりやすく説明するためにあなたたちから質問をもらおうと思っているんだけど。何か質問はない?雑な振りで申し訳ないが」

 

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女子A「他の先生みたいにちゃんとした原稿を書けばいいじゃないですか!」

横山「それが出来れば、皆さんを拾い集めたりしませんよ」

女子B「私たちは空き缶かダンボールですか?」

横山「いえ、悪い方に考えないでください。君たちは夢のカケラ、輝きだすダイヤモンドです。」

男子A「マニアックすぎますよ」

 

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横山「とにかく、私が一人でスクールソーシャルワークを説明するよりも、高校生に近い感性の持ち主のあなたたちからの質問に答えるという言葉のキャッチボールの方が高校生諸君にはより分かりやすいでしょ。そう思いませんか?」

全員「。。。。。。(思いません)」

横山「何はともあれ、はやく質問してここから出ないと次の講義の時間に遅れますよ」

女子A「軽い誘拐、監禁ですよね」

横山「何をおっしゃる、人聞きが悪いな。ホント、何から書けばいいのか浮かばすに困ってるんです。ご協力のほどよろしくお願いします」

女子A「じゃあ、スクールソーシャルワークって何をするんですか?」

 

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横山「チョー基本から聞いてきたね」

女子A「高校生に読んでもらうんでしょ、先生、わかってますか?」

横山「はい、そうでした。つい講義時間と間違えました。すみません。スクールソーシャルワークとは、問題を抱えた子どもたちの環境に介入し、関係機関と連携して問題を解決することだよ」

男子A「問題を抱えた子どもたちって?」

横山「不登校や非行、虐待を受けている子たちです」

女子B「虐待を受けている子は大変な問題を抱えていると思うけど、不登校や非行は問題のある子どもじゃないんですか?」

横山「スクールソーシャルワークでは、不登校や非行といった問題行動の原因が子どもたちにあるとは考えないんだ。子どもたちを不登校や非行に向かわせる環境があるから子どもたちに不登校や非行といった問題行動が引き起こされると考えるんだ」

男子B「だからスクールソーシャルワークは環境に介入するという言い方をするんですね。子どもたちに問題を引き起こさせる環境って具体的にはどういう環境ですか?」

横山「そうですね。これも一概にこれだ!っていえないんだけれども、例えば、最近よくマスコミで取り上げられているのは貧困です。家庭の経済状況が本当に苦しくて、その悪影響が子どもに及ぶんだよ。日々の生活が苦しくてそのストレスで保護者が子どもを虐待したり、食べ物が家に無くて子どもがスーパーで万引きしたり、あるいは学用品が揃えられなくて恥ずかしさから学校に行けなくなったり、貧困は様々な問題を子どもたちにもたらすんだよ」

女子A「悲しいことですねぇ。それをスクールソーシャルワークで解決するんですね」

横山「義務教育までの子どもたちに一番関わるのは学校だから、とにかく学校を拠点にして先生方と一緒に生徒を見守って、問題を起こした生徒や困っている生徒がいたら、その原因となっている環境をつきとめ、その環境を改善して子どもたちの問題を解決していく、それがスクールソーシャルワークなんだ。もちろんその時に、問題解決に役立つところ、例えば、児童相談所や警察、市役所、教育委員会などと連携することが必要になってくるんだ。学校の中だと、担任の先生以外に保健室の先生、部活動の先生、生徒指導の先生、それとスクールカウンセラーの先生とも頻繁に気になる子どもの支援について話をしているんだ」

女子B「スクールソーシャルワーカーには、どうやったらなれるんですか?」

 

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横山「九保大の臨床福祉学科でちゃんと学べばなれるよ」

男子A「いや、そういうことではなくて、高校生にわかるように説明してください。本来の目的を忘れないでください」

横山「ごめん、ごめん。皆さんに話していたら、やっぱり講義と錯覚してしまうね。文部科学省によると、基本的に必要な資格は、社会福祉士か精神保健福祉士だね」

 

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女子B「じゃあ、うちの学科で社会福祉士か精神保健福祉士を取って、大学院で臨床心理士を取ったら、スクールソーシャルワーカーにもスクールカウンセラーにもなれるってことですか?」

横山「そうですね。それはぜいたくな話だね。基本、スクールソーシャルワークとスクールカウンセリングは、間接援助か直接援助か、という支援形式の違いがあるんだけど、両方の視点とスキルをもつ人材であれば、支援の現場では貴重な存在になるよね」

男子A「講義では習ったんですが、直接援助と間接援助って、いまいちちゃんと理解していないんですよね。もう一回教えてもらえますか?」

 

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横山「教えてあげたいのはやまやまですが、次の時間が始まりますよ。みなさん、次の教室に行ってください。私もお腹がすいたので食堂に行きます。はい、みなさん、行った、行った」

女子A「扱いがひどくないですか!せっかく協力したのに」

女子B「先生、何を食べるんですか?」

横山「チキン南蛮定食に決まってます!いや、今は、第2食堂にジョルジョさんが来ているから本場のパスタも捨て難いなぁ。どっちがいいと思う?」

全員「知りません」

ということで、スクールソーシャルワークについてわかっていただけたでしょうか?スクールソーシャルワークの説明とはまた別の話ですが、4年生ともなると、大学では先生と学生とはなんでも対等に話ができることはわかっていただけたと思います。これは大学と高校の大きな違いの一つです。

スクールソーシャルワークについて、まだよくわからなかったという方、スクールソーシャルワークとスクールカウンセリングの間接援助と直接援助の違いについて気になるという方、そういう方はぜひ7月25日(土)26日(日)のオープンキャンパスにお越しください。横山が丁寧に説明させていただきます。あと、食堂でチキン南蛮定食の無料提供もやってます。そちらの方もぜひ。

ヘンテコな文章、最後まで読んでいただきありがとうございました。
(忙しいのに協力してくれた早田さん、坂本さん、島田くん、増田くん、本当にありがとう)

 

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【ようこそ!臨床心理専攻へ!】(3)臨床心理士になるためには

2015年6月15日

リレーコラム『ようこそ!臨床心理専攻へ!』。3回目となりました。
みなさんこんにちは。臨床心理専攻の前田直樹です。

先日のブログのプロフィールでも書いたのですが、私は臨床心理士という資格でカウンセリング活動などを行っています。

臨床心理専攻の学生は、毎年3、4人程度臨床心理士を目指して大学院に進学していましたが、最近学生に話を聞くと進学希望者が年々少しずつ増えています。そこで今日は臨床心理士になるためのプロセスについてご紹介します。

 

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臨床心理士という資格は公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会という団体が認定する民間資格です。臨床心理士を取得するためには、まず大学を卒業し、その後、日本臨床心理士資格認定協会が指定する臨床心理士指定大学院に進学する必要があります。大学院修了後に資格試験があり、これに合格すると晴れて臨床心理士になることができます。つまり、臨床心理士になるためには6年間勉強をしないといけないというわけです。

臨床心理士は資格を取得すると、その後5年ごとの更新が義務付けられています。5年間の間に研修会や学会等に参加し、ポイント貯めて更新の年にそれを資格認定協会に提出し、認められれば資格を更新することができます。ちなみに私は来年の3月が更新の時期になっています(車の免許更新みたいですね)。

ところで、臨床心理士の指定大学院は国立大学、私立大学どちらにもあります。九州に指定大学院は多くはありません。福岡を除くと各県2校ほどだと思います。そして残念なことに宮崎県には指定大学院がありません。したがって、臨床心理専攻の進学希望者は県外の大学院を目指していくということになります。

これまで臨床心理専攻から11人学生が大学院に進学しました。進学先は様々ですが、九保大の姉妹校の吉備国際大学大学院(岡山)が臨床心理士の指定校になっているので、そこに進学する学生も年々増えています。本学の姉妹校なので情報の共有などがしやすく、私のゼミ生の2人も九保大卒業後、吉備国際大に進学し臨床心理士になって宮崎に帰ってきてくれました(本当に頼りになります)。

臨床心理士になりたいみなさん、6年間の勉強は決して楽なものではありません。またカウンセラーという仕事はおそらくみなさんのイメージとは異なり地味な仕事です。それでもこの仕事は誰かがやらなければならず、またやりがいのある仕事であることは間違いありません。本学の臨床心理専攻でも臨床心理士を目指す学生のサポートをできるだけ行っていきたいと思っています。

写真は進学希望のゼミの4年生と行っている英語の勉強会です。大学院の入試では英語の問題があるのでその対策なども行っています。

 

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【ようこそ!臨床心理専攻へ!】(2)カウンセリングを学ぶって?

2015年6月 8日

リレーコラム『ようこそ!臨床心理専攻へ!』。第2回は、九保大で学ぶカウンセリングについてです。担当はカウンセラー歴ン十年の田中です。


20150608tanaka01.JPG「人を元気にする」ための方法はたくさんあります。


医療、保健、福祉などのアプローチもありますし、心理学を基にしたアプローチもあります。


山の頂上は1つですが、登山道はいろいろあることに
似ていると思います。

 

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ですから、医療相談、福祉相談などありますが、
カウンセリングは、心理学を基にした相談方法のことです。

臨床福祉学科では、共通して
社会福祉士や精神保健福祉士になるための勉強をしますが、
臨床心理専攻では、それらにプラスして心理学の勉強をすることでカウンセリングの技法を身につけます。

 

20150608tanaka03.JPG実際に、困っている方とお話していると、心理学の方法だけではうまくいかないことがあります。


たとえば、虐待にあっている子どもがいたとしましょう。


カウンセリングで笑顔を見せてくれるようになるかもしれませんが、
それだけで十分でしょうか?


20150608tanaka04.JPG場合によっては、おうちから離れて過ごす時間をつくることが必要になります。


その場合、どこで過ごせばよいのでしょう?


ごはんは…? 学校は…? 家族は…?

その子の安全で安心できる生活を支える福祉が必要になるのです。

 

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心理学と福祉学の両方を身につけていると、鬼に金棒!だと思います。


ですから、臨床心理専攻では、
心のWライセンスをおススメするのです。

どちらかをメインにして、
残りをちょっとかじるもよし!
欲張って両方メインにするもよし!
両方をかじりながら、
さらに自分の道をキワめるもよし!

あなたも「人を元気にする」プロを目指しませんか?

文責 田中陽子


 

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介護コースの風景~その十~

2015年6月 4日

こんにちは、介護コースの清水です。

 今回は、授業ではありませんが、夏まで待てなかった少し早いキャンプの様子を報告いたします。学生が自ら企画し、介護コース3年生全員が参加しました。

 私も少しだけですが、のぞいてきました。

 

場所は延岡市北浦町の下阿蘇(しもあそ)キャンプ場。道の駅北浦に隣接している施設です。他の宿泊客はおらず、貸切状態(笑)。海岸沿いのコテージで快適に過ごせる良い場所でした。

 

バーベキューは潮風と波の音を聞きながら・・・。

 調理実習と調理系のバイトをしている学生たちのおかげで、スムーズに準備が進みました。

 唯一、焼き肉のたれが1本では足りなかったくらい。

 

 

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私もおいしいお肉と学生の実家の畑で採れた野菜をいただきました。おいしかったです。

 

 

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食べたあとは、すぐに片づけ、そのあと海岸沿いをランニングする学生たち。

日が落ちたら、コテージで談話しながらお酒を楽しんだと聞きました。

 

3年生の楽しい思い出ができたようで、青春ですね。

そういえば、昨年の卒業生も昨年全員で集まってキャンプをしていました。

学生時代、このメンバーでしかできない事をたくさん経験してください。

 

最期にコテージ内で集合写真を撮りました。

 

 

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【ようこそ!臨床心理専攻へ!】(1)スタッフ紹介!

2015年6月 1日


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リレーコラム『ようこそ!臨床心理専攻へ!』。第1回は、担当教員の「自己紹介」です。「出身地」「経歴」から「専門分野」まで、担当する教員から、ひとことずつ、いただきました。
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田中陽子(たなか ようこ)です。社会福祉学部では学校の先生になるための科目を、臨床心理専攻では<カウンセリング分野>の科目を、主に担当しています。


出身は、宮崎県延岡市。筑波大学第2学群人間学類心理学主専攻を卒業後、筑波大学教育研究科で修士課程を修めました(教育修士)。九州保健福祉大学には、開学時から勤務しています。


専門は、カウンセリング(臨床心理学)。「臨床心理士」の資格のないときから活動をはじめ、取得した後もずっと、子ども、親、学校の先生の困ったことを解決すべく、日々研究・実践をしています。

現在は、小・中・高校に、話の聴き方やココロのこと、親子関係などの講話をしに行ったり、たまに「月刊 児童心理」(金子書房)に原稿を書いたりしています。


しかし、人のココロはまだまだ掴みきれません。一緒にココロの不思議を学びませんか?
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横山裕(よこやま ゆたか)です。大学基礎科目の倫理学と臨床心理専攻では<カウンセリング分野>の科目を主に担当しています。


出身は、宮崎県延岡市。九州大学文学部哲学科中国哲学史専攻を卒業後、九州大学大学院文学研究科にて、修士課程を修めました(文学修士)。九州保健福祉大学には、1999年4月から勤務しています。


専門は、中国哲学(先秦諸子思想)。中国古典から、人の「生き方・福祉の根源」について研究しています。九州大学文学部、西南学院大学経済学部、九州保健福祉大学に勤務したご縁の中で、現在まで、多くの学生を社会に送り出してきました。元々の専門は中国哲学ですが、学生と一緒に福祉の現場に出て支援実践を積むためにCDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)、社会福祉士、精神保健福祉士、サービス接遇実務士を取得。現在、宮崎県教育委員会スクールソーシャルワーカー・スーパーバイザーとして活動しています。


大学の4年間は大学卒業後の人生を大きく方向付けます。臨床心理専攻での学びを通じて、心のスペシャリストとして歩み出しませんか?横山は、そんなあなたを全力で応援します!

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臨床心理専攻の前田直樹(まえだ なおき)と申します。出身地は地元宮崎県日向市で、大王谷中、日向高校を卒業後、鹿屋体育大学に進学しました。大学時代の専門はテニスで、その後同大学院に進学し、スポーツ心理学を勉強しました。

大学院修了後、イギリス帰りの指導教官の影響で、イギリスのリーズ大学大学院に留学しました。留学時代はコミュニケーション学を専攻し、メディアと心理との関係などを主に研究していました。

留学後、地元の九州保健福祉大学で学生相談室の非常勤相談員をしながら、就職活動を行っていました。その間、放送大学大学院臨床心理プログラムの1期生として通信で臨床心理士の資格を取得しました。

九保大の学生相談室で3年間非常勤勤務をした後、平成16年に臨床心理学の教員として採用されました。その後、現在まで10年間九保大で教員及び学生カウンセラーとして仕事をしています。

教員5年目の平成21に九保大の大学院の博士課程で不登校関係の研究を始め、4年後の平成25年に博士号を取得しました。

現在の私の専門は臨床心理学の中の行動療法という分野です。また最近は行動療法だけでなく森田療法にも関心があり、勉強しています。

私は大学の教員だけでなく、中学校のスクールカウンセラーを10年近くやっております。将来、臨床心理士やスクールカウンセラーに関心のある人は、臨床心理専攻で一緒に学んでみませんか。
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加藤謙介(かとう けんすけ)です。臨床心理専攻では、<アニマルセラピー分野>の科目を、主に担当しています。

出身は、愛知県尾西市(現・一宮市)。滝中学校・滝高等学校を経て、神戸大学文学部哲学科心理学専攻を卒業後、大阪大学大学院人間科学研究科にて、修士・博士課程を修めました(博士(人間科学))。九州保健福祉大学には、2007年4月から勤務しています。

専門は、グループ・ダイナミックス(社会心理学)。「集団の変化」から、人の『心』について研究しています。大学院生の時に『アニマルセラピー』に出会ったご縁で、現在まで、人の「心」と「動物」がかかわるフィールドに関わっています。その歳月、はや10数年(!)。元々の専門である社会心理学だけでなく、「人と動物の関係」についても学びを深めるため、1級愛玩動物飼養管理士を取得。ヒトと動物の関係学会でも活動しています。

人の「心」と「動物」がかかわるフィールドは、学ぶほどに、自分の世界が広がっていくのを日々実感しています。よかったら、臨床心理専攻での学びを通して、自分の世界を広げてみませんか?

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「大学の先生って、いったいどんな人たちなんだろう?」と思っていた方。この記事を読んで、いっそう分からなくなってしまいませんでしたか(笑)?

ご覧のように、さまざまな専門・資格をもつ教員が、臨床心理専攻に関わっています。もし、もっと私たちから話を聴きたいと思われた方は、よかったら、土日見学会を申し込んでみてください。皆さんとお会いできるのを、教員一同、楽しみにしています!

加藤 謙介


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【ご案内】 臨床心理専攻での『学びの特色』『卒業生の進路』については、『臨床心理専攻で、目指そう!心のWライセンス!!』(2015年5月27日投稿記事)も、あわせてお読みいただければ幸いです。