2016年9月

臨床福祉専攻 介護コース実習着リニューアルしました

2016年9月30日

開学時から長年愛用していた介護実習着を今年、リニューアルしました。

 

今までの実習着は長い歴史とともに、実習先でも一目で「九州保健福祉大学の実習生」と分かるぐらい定着していました。

また機能性・通気性にも優れ4年間の演習・現場実習でも学生にとっては重要なアイテムの一つとなっていました。

 

しかし昨年、この実習着を取り扱ってくださっていた店舗がなくなり現在の2年生から新しい実習着で身を包み今年の夏、初めての実習で実習着デビューをしました。

 

 

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新しい実習着を選択するにあたり、何冊かのカタログから学生全員で選んだものが上記写真の実習着です。

実習先でも「明るい」「可愛い」等、好印象の感想を頂きました。

色は、ピンク、ブルー、グレーの3色ありますが、実習中は「明るい色の方が実習のモチベーションが高くなる」という学生もおり、今思えば巡回中、グレーよりもブルーの実習着を着用していた学生と多く面談をしたような気がします。

 

実習着は長年の実習着から変更になりましたが、今後も「九州保健福祉大学卒業の介護福祉士」として卒業生が築いた歴史を受け継ぎながら専門職としてのプライドを持ち、社会に貢献できるような人材育成を目指していきたいと考えています。

貫 優美子

沖田ダムの森の中を歩きながら(2)

2016年9月22日

ビール系飲料の消費量の伸びが思わしくないという報道もありますが,私は「とりあえずビール」ではなくて,「まずはビール」です。それも諸般の事情が許せば,SビールのYがあれば,何も言うことはありません。


  さて,その私が学生時代の夏休みに,京都は三条大橋に近いビルの屋上でビアガーデンのウェイターをやったことがあります。その中で記憶に残っている客がいます。
それは,20代後半のカップルでした。女性の方がリードしているのか,「生ビールの大と中。枝豆と……。」という注文でした。ビールと枝豆を持って,大を男性の方に,中を女性の方に置くと,女性が何も言わずに,ジョッキを入れ替えました。男は大,女性は中という私の先入観のなせる過ちでした。
トラブルには発展しませんでしたが,以後人間観察には留意するようになりました。

  次のような苦い思い出もあります。
雲行きの怪しい,今にも降り出しそうな天候は,ビアガーデン泣かせです。そのビアガーデンは京都でも名の知れた割烹が出していたので,提供しているメニューにも細やかな配慮がなされ,定番の枝豆も当日茹であげた物を提供し,余ったからといって翌日に回すことはしておりませんでした。
さて,そんな天候の思わしくない夜でしたが,何とか閉店時間が近づいてきました。翌日に残さないために,枝豆を多めに提供していました。ところが,閉店近いというのに,団体客が来てしまいました。当然枝豆の注文もありますが,その量は少なくならざるを得ません。テーブルに持って行きますと,案の定「たったこれだけ~?」という苦情を受けるのはウェイターの私たちでした。
内情を言うこともできず,「申し訳ありません」と頭を下げるだけでした。

  お酒が嫌いな方ではなく,冬でもビールの好きな人間が若いときに,ビアガーデンでアルバイトしたらどうなるのか?まさか,呑みながら仕事をすることはありません。ただ,時には仕事が終わった後,無性に呑みたくなるときがあります。そんなときは,河原町三条にあった(いまもあるのかな?)アサヒのビアホールで一杯だけ飲んで帰りました。そこは,殻付き落花生が無料サービスでした。
これを書きながら,「当時は缶ビールの自動販売機はなかったのかな?」とふと疑問が生じました。貧しい学生がビアガーデンのウェイターのアルバイト帰りですから,今だったら自販機ですよね。当時は,今ほど缶ビール等の自販機はなかったように思うのは気のせいでしょうか。

 

ところで,ほぼ毎日歩いている沖田ダムがこれまでにない光景を見せてくれました。7月から8月にかけてほとんど雨が降らなかったので,水位がどんどん下がっていきました。今まで見えていなかった地肌が姿を現しました(写真①)。

 

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沖田ダムはもともと治水ダムであり,渇水時にはダムの貯留水を放流して河川水が枯渇しない働きを持っているということです。この夏は遂に通常の放流場所(写真②)からは流れなくなり,下の部分の補助水路から放流するのを初めて見ました(写真③)。

 

写真②.jpg

 

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ところが,昨日(9月20日)九州南部に上陸した台風16号による大雨は,ダムの水位を押し上げました(写真④)。写真の白く見えている部分まで,水が来ていたのです。①と④は同じ場所を写したものですので,渇水時との差を比べて,改めて自然の脅威を感じたところです。この夏の台風等により被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに,いち早い復興をお祈りいたします。

 

 

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卒業生も頑張っています

2016年9月15日

こんにちは。介護福祉コースの清水です。

 大学は9月25日まで夏休み中で、大学内は学生が少なくとても静かです。

 

いつもは学生の様子をブログに書くのですが、今回は夏休みということもあり卒業生との勉強会の話をしようと思います。

 

社会福祉学部では卒業生の清水を中心にOBOGが月1回、平日の夜、大学に集まり福祉についての勉強会をしています。延岡市で福祉の仕事をしている卒業生とのネットワークづくりを目的に発足して8年以上継続している勉強会です。

 

社会福祉士(ソーシャルワーカー)の仕事は、「人とのつながり」を創り出す専門家ともいえます。生活に困っている人々と支援する人や制度とつなげ、生活を豊かにしていく仕事です。

 

勉強会に参加する卒業生は、「卒業生の頑張っている姿を知ることで、延岡の福祉が向上しているのがわかる」、「福祉大の卒業生と知っているだけで仕事がしやすいし、声をかけやすい」、「大学に来ると初心に返れるので、やる気がでる」と話します。

 

 

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さて、今回の勉強会は、大学の日田剛先生にお願いして、「災害時におけるソーシャルワーク実践」というテーマでお話をいただきました。

 東日本大震災、熊本地震での現地調査を踏まえた災害時の福祉ニーズについての話を聞けたことで、災害への備えが必要だと改めて感じました。

 

OBOG勉強会で、大学の先生を招いた勉強会をするのは今回が初めてでしたが、卒業後も勉強会を通して知識を深め、新たなつながりを創ることができました。

 

在学生の皆さんにも、頼もしい先輩方が社会で頑張っていることを知ってもらえたらと思います。ではまた。

福祉のまちづくりに向けて福祉専門職ができること

2016年9月 1日


福祉のまちづくりに向けて福祉専門職ができること
8月15日、東京の地下鉄で盲導犬を連れた55歳の男性が駅のホームから転落し、死亡するという大変痛ましい事故がありました。
日本では、高齢者や障がいを持たれた方などが安心して公共交通機関を利用できるよう、交通バリアフリー法(現在はバリアフリー法に移行)が施行されました。この法律のなかで「プラットホームにホームドア、可動式ホームさく、点状ブロックその他視覚障害者の転落を防止するための設備を設けること」という基準が設けられています。
地下鉄 七隈線(福岡県)のホームドア
基準は1日当たりの平均的な利用者数が3,000人以上の駅が対象で、順次整備が進められています。今回の事故がおきた駅では、まだホームドアの整備が済んでいませんでした。
九州保健福祉大学のある延岡市では、中心市街地の活性化を期待して延岡駅周辺整備計画が立てられ、2017年度の完成向けて、現在、工事をしています。今回の事故を教訓に利用人数に関わらず転落防止の柵が設置されることを願いたいです。
完成後のイメージ(延岡市ホームページより)
改修中の延岡駅
現在のホームの様子
むかいのホームへ移動するためのエレベーターはすでに整備されています
2000年に交通バリアフリー法が施行されて16年が経過し、駅の安全設備だけでなく、ノンステップバスや歩道の点字ブロックなど、街中でさまざまな配慮が見かけられるようになりましたが、まだまだ整備は十分とはいえません。
高齢者や障がいを持たれた方が日ごろの生活で危険や不安を感じることを発見し、代弁者として社会に発信していくことも、福祉専門職の重要な役目ではないでしょうか。
臨床福祉学科には、住宅・施設・まちづくりを福祉の視点で考える授業があります。生活の基盤である生活環境に意識が向けられる福祉専門職に育ってほしいです。
臨床福祉専攻 三宮

8月15日、東京の地下鉄で盲導犬を連れた55歳の男性が駅のホームから転落し、死亡するという大変痛ましい事故がありました。


日本では、高齢者や障がいを持たれた方などが安心して公共交通機関を利用できるよう、交通バリアフリー法(現在はバリアフリー法に移行)が施行されました。この法律のなかで「プラットホームにホームドア、可動式ホームさく、点状ブロックその他視覚障害者の転落を防止するための設備を設けること」という基準が設けられています。


地下鉄 七隈線(福岡県)のホームドア 

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基準は1日当たりの平均的な利用者数が3,000人以上の駅が対象で、順次整備が進められています。今回の事故がおきた駅では、まだホームドアの整備が済んでいませんでした。


九州保健福祉大学のある延岡市では、中心市街地の活性化を期待して延岡駅周辺整備計画が立てられ、2017年度の完成向けて、現在、工事をしています。今回の事故を教訓に利用人数に関わらず転落防止の柵が設置されることを願いたいです。


完成後のイメージ(延岡市ホームページより) 

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改修中の延岡駅  

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現在のホームの様子  

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むかいのホームへ移動するためのエレベーターはすでに整備されています  

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2000年に交通バリアフリー法が施行されて16年が経過し、駅の安全設備だけでなく、ノンステップバスや歩道の点字ブロックなど、街中でさまざまな配慮が見かけられるようになりましたが、まだまだ整備は十分とはいえません。


高齢者や障がいを持たれた方が日ごろの生活で危険や不安を感じることを発見し、代弁者として社会に発信していくことも、福祉専門職の重要な役目ではないでしょうか。


臨床福祉学科には、住宅・施設・まちづくりを福祉の視点で考える授業があります。生活の基盤である生活環境に意識が向けられる福祉専門職に育ってほしいです。


臨床福祉専攻 三宮