2017年3月

卒業生の活躍

2017年3月30日

大学教員の仕事には、研究と教育以外に地域貢献があります。住民への公開講座や講演のほか、福祉事業所が開催する会議の外部委員を引き受けることもあります。市町村や県の公的機関が組織する委員会への参加も地域貢献のひとつです。

 

先日、宮崎県社会福祉協議会が開いている委員会に出席しました。会議終了後、事務担当者の交代の挨拶があり、新年度から新しい事務担当者として紹介されたのが臨床福祉学科2010年度卒業生でした。たくさんの委員会メンバーの前でしっかりと新任の挨拶してくれました。新年度からの委員会がとても楽しみです。

 

学外実習で巡回指導にいくと職員として働く卒業生に会うことが増えてきました。また、実習施設指導者として卒業生が担当してくれています。今年のゼミ生から「就職が内定した福祉事業所の管理者がゼミのOBでした」との報告も受けました。

 

大学で仕事をしていると常に学生と接しているので、卒業生に対しても学生の頃の記憶のままで止まっています。そんなとき、社会で活躍している彼らに出会ったり話しを聞いたりすると、「立派になったな」と親心のように感慨にふけります。

 

臨床福祉学科の卒業生は福祉現場だけでなく、たくさんの業種に進んでいます。どんな仕事をしても本学科で学んだ“福祉のこころ”を胸にとどめてこれからも活躍してほしいです。

 

臨床福祉学科 三宮基裕

 

8月から始まる社会福祉実習の実習指導者との事前面談の様子。
卒業生も指導者として出席してくれました。 

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沖田ダムの森の中を歩きながら(4)

2017年3月17日

季節は段々と春めいてきています。沖田ダムに上っていく道路の川沿いにはこの時期になると,きれいな花が咲きます(写真:河津桜)。河津桜でしょうか,名前はわかりませんが,思わず見とれてしまいます。もっとも,これも車だと気づかずに通り過ぎてしまうかも知れません。最初に気づいたのは,自転車でダムに向かう途中でした。それ以来,この時期には注意するようにしています。

 

 

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この季節には,鳥たちのさえずりが活発になってきました。歩いていると,すぐ前や横を鳥たちが飛び回っています。2月下旬にはウグイスの初音も聞きました。まさに鳥たちの楽園といった風情があります。しかし,あと4ヶ月もすれば,セミたちのうるさいと言っていいくらいの鳴き声にこの道も覆われます。

また,冬の間に木々が木の葉を落として,見通しがよくなっている間だからこそ見える風景があります。ウサギ?きつね?犬?(写真:動物の顔)の顔のように見える部分が姿を現します。目のように見える部分が人工的なものなのか,たまたま偶然なのかはわかりませんが,この時期限定の光景です。若葉が生え始めると見えなくなってしまいます。

 

 

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さて,自分の才能の有無は別として,憧れている職業があります。編曲家(アレンジャー)です。今年(2017年)1月22日付朝日新聞の文化欄で「編曲家 歌に魔法」という見出しで特集されていたので,読まれた方もいると思います。記事を引用すれば,「編曲家とは 歌謡曲のイントロや伴奏,間奏などの譜面を作り,作曲家の作った歌メロや作詞家の作った詞を引き立て,曲の世界観を完成させる音楽家」です。ここでは,歌謡曲と書いてありますが,それだけでなく,音楽全般とした方が良いと思います。楽曲の魅力を引き出していくという点では,本学の建学の理念である「学生一人ひとりのもつ能力を最大限に引き出し引き伸ばし」に共通することだと思います。

私が,歌手や演奏者,作詞家・作曲家と同じように(あるいはそれ以上に)編曲家に注目するようになったのは二十歳前後の頃だと思います。その頃聞いたFM番組の中で,小椋佳さんが「小野崎孝輔さんは弦(ストリングス)の使い方が素晴らしい」といった趣旨のことを話したの聞いたのが,きっかけでした。改めて,レコードのクレジットに注目すると,初期の小椋さんの曲は,ほとんど小野崎さんが担当しています。当時(そして今でも)私が大好きなビー・ジーズというグループは大多数が3人兄弟の合作ですが,これも初期のほとんどの編曲は,Bill  Shepherd と記載してありました。それ以後,歌手や作詞家・作曲家だけでなく編曲家にも注意を払うようになりました。

そうした編曲家の中で,以前から,文字にしたいと思っていた人がいます。木田高介さんです。

五輪真弓さんの代表作に「恋人よ」という曲があります。歌詞の「冗談だよと笑ってほしい」という部分が実は,木田さんの死を歌ったものだということを,NHKテレビの午後のトーク番組の中で五輪さん自身が話しているのを見ました。もう10年以上前のことです。このことを誰かに喋りたかったものの,年月が経過し,いつ放送の正式な番組名もわからないままで,「私だけが知っている」状態でした。昨年11月5日の『朝日新聞 be版』で「恋人よ」が取り上げられ,五輪さんにとって「兄のような存在」であった木田さんとのエピソードが紹介され,やっと胸のつかえが取れた思いでした。

1980年5月に31歳で事故死した木田さんの編曲した作品として2曲が紹介されています。貧しい同棲時代の表現にぴったりマッチしたヴァイオリンのソロが哀感を誘うかぐや姫の「神田川」,一転して(昨年11月に亡くなった)りりィさんの「私は泣いています」は,デキシーランドジャズ風の編曲が施されています。

しかしながら、私が木田さんの仕事の中で出色の出来だと思うのは,上条恒彦さんが「六文銭」をバックに歌い,1971年の第2回世界歌謡祭でグランプリを取った「出発の歌-失われた時を求めて-」です。「さぁ~今 未来に ~宇宙に」と歌う長いリフレインのあと終わったかのように思ったあと,ドラムから始まる再度のリフレインが続き,そして華々しく終わるというダイナミックな編曲ですが,途中の木管楽器によるオブリガードも印象に残ります。私の好きな1曲で,是非聴いて欲しい作品です。 もし,事故に遭わなければどのように素晴らしい仕事をしているのだろうと思うと,残念でなりません。次回は,深町純さんについて書きたいと思います。      長友道彦でした。

介護福祉コース社会福祉士国家試験の結果

2017年3月16日

こんにちは。

臨床福祉専攻の清水です。

3月15日(水)、今年度の社会福祉士国家試験の結果が発表されました。

 

臨床福祉専攻新卒者は、18名中14名(77.8%)でした。昨年度の57.1%から大きく合格率がアップしました!

専攻のうち介護福祉コースでは、さらに7名全員合格し、初の合格率100を達成しました。

7名は介護福祉士+社会福祉士のWライセンスを取得して卒業します。本当におめでとうございます!

 

介護福祉コース社会福祉士合格率100%達成記念に、学生の「受験体験記」を5階研究室前に掲示することにしました。

学生の皆さん、ぜひ今後の学習の参考にしてください

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受験体験記の一部を簡単にご紹介すると、「1年半毎日欠かさず勉強した」、「問題に赤ペンで解説を書き込み、赤シートで隠して何度も解いた」、「オンとオフを分け、集中して勉強した」、「人生で一番勉強した」、「やった分だけ点数が伸びていった」などです。詳しくは見に来てください。

 

ちなみに、九州保健福祉大学社会福祉学部(新卒)の合格率は51.1%。

全国の大卒(新卒)の合格率は46.3%でした。

臨床福祉専攻だけでの合格率をみると、とても高いことがわかります。

 

今回の介護福祉コースの合格率100%達成の理由を考えてみました。

まず、全員で合格しようという団結力と一人一人の地道な努力が実った結果の合格です。

模試の順位を競いながらも、誰かが落ち込めばみんなで励まし、助け合い、教え合う関係性が常にありました。

試験が近づくにつれて研究室へ毎日誰かが交代で質問に来ていました。

彼らは決して天才でもなければ特別ではありません。

ただ、社会福祉士の難関試験に合格しようという強い気持ちがあったこと、模試のやり直しや過去問への取り組みなど、集中した学習を毎日継続できたことです。

どんな学生でも努力すれば社会福祉士になれる。彼らを見ていて、努力は夢を叶えられると改めて思いました。

 

3月19日(日)は本学の学位記授与式です。

卒業生皆様のご活躍を心からお祈りしております。

清水径子

第4回社会福祉学部同窓会

2017年3月13日

こんにちは。臨床福祉専攻の清水です。

平成29年2月25日(土)に第4回社会福祉学部同窓会を開催しました。

 参加者は、公務員として頑張っている人、地域包括支援センターで社会福祉士として頑張っている人、高齢者施設で相談員をしている人、病院で医療ソーシャルワーカーをしている人など多様な職場で仕事をしている人が集まりました。卒業生、教職員併せて24名の参加があり、にぎやかな会になりました。

 みな、それぞれの職場で福祉を熱く語る人たちばかり。私自身が元気をもらい、社会福祉学部のつながりを深められた会でもありました。

 参加者は、「楽しかった!」、「来てよかった。」と話してくださり、社会福祉学部での同窓会の必要性も感じました。

 

 

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また、引き続き社会福祉学部OB・OG勉強会「フェニックス」も4月から毎月第2水曜日、19時~大学で実施を予定しています。そちらも、数年前から卒業生が集まり、親睦を深め、知識を深め、それぞれの福祉の仕事に活かせるよう続けてきました。

卒業生の今後のご活躍をお祈りするとともに、私も皆さんに元気をもらいながら頑張っていきたいと思います。