2017年5月

五島列島の旅

2017年5月25日

学科長の秋葉です。連休に長崎県の五島列島に行ってきました。前にゼミ生が五島から来ており、どんなところかなと興味がありましたが、そう簡単に行けません。宮交の募集した団体ツアーがあったので、意を決して参加してきました。長崎まではバスで6時間、さらにそこからフェリーで3時間ほど。やはり時間がかかります。遠くに島影が見えてきた時の印象は、ずいぶん山が多い島だなぁというものでした。南太平洋の島国に住んでいたことがありますが、あちらの島はサンゴ礁からなる島が多いので、平べったい島ばかり。こんなことからもえらい違いを感じたのでしょう。



 

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五島には古い歴史があります。旧石器時代にはもう人が住んでいたようですし、古事記に出てくる知訶島が五島とのことです。遣唐使の時代には唐へのルートにもなっており(南路)、多くの人たちがここを通っていきました。空海もこのルートで行ったようです。遣唐使が唐にたどりつける確率が50%程度とか。往復するとなるとその半分の確率になるでしょう。島に「お船様」という遺跡がありました。船の形をした石ですが、これに向かって航海の無事を祈りました。航海技術も未熟な時代です。どんな気持ちでこの石に人々は向かったのか、、、、。千数百年前の人々に思いを馳せました。


 

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五島は隠れキリシタンの島でもあります。江戸時代に幕府の迫害を逃れて信仰を守り続けてきました。明治時代に入ると信仰の自由が認められるようになり、次々に教会が建てられました。それをバスで巡ったのですが、日本でこれだけ教会が多い地域は、他に例がないのではないでしょうか。お墓も日本式ではありません。墓石には十字架があり、戒名を見ると、洗礼名(マリアとかミカエルとか)がつけられています。始めてみました。



 

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下の写真は五島の奇岩の一つ「トトロ岩」です。トトロに似てますよね。

 

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たまに日常を離れるのも大事です。リフレッシュして仕事に励めます(励んでいます)。

専門ゼミの活動

2017年5月 9日

新年度になって早ひと月、新しい専門ゼミ生が決まりました。専門ゼミというのは、「この先生のもとで自分はこんなことを研究してみたい」という学生の希望と「この学生を自分が育ててみたい。」という教員の思いが一致して決まるクラスです。

少人数で楽しくまた厳しく学んで行きます。

私のクラス「山﨑ゼミ生」は今年4年生が8名3年生が3名です。4月末に4年生が3年生を歓迎する懇親会を企画してくれました。

3年生以上になると全員成人していますので、会場もお酒の飲める居酒屋が多いです。今回も居酒屋Eになりました。

コース料理と飲み物飲み放題2時間でいくらという形式のお店です。4年生はお店を決め、予約をしたり、どのようにお店まで行くか、帰るかなども考えながら決して飲酒運転者が出ないように、一人一人に確かめます。また個室で自分たちだけで話ができるようにするなどいろいろ条件を考えるので大変です。

でもこのような交流会はとても楽しくみんなと仲良くなれるので私のゼミでは時々行います。

3年生と4年生が早めに仲良くなる必要が 山﨑ゼミにはあるのです。それは5月末には一緒に木城町の石井記念友愛社というところに合宿に行くからです。一緒にご飯を作り、また同じ部屋で枕を並べて寝るので、(当然男女は別々ですが)早くから仲良くなっていてもらいたいと思って計画をお願いしました。

合宿の様子やそもそも「石井記念友愛社とはどんなところか」はまたの機会に報告しますね。

私は本大学が設立されて以来、もう十数年この専門ゼミを担当してきました。私のゼミの卒業生は百数十人になります。今年も3月に8名が卒業して行きました。8名のゼミ生の内7名が社会福祉士に合格しました。内2名は精神保健福祉士とのW資格で合格でした。また高等学校福祉の教員免許と社会福祉士の二つの資格を得、先生になるか福祉の道で頑張るか迷った挙句なんと倍率33倍の超難関の就職先に就職出来た学生もいました。さらにもともと介護福祉士資格を持って入学してきてしっかり社会福祉士資格を得てこれもW資格で卒業していった学生、子どもが好きで保育士資格を地道に受けながら児童発達支援センターに就職した学生、ボランティアと最後まで両立させながら試験合格をつかんだ学生もいます。一人一人が自分のライフストーリーをしっかり展開していった大学生活であったと思います。

その中で、時には文字通り寝食を共にしたり、福祉士の国家試験勉強にまい進したり、卒業研究が進まず悩んだり、泣いたり笑ったりしながら大学後半の2年間を過ごします。この専門ゼミこそが大学生活の醍醐味だと言う先生もいます。

そんなゼミが今年もスタートしました。一年間頑張らねばと私もまた気合を入れているところです。

山﨑きよ子