2019年5月

プレゼンテーション

2019年5月29日

こんにちは。臨床福祉専攻介護福祉コースの清水です。

今日は、3年生の授業を紹介します。

 

3年生は春休みに介護福祉実習(第2段階)で特別養護老人ホームに実習に行ってきました。

現在は、介護コースの授業の中で、その実習の振り返りを行っているところです。

その振り返りの一つとして、パワーポイントを使って担当した利用者の発表をしました。

 

発表中は、声の大きさや目線、ジェスチャーを使用するなどプレゼンテーションの技術を駆使して、上手にできていました。さらに、パワーポイントには図や表を使い、随所に工夫が見られました。

 

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聞いている人の立場に立ってプレゼンができると、人に伝わるプレゼンができるようになります。学生同士で発表を聞き、評価もお互いで行いました。

 

3年生になるとこのように授業の中で、何かを発表する機会が増えてきます。

これからが楽しみな3年生です。

 

7月14日(土)のオープンキャンパスには、3年生も参加する予定です。

授業の様子など、ぜひ質問してみてください。

先達はあらまほしき事なり

2019年5月20日

クラシックのコンサートに行く場合,演奏曲目や指揮者・演奏者,そしてオーケストラなどの演奏団体など,決定要素は人様々であろうと思います。私の場合は,まず演奏曲目で決める場合が圧倒的です。次いで,日程や料金,会場所在地などを考慮します。ベートーヴェン崇拝者の私としては,当然彼の作品が中心となります。交響曲だとまず食指が動きます。ピアノ曲ややヴァイオリン・ソナタ,室内楽などは料金,会場で左右されます。

ベートーヴェン以外の作品の場合,演奏曲目で選びます。今回で24回を迎える『宮崎国際音楽祭』の演奏会に5月12日に行きました。


 

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音楽好きの私でも,この音楽祭に足を運ぶ機会は少なく,今回で3回目です。その理由は,プログラムの内容であったり,聴きたいと思うコンサートのチケットが手に入らなかったり,日程の問題などです。今回はモーツァルトの「ヴァイオリン,ヴィオラとオーケストラのための協奏交響曲」の第2楽章を聴くためにチケットを購入しました。もう1曲はマーラーの交響曲第4番です。プログラムを見た時,渋い選曲でヴァイオリンが若手の三浦文彰さん,ヴィオラと指揮がピンカス・ズーカーマンとは言え,早々と売り切れになることはないだろうと予想しましたが,実際私の周囲も空席が目立ちました。

ややマイナーな曲目のモーツァルトをなぜ聴きたかったのかというと,大部以前になりますが,NHKの朝のラジオ番組の中にヴァイオリニストの千住真理子さんのコーナーがあり,その中で紹介されたのがこの曲の第2楽章でした。憂いを帯びた美しい旋律が印象的で,すぐに注文・購入しました。


 

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その後折に触れ聴いていたのですが,ある時,モーツァルトの他の曲を聴きたくなって所有のCDを探したら,何とその中に上記の曲が収録されていました。


 

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つまり,千住さんの紹介以前に私はその旋律を耳にしていたことを知り,愕然としました。その時私の頭に去来した古典が兼好法師の『徒然草』第五十二段の「先達(せんだつ)はあらまほしき事なり」でした。最初は聞き流していた旋律が,千住さんの解説で光り輝くものとして印象に残ったのです。そう考えると,私たち教員の仕事は学生(生徒)たちにとって,先達として注意を喚起し,ポイントを指摘して,頭や心に刻みつけることなのだと再認識した次第です。

なお,この音楽祭で私が聴いた最初はブラームスの『弦楽六重奏曲第2番』とシューベルトの『弦楽五重奏曲』でした。当初発表されたプログラムは第1番ということで,その第2楽章を聴きたくて行ったのですが,当日のプログラムでは2番に変更されており,がっかりしたのを覚えています。「演奏曲目は変更される場合もあります」という告知もあるので,遺憾ともしがたいのですが,残念でした。

今後,何回コンサートに行けるかわかりませんが,生で聴きたい曲にビゼーの『交響曲 ハ長調』があります。17歳の時の作品で,非常に明るく若々しい曲です。

臨床福祉学科 長友道彦でした。

ノーマライゼーションと住環境

2019年5月 9日

本学も10連休でした。連休が明けて、今週から本格的に講義が始まります。

 

臨床福祉学科では、『バリアフリー住宅』『福祉施設の生活空間』『福祉のまちづくり』など、福祉住環境をテーマにした科目を開講しています。連休明け最初の講義は『ノーマライゼーション社会と住環境』がテーマでした。

 

『ノーマライゼーション』という言葉は、数年前に国立国語研究所が難解な外来語として「等生化」という日本語訳が提案し、話題となりました。『共生』という言葉が用いられている場面もよく見かけます。ただ、本来の意味を十分に伝え得る日本語がないので、私の講義では訳さずに『ノーマライゼーション』として話しをしています。

 

『ノーマライゼーション社会』とは簡単にいうと「誰もが平等の権利を持った社会」ということです。例えば、病院の病室を想像してください。私たちが普段生活している部屋と比べて過ごしやすい空間だと思いますか?「病室だから生活空間とはちがう」という人もいるかもしれません。しかし、ひと昔前の老人ホームは病室のような4人部屋の居室がたくさんありました。少しずつ個室化が進み、快適さが高まっていますが、まだまだ「生活空間」といえる施設は少ないと思います。高齢となり自宅での生活が困難となれば、老人ホームに転居することもあります。その時に、これまで生活してきた空間とはかけ離れた居室で過すことは『ノーマライゼーション』と言えるでしょうか。

 

臨床福祉学科の学生には、『ノーマライゼーション』という言葉の意味をよく学んで、誰もが平等に生きていける生活空間を考えることができる福祉専門職になってもらいたいです。

 

臨床福祉専攻 三宮基裕