服部克久さんと九州保健福祉大学

2020年7月27日

7月19日(日)に本学のオープンキャンパスが開催されました。コロナ禍のために,事前予約制の採用やWEBも活用するなどこれまでと異なる形での実施となりました。私も応対しましたが,来訪された高校生や保護者は従来以上に高い目的意識をもっておられるように感じました。8月23日(日)にも予定されておりますので,是非おいでいただければと思います。

さて,6月に音楽家の服部克久さんが亡くなりました。氏の経歴や業績については,新聞等で報道されました。私の氏に関する文章も『宮崎日日新聞』の「窓」欄に6月19日付で掲載されております。今回は,氏と本学とのつながりを紹介します。2015年11月に『エンジン01文化戦略会議「オープンカレッジinのべおか」』(写真1)が開催されました。エンジン01文化戦略会議は「創造的活動をしている個人によるネットワークで,研鑽と提言を通じて,日本における文化活動の社会的水準を高めることを目的」としているということです。講師には,よくぞこれだけの著名人を集めたものだとため息が出る方々でした。その中の一人が服部克久さんであり,「とっておき,オススメ音楽」という講座を担当されたようです。残念ながら,私はボランティア・スタッフとして他の会場(石毛宏典さんと玉木正之さん)を担当しましたので,話を聞くことができなかったのは残念でした。ただ,講師の案内の際に,氏のお姿をステージ以外の、しかも本学構内で拝見できただけでも幸運でした。

 

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服部克久さんの業績・仕事は本当に多彩でした。「ファイナル・ファンタジー」のゲーム音楽を東京交響楽団で演奏したり(写真2),THE ALFEEの音楽をクラシック音楽と融合させてオーケストラで演奏した3枚のCDもあります。そして,合唱組曲「ガラスのうさぎ」(写真3)があります。児童文学作家の高木敏子さんが戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えた児童文学です。この作品をコーラス・グループのダークダックスが合唱組曲として音楽化したもので,その音楽を担当したのが服部克久さんだったのです。

 

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これらのCDは現在入手がむつかしくなっているようですが、もし機会がありましたら是非ご一聴を。あらためて、服部克久さんのご冥福を祈りながら。 長友道彦でした。

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