学科紹介

福祉を学ぶ学生が建築図面を描く?

2013年6月24日

臨床福祉学科で学んだ学生の半数以上は福祉分野で活躍しています。

2000年に入って「これからは福祉の時代」と呼ばれるようになり、本学を含めて福祉を学ぶことができる大学が増えました。

数ある福祉系大学のなかでも、九保大の臨床福祉学科では、社会福祉学をベースに介護、心理学、アニマルセラピー、教職員などの専門職養成を目指しています。これに加えて、他大学ではあまり見られない特徴として「建築やまちづくり」の基礎も教育課程に盛り込んでいます。

写真は、介護福祉士を目指す学生が建築図面を描いている様子です。

 

初めて建築図面を描きました。

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お手本を見ながら、熱心に描いてくれています。

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難しそうな建築構造にもしっかりチェックを入れてくれています。

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設計図面が描ける介護福祉士になれるかな。

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完成です。

短時間で上手に描けました。建築を専門に学ぶ学生に負けてないかな。

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私たちは、必ず何らかの空間で日常生活を過ごしています。大豪邸から小ぢんまりとした住宅まで。理由あって路上で生活をしている方も雨風をしのぐ空間を造っています。そんな日常生活のベースになる住宅や住いは、生活者の安住の場でなければなりません。

 

この授業は、福祉を学ぶ学生に建築士になってもらうためのものではありません。バリアフリーへの住宅改造など、福祉の専門職と建築の専門職が連携しなければならないときに“建築士に一言申せる”福祉専門職になってもらうための授業です。

 

臨床福祉学科を卒業して福祉現場の第一線で活躍する学生には、援助技術はもちろん、高齢者や障がい者、援助を必要とする子どもたちの生活空間についても目を向けることができる能力を身に着けてもらいたいです。

 

臨床福祉学科 三宮基裕

 

精神科病院見学実習に行ってきました!

2013年5月20日

5月10日、精神科病院見学実習に行ってきました!

 

本学では精神保健福祉士を目指す学生が、夏から秋にかけて精神科病院で実習を行います。その事前学習の一環として、毎年、延岡市近郊の精神科病院にご協力をいただき、見学実習を行っています。精神保健福祉士を目指す学生は、大学だけではなく、当事者の皆様、医療機関、施設、行政など様々な分野の方々からご指導をいただいています。

社会から求められる心豊かな専門職を目指して、今日も学生はがんばってま~す。

 

 写真は、見学実習前の学生の緊張した面持ちです(笑)。見学実習終了後の充実した笑顔も撮影すればよかったのですが、私、すっかり忘れておりました。申し訳ございません!

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 【学生の感想】

「精神科病院は閉鎖的イメージがあったが、明るい雰囲気で風通しもよくイメージが変わった。自由だと感じた」

「精神保健福祉士と患者様の距離がとても近いと感じた。私もそんな精神保健福祉士になりたいと思った」

「信頼関係を築くために、しっかりと患者様のお話を聴くことが大切であると思った」

「働いている人たちの思いを知ることができてとてもよかった。また、多くの人たちが長期入院を強いられていると思っていたが、最近は入院期間が短期となっていることを学ぶことができてよかった」

などなど…

 

臨床福祉学科 西田美香

臨床福祉学科で介護を学ぶ

2013年5月14日

みなさんこんにちは

 

やっと暖かくなってきたように思いますが、コタツなどはもう片付けましたか?

寒がりな私の家では、コタツを片付ける勇気がなく、このブログを書いている今もコタツに入って書いています。

 

今日は「介護コース」についてお話します。

介護福祉士の国家資格の受験資格を取得するためには、2年間の専門学校でも可能です。

「大学で4年間も」と思われるかもしれませんが、4年間ならではの理由があります。

 

1つ目は、社会福祉士の受験資格も取得できるという、つまりWライセンスの取得が可能であるということです。「超高齢社会」になっている日本。今後も今以上に高齢者が増えてきます。「介護ロボット」なども開発されていますが、「人」はやはり「人」が介護するのがいいと思いませんか? 微妙な手加減はロボットではできません。

介護福祉士を持っている社会福祉士、社会福祉士を持っている介護福祉士 どちらをめざしますか?

 

2つ目は、リーダー的な、指導者的な、教育者的な介護福祉士を4年間かけて養成していることです。卒業生の中には、施設長になったり、介護士長になったり、いろいろな部署でリーダーとして頑張っています。

 

固いお話ばかりになっていますが、「介護コース」で一番いいのが、みんな仲良しということです。1年生より、グループで演習したり、いろいろな学生と実習に行ったりと、みんなで苦楽?を共にしています。キャンプに行ったり、実習が終わったら飲み会したり・・・と教員の知らないところでも集まってワイワイしているようです。

 

オープンキャンパスが、7月14日(日)と、8月25日(日)にあります。

この雰囲気をぜひ体験してみてください。

学生と共にお待ちしております。

 

次回、このブログでお会いするときには、授業の様子や学生との○○会の様子など、写真もあわせてお話します。

 

臨床福祉専攻 介護福祉コース    稲田弘子でした

心理学は面白いですよ

2011年4月27日

みなさん、はじめまして。臨床福祉学科で心理学関係の授業を担当している前田直樹と申します。

私が担当している心理学という学問は、一般的なイメージと本来の内容が大きく異なる学問です。実際に授業を行うと、学生から「心理学がこのような内容だとは思わなかった」という感想をよくもらいます。

 

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心理学は「相手の心を読む」とか「相手が何を考えているのかを当てる」という学問だと一般的には思われているようですが、実際は学習や知覚などの基礎の内容から個人の心理療法やカウンセリングなどの応用分野に至るまで幅広く勉強しなければなりません。

一般的な心理学のイメージと実際の内容が異なっているせいか、最初は多くの学生が「私が学びたいのはこんな内容ではなかった」とショックを受けます。しかし、内容が進むにつれ、心理学の奥深さに興味を示してくれる学生もいます。私自身もかつてはそのような学生の一人でした。

心理学は一般に考えられているような「相手が何を考えているか当てる」ための学問ではありませんが、人間の心と身体に関する非常に興味深いものであることは間違いありません。興味のあるなしに関わらず、みなさんも一度心理学に触れてみてはいかがでしょうか。心理学は面白いですよ。

前田直樹

精神保健福祉士をご存知ですか

2011年4月27日

私は、大学で精神保健福祉士の養成に携わっています。

社会福祉士や介護福祉士については聞いたことがあるが、「精神保健福祉士という資格は聞いたことがない」という方が多いかもしれません。


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精神保健福祉士とは福祉に関する専門的知識や技術をもって、精神障害者やその家族の方々に対し相談、支援行うソーシャルワーカーです。精神保健福祉士は国家資格です。


精神保健福祉士は主に精神科病院、精神科クリニック、社会復帰施設(障害者相談支援事業所、障害者就労支援事業所、及び障害者居宅支援事業所等)に勤務しています。

日本では精神障がいや精神障がい者に対する正しい知識を所持する人が少なく、精神障がい者を「怖い人」「変わった人」と誤解している方が多いように思います。その理由の一つに、実際に精神障がい者と交流した経験がない人が多いことが挙がります。

つまり、精神障がいについての正しい知識や情報を持たない上に、精神障がい者との交流経験がないことが、地域住民の方々が精神障がい者に対する偏見を抱く要因となっているのです。

実際に私の交流経験から、精神障がい者の方々は真面目な、心優しい方が多いなと私は感じています。また、精神障がい者の方々との交流活動を通して、本校の学生さんからは「精神障がい者に対して、特別なイメージを持っていたけれど、ふつうの人だった」「精神障がい者に対して自分が偏見を持っていたことに気づいた」という声をよく聞きます。

 

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精神障がいをもつ方々が地域住民の偏見や差別を受けることなく人権ある社会生活を営むことができるよう日常生活の相談、支援を行うことが、精神保健福祉士の重要な役割です。

黒須依子

動物を福祉に活かす?

2010年9月24日

今回は、臨床福祉学科・動物療法専攻の紹介をさせてもらいます。

動物療法専攻では、社会福祉士の受験カリキュラムをベースとして、「アニマル・セラピー」を実践・コーディネートできる人材を養成しています。

アニマル・セラピーは、単に動物を人とふれあわせるだけの活動ではありません。より良い実践にするためには、ともに活動する動物たちの特性を学んでいること、そして何より、高齢者・障害者・子どもなど、対象となる人々の福祉・心理について十分に理解をしていることが求められます。

このため、動物療法専攻では、人の福祉・心理に関わる様々な授業とともに、動物の行動学的理解やトレーニングを学ぶ科目が開講されています。

そんな専攻の活動風景の一場面です。

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犬の散歩をしていますね。これは、専攻で飼育している「専攻犬」の世話の様子です。

次の写真は、「動物トレーニング実習」の一場面です。

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アニマル・セラピーに参加するためには、動物たちが一定レベル以上のしつけを受けている必要があります。また、連れて行く人も、動物たちの行動の意味や扱い方について、十分な知識を身につけなければなりません。専攻の学生と専攻犬は、日々の世話やトレーニングを通して、「犬『が』学ぶ」・「犬『で』学ぶ」の2つを勉強しています。

今年度前期から4年生を対象として開講されている「アニマルセラピー学外実習」では、大学の近くの施設にご協力頂き、学生・専攻犬によるふれあい活動が行われています。これまでの勉強の成果を活かし、現場で立派に活動する学生・犬の様子を見ることができ、専攻の教員として感慨もひとしおです(ちょっと大げさ??)。

「動物療法専攻についてもっと知りたい!」という人は、ぜひ、下記のブログもご覧下さい。学生の視点から、専攻の日々の様子を紹介しています。

http://anithera.exblog.jp/

加藤 謙介

4月のキャンパス

2010年4月27日

入学式から一ヶ月がたとうとしていて、幾分かキャンパスも落ち着いてきました。

なによりも1年生の顔とファッションが「高校生」から随分と大学生!になってきてますね。たのしいね。新しいことを「学ぶ」とみんないい顔になってくるから不思議です。やらされている勉強ではなく、自分で選んで臨床福祉学科に入学したのだから当然といえば当然ですね。

2年生は、新入生の入学がやはりうれしかったらしく、去年の初々しかった姿はどこへやら、ゼミにサークルにすっかり?ちゃっかり、しっかりと先輩としての貫禄をつけて、まあ、逞しい限りですね。先輩は後輩に作られる、かな。

3年生の諸君は、そろそろ就活や卒論が見えてきて、慌ただしさとともに充実してまーす!のオーラが出てますね。そのまま順調であることを教員の一人として見守る今日この頃です。

4年生の諸君は、大学生かつ最後の一年をどうすごそうかと思案中の顔をした学生もいれば、国家試験まっしぐら、就職活動奮闘中、あるいは卒業研究に没頭、いろいろいるね。大学生活の総仕上げだけど、これまでの3年間をどう過ごしてかで、違いがでるもんだとつくづく思いますね。みんは一生懸命なので、そんな姿をみていると、それぞれの目標を達成できるよう教員としてしっかり仕事をしようと心から思うね。教員のエネルギーの源はやはり学生が将来にむかって頑張る姿なんですね。つくづくそう思うね。

はじまったばかりの一年だけど、また、あっという間に一年たってしまうんでしょう。臨床福祉学科の学生の全員がここで学んでよかった!って思えるように、今日も張り切って教員の仕事をしようと思う、横山でした。

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心理学を学んでできる仕事

2010年3月18日

みなさん、こんにちは。別れと出会いの季節がやってきました。本学の卒業式は3月19日です。写真は、本学の式次第と吹奏楽部からステージを見たところです。

さて、私は今で言うところの「認定心理士」が取れる専攻を卒業しました。心理学は大きな分野で、本学の「○○心理学」という講義だけでも「社会心理学」「教育心理学」など10科目余りあります。では、心理学を学ぶとどんな仕事に活かせるのでしょうか。本学の臨床心理専攻はまだ卒業生を出していないので、心理学を学んだ私の友人たちの就職先を紹介しましょう。

公務員や学校の先生になった友人もいましたが、就職先のほとんどが一般企業でした。例えば、心理学の研究では統計を使ってデータの処理をしますから、その腕を買われてマーケティング部門に。自動車会社では事故を減らすための内装を考える部門に。人を注目させる広告を作る広告会社に。子どもたちのために理解しやすい学習教材を作る会社に。病院などの専門機関で使われる心理検査を作成・販売する会社に。人の心理と薬を研究していた友人は薬品会社に。それから、乗馬サークルで熱心に活動していた友人は馬関係の会社に。趣味が高じてゲームソフト会社に。

このように学んだ心理学を多種多様な仕事に展開していきました。心理学は人間について深く理解するための学問ですから、いろんな分野のベースになるものと考えています。あなたは、何を学び、どう展開していきますか?

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#写真は昨年の卒業式の様子。

 

文責:田中陽子

夢や希望は口に出すと叶う。

2010年1月27日

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世の中には控えめな人が多く自分の夢や希望を口に出す人は少ない。私も「あなたの夢は何ですか」と聞かれたら「特にありません」と答える。

さてある日ひとりの学生が私に「先生、私は今まで一度も自分の夢を人に話したことは無いのですが聞いてくださいますか。」と言ってきた。その学生はご主人が定年退職のとき「妻としてよく尽くしてくれた。退職金の一部をあなたにあげるから好きなように使いなさい。」と言ってくださったので「私は大学に行って学びたいです。大学に行かせてください。」と言って大学に入学してきた50歳台後半の女性であった。

彼女は私に「私の夢は家庭裁判所の調停委員になることです。」と言った。私はその時点では家裁の調停委員にはどうやったらなれるか知らなかった。1ヶ月ほどたって、会社を定年退職後に本学に入学し卒業した方に町でばったり会った。「今何をしているの。」と尋ねると「家庭裁判所の調停委員をやっています。」と答えるではないか。びっくりして「どうやったらなれるの。なりたい人がいるのだけれど。」と尋ねたところ、「いま新しい調停委員を探しているんですよ。早速連絡を取ってみますね。」とさらに驚く話となった。いま彼女は夢が叶って彼とともにその仕事をしている。

彼女は控えめでシャイな感じの人である。でも思い切って夢を口に出したから叶ったといえる。

私はいくつになっても自分の夢を持ちまた人に話すことで道が開けることを目の当たりにした。この二人はわたしの人生の先輩として本当に尊敬する方々である。そんな人との出会いも大学教員の役得だなあと思う。

文責:山崎きよ子

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この時期の4年生は必死です

2010年1月19日

少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

色々な難しい局面を迎えている昨今の世の中ですが、なんとか乗り切ってがんばりましょう。

さて、がんばりましょうと言えばこの時期、大学受験にチャレンジしている皆さんもそうですが、うちの学科ではなんといっても4年生です。どうしてかと言えば、まもなく社会福祉士や精神保健福祉士の国家試験を控えているからです。この両者はかな~り難関の国家試験で、しかも彼ら彼女らの就職先にも影響する事がありますので、皆必死に受験勉強に取り組んでいます。

教員の方もなんとか学生達に合格してもらおうと、受験対策やさまざまなサポートを行っております。特に今年は試験制度が変わって受験科目なんかにも影響しているので、より一層です。

しかし、試験はなんといっても自分自身との戦い。これだけはいつの世にも変わりません。これを乗り越えてこそ、将来の一歩が開かれるのだと思います。

教員yama でした。

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