教員の活動

経済と福祉

2014年8月 6日

8月1日(金)の経済学講義で、ケインズの『一般理論』第15章を学びました。

 テーマは「流動性への心理的誘因と営業的誘因」です。

 簡単に言うと「人が現金を好む理由」です。


流動性とは他の商品と交換され易さを意味します。

現金(普通預金、当座預金を含む)が一番流動性の高い商品です。

したがって、現金を手元に置こうとするのが人の性(さが)なんですね。

現金の効用は取り敢えずは次の給料までの生活費。

そして、突然の機会を得るための予備費。

予備費は人生を大きく変えるときに極めて重要です。

先日も大河ドラマ「軍師 官兵衛」で、中国大返しの場面があり、虎の子の軍資金をすべて兵に与えていました。

予備費には突破力があります。

 

この予備費の額は一人ひとり大きく違っています。

予備費のうち一部は預金になります。

でも、これって社会全体で見ると借りる人がいないと預金は活用できませんよね。
活用できないと利子が生まれません。

借りる人も大切です。

なるほど社会は上手くできています。

借りたい人と預金する人それぞれが足りない部分を補うんですね。

経済は相互扶助を前提にしています。

経済と福祉は関係が深いようです。

 

高橋直也

社会福祉を広い視野で学ぶ

2014年7月25日

 

前回ブログの先生と同じく、社会福祉士実習演習指導者講習会に参加しました。

 

「延岡にない怖さ」2014年7月24日

 http://www.phoenix.ac.jp/faculty/social_welfare/cw_blog/entry/2014/07/001985.html

 

臨床福祉学科では社会福祉士を養成しています。といっても、学科教員全員が社会福祉の専門家というわけではなく、社会福祉の関連分野を専門にする先生もたくさんいます。私もそんな関連分野の一人で、建築やまちづくりの観点から福祉を勉強しています。

 専門が建築学ですので当然社会福祉の講義など受けたことがありません。福祉を学ぶ学生に建築にも興味関心を持ってもらうには、教える私自身が福祉のことをもっと勉強する必要があります。

 それで、今回、学生に戻った気分で講習会に参加してきました。

 

今回会場となった大学です。

 

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若い先生からベテランの先生まで、80名以上の参加者がありました。講義の内容でも学びがたくさんありましたが、久しぶりに講義を聴く側になって、学生が興味を引くような講義の仕方に気づくこともたくさんありました。

 

 

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さて、講義は朝10時か夕方5時までびっちりとあったのですが、一番印象に残っているのが、「人と環境の交互作用」という考え方です。社会福祉の援助を必要とする対象は決して当事者である「人間」だけでなく、その周りの環境(自然、社会、人間関係など)も対象であり、人間と環境を一体的なシステムとして捉えようというものです。詳しくは大学で学びましょう。

 私の専門分野の建築学でも「人間‐環境」の考え方は重要な視点です。建築やまちはすべて人間の生活空間であり、人間が理解できていなければよい環境はつくれません。

 すべての人が使いやすい製品や環境のデザインのことを「ユニバーサル・デザイン」といいます。私の立場から臨床福祉学科で社会福祉を学ぶ学生に伝えることは、「人と生活環境の交互作用」に目を向ける大切さを伝えることだと改めて感じました。福祉当事者にとっての“住みにくさ”“使いにくさ”を建築をつくる側に伝えていける専門職になってほしいです。

 

最後に、今回の出張で離発着した羽田空港でみかけた「ユニバーサル・デザイン」を一つ紹介します。

 私たちは当たり前のように旅行をしますよね。見知らぬ土地や建物にくると行き先が分からなくなることもあると思います。そんなときに「総合案内」が頼りになるのですが、その案内窓口を想像してみてください。座って対応する案内カウンターが想像できましたか?案内窓口はスムーズに誘導できるように、一般には立って対応するカウンターが設置されています。高さでいうと1mぐらいでしょうか。でも、車いすの方にはこのカウンターは高すぎます。また、案内は多くの場合“音声”でやり取りしますよね。言葉がうまく出てこない旅行者は困ってしまいます。

 羽田空港には、こんな案内カウンターがありました。まさに「ユニバーサル・デザイン」ですね。(「専用デスク」という看板は残念でした。できれば使用者が“特別な場所”と意識しない、さりげない空間だともっと良かったです。)

 

 

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街中には、たくさんの「ユニバーサル・デザイン」があります。意識をしてさがしてみてください。


今回の出張、行きは宮崎が大雨で電車が不通となり、帰りは東京が大雨で搭乗予定の飛行機が欠航してしましました。ここ最近の大雨は「人間生活と自然環境」が大いに関係しているのかもしれませんね。「人間と環境」。どの分野でも重要なテーマです。


臨床福祉学科 三宮

延岡にない怖さ

2014年7月24日

蒸し暑い日が続いております。お変わりありませんでしょうか?私はこの暑さで夏バテを起こしております。だるい、動きたくない、食欲がない、、、。こんな状況でも仕事は待ってくれません。


先日、東京で社会福祉士養成のための現場実習を指導する教員の講習会に行ってきました。実際はこの大学に来てからずっと現場実習を担当しておりますが、法的にもうるさくなってきておりますし、しっかり基礎から勉強しなおすためです。我々教員も、学生以上に日々研鑽をつまねばならないのです。朝の10時から17時までびっしりの集中講義。学生の大変さにも思いを馳せた次第です。


朝からの講習なので、東京には前日に入りました。その日は「銀座」で高校時代の同級生と夕方に待ち合わせをしておりました。少し時間があったので、「銀座」から近い皇居を1周してみることに。中学の修学旅行で、ちらっと皇居を眺めた程度なので、じっくり観察するのは初めてです。皇居(旧江戸城)は今は中に入れるんですね。知りませんでした。恐る恐る入って見ると、さまざまな国からの観光客がたくさん来ています。東京都内で、これだけ緑があり、高いビルも建っていないのはあまりないでしょう。震災が起きたらここに東京都民が一斉に押し寄せるのだろうななどと想像したりしてみたり、、、(もしかして門を閉めたりして)。


皇居の周りを歩いて気付いたこと。この周りは日本の中枢が集中しています。皇居のすぐ横に国会議事堂、省庁外の霞が関、警視庁、最高裁、各国大使館、ちょっと行けば防衛庁、、、。ここを攻撃されたら、日本は一気に中枢機能を失うな。昨今、世界的に物騒な雰囲気が蔓延しています。延岡では感じられないような怖さを皇居近隣で感じてきました。


文責 秋葉敏夫

 

 

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哲学者のつぶやき ~其の十九~

2014年7月23日

夏。

 

日本列島、北から南まで、全て夏である。

そんな中、いっぺい先生の後輩の結婚式に出席するため、京都を訪れた。

1月の広島、5月の高知、そして今回の京都と、上半期で早3度目の披露宴である。

いっぺい先生は、またまた主賓の挨拶を頼まれている。しかし哲学者は新郎新婦を愛で、料理と美酒に酔えばよい。

七年ぶりに訪れた古都京都は、やはり身体にまとわりつくような暑さで哲学者を歓迎してくれた。


披露宴の翌日、用意していただいた平安神宮傍の旅館の、その見事な庭園に、しばし暑さを忘れることができた。

 


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「ここでしばし涼をとった後、近くにある『哲学の道』を散策しよう」と、いっぺい先生が言い出した。

こんなに暑いのに。70歳なのに。


・・・仕方ない。老いては、いっぺい先生に従え、である。

 

とうとう哲学の道に来てしまった。

「哲学者が哲学の道を歩く」という、恥ずかしいコンセプトである。

しかし、12時の新幹線に乗らねば、という焦りと、京都の暑さで、入口だけで引き上げることとした。ありがたい。

 

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そう、哲学者にとって、哲学の道はあまりにも遠かったのである。

臨床福祉学科キャンパスライフの1コマ

2014年7月22日

こんにちは。臨床心理専攻教員の横山裕です。

7月です。夏です。みなさんの調子はどうですか?

今回は、臨床福祉学科2年生のキャンパスライフの1コマを紹介します。

 

本学には1年生と2年生のカリキュラムに「基礎演習」という科目があり、それぞれの学科ごとに少人数クラスの授業が行われています。

今日の私のクラスでは予定より早く授業が終わったので、学生はそれぞれ早めに教室をでていきました。

少し説明すると、高校までは授業時間より早めに授業がおわることはまずないでしょうし、あったとしても他のクラスで授業があっているうちに生徒さんが勝手に教室をでることはないでしょう。

ところが、大学では、基本的にチャイムはならないので、教師が「今日の講義はここまでです!」といったら、それが講義の終わりです。

そうしたら、学生は自由です。

教室に残って友達とおしゃべりしてもいいし、LINEのチェックをしてもよいし、教室を出て、次の教室に行ってもよいし、食堂にいって何か食べてもよいし、もちろん、次の授業がなければお家に帰ることも自由にできます。

で、今日、授業がはやく終わった私のクラスの生徒は、良く晴れて風も心地よい清々しい天気だったからでしょうか、教室を出て教室のすぐ横の中庭で、それぞれ好きなことを楽しんでいました。

 

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四葉のクローバーを探す女子大生、この中庭はけっこう見つかるらしいです。

 

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定番の“中庭ギター!”

私はまったく楽器ができないので爪弾ける学生が羨ましいです。

 

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これまた正しい学生の姿“木陰で読書”

何を読んでいるのか分かりませんが、読んでいる後ろ姿がとても賢そうにみえますよね。(もちろん、写真の彼は本当にとても優秀です)

 

臨床福祉学科は、基本的に将来は対人援助に携わりたい人が入学するところ。

どちらかといえば、一人でいる人をほっておけない学生が多いかも。だからでしょうか、

 

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とりあえず、仲間に引き入れに行っていました。なので、そこも一枚パチリ。

読書していたのを私は知っていたのですが、知らなければさびしいひとりぼっちに見えないこともない。なので、まあ、あえて声かけを制止することもなく、この平和な時間を楽しむ学生さんたちを眺めていたのでした。

 

グローバーの緑と空の青さ、そして学生さんの性格の良さ。そんなことをあらためて思いながら過ごしたとてもよい休み時間でした。

皆さんもそれぞれの日常に少しだけ変化をつけてみてください。何気ない時間がとっても心地よい時間になるかも。

クローバーの緑と空の青さが必要な方は、今月27日はオープンキャンパスなので、ぜひ本学にお越し下さい。学生さんの性格の良さも、もちろん実感できます!

最後は、宣伝とお願いでした。

九保大ってこんなところ

2014年7月17日

 本学で教えるようになって,3ヶ月が過ぎました。この間,感じた印象を思いつくままに記します。

 第一に,学内がきれいであるということ。これは,清掃を担当されている女性の方々の,先生方・学生の皆さんに快適な環境で勉強してもらいたいという細やかな配慮の賜物だと思います。例えば,同じ講義室で連続して授業する時がありますが,2時間目には黒板やチョーク等がきれいになっていて,掃除の方々の心遣いに頭がさがります。と同時に,学生の皆さんが汚さないようにしていることも学内がきれいに保たれている理由だと思います。

 また,清掃の女性たちの心遣いのもう一つの例を紹介します。6月のある日,トイレに入るとほのかに甘い香りがしました。見ると,トイレの鏡の横にくちなしの花が一輪プラスチックの容器に活けてありました。

 

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 次に,大学構内に写真のようなモニュメントがあります。悲しく不幸なことに,子どもさんを交通事故で亡くされた親御さんが,寄贈されたものです。子どもを思う親の気持ちはいつの時代も同じです。子どもに先立たれた時の親の喪失感は大きいものです。歴史的にも,蘇我入鹿を中大兄皇子・中臣鎌足によって殺害された父・蘇我蝦夷はクーデタに抗する事もなく,自宅に火を放ち蘇我本宗家は滅亡していきましたし(「乙巳の変」),若年寄であった田沼意知を旗本佐野政言に江戸城中で殺害された父田沼意次も程なく失脚して行きました。時あたかも,夏の全国交通安全期間中(9日~18日)です。交通安全には十分に気を付けたいものです。

 

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 最後に,びっくりした鍵について。6月7日(土)に「卒業生との面談会」が実施されました。施錠された入り口の前に立って途方に暮れている学生がいましたので,ロックを解錠しました。学生が入った後施錠するためにロックのつまみに手を伸ばそうとしたら,あら,不思議,ギーとつまみは回転し,自動的に施錠されました。これだけの施設のセキュリティーの万全さに感心した次第です。

 

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 以上,長友道彦でした。

精神保健福祉士になろう パート⑥~地域活動支援センターにおける業務や精神保健福祉士の役割について学ぶ~

2014年7月16日

 今回は、地域活動支援センターの施設長 太田尾香代子さんからご講話をいただきました。太田尾さんは長い間、宮崎県で保健師としてご勤務されました。その後、医療法人健悠会 延岡市地域活動支援センター「みなと」の開設当初から精神保健福祉士として、また、施設長というお立場でご活躍されています。

 

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 ご講話では、精神保健福祉の歴史や障害者総合支援法に基づく地域活動センターの役割、また、実際の活動状況等をお話くださいました。そして、これまで精神保健医療福祉の分野に携わってこられたご自身の想いや学生に対するエールをくださいました。

 

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学生の感想(抜粋)

「退院支援、地域定着支援について。まずは、患者様が退院したいと思う事からがスタートであり、情報を伝え、知ってもらうことから始めることが大切なことだと学びました。患者様の気持ちに寄り添い、患者様の気持ちを確認しながら退院支援を行うということも大事だと学ぶ事ができました。その時に大切なのは、「家族が反対することは当然である」と思うことだと太田尾さんはおっしゃっていました。反対する背景には私たち専門職が知らない様々な出来事があること、その気持ちに精神保健福祉士は共感することが大切なのだと学びました。家族の不安がどこにあるのかを知ることが大事だと知りました」

 

「家族会はよく耳にしますが、親たちが、自分が子どもを見ることができなくなったら、子どもたちが困る。だから、今、子どもたちがすみやすい世の中を作ろうという意図があって作られたと知り、なぜ設立したのか?理由まで考えたことがなかったことに気づきました。精神保健福祉士は人と人との繋がりを大切にするお仕事だと考えています。ですので、ただ話を聞くのではなく、相手の背景や生活歴、言葉の本当の意味を結び付けて傾聴したいです」

 

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「精神障害者の方だけではなく、そのご家族も支援を強く必要としているのだということを改めて感じました。精神疾患はだれでもなる可能性があることを知らない、幻聴や幻視は精神病の症状であることを知らない、無気力になってしまうことも症状であることを知らない、相談する場所や支援してくれる人がいることを知らないなど、ご家族の方にはたくさんの「知らない」があります。その「知らない」を解消していくことが精神保健福祉士の仕事の一つだと思うので、現場に出た際には、ご家族の方に対してもしっかりとサポートをできるようになりたいと思います」

 

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 今回、学生は地域活動支援センターや援助者の役割はもちろん、太田尾さんの仕事に対する志を伺い、精神保健福祉士という専門職になるための心構えを学んだのではないかと思います。また、太田尾さんは学生教育について「これから一緒に働く仲間。大切に育てていきたい」という想いも語ってくださいました。こんなに大切に想われている本学の学生はとても幸せ者です。

 太田尾さん、この度は貴重なお話をありがとうございました。どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

臨床福祉学科 西田美香

精神保健福祉士になろう パート⑤ ~当事者の方々から学ぶ~

2014年7月15日

 今回は、延岡市で暮らしておられる当事者のお二人、小川さんと甲斐さんに精神疾患を患ったころの状況やその時のお気持ち、また、今現在の生活のご様子などを伺いました。

 

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 小川さんが精神疾患を発症したのは、20代前半のころでした。身体も心もへとへとに疲れ切って精神科病院に入院したのですが、そこはゆっくりと休める場ではなかったそうです。なんと、その当時の精神科病院は一つのフロアに50のベッドが並べてあり、その50人部屋で療養生活を送らなければならなかったそうです。同じ部屋に入院されている人たちの視線が気になり落ち着かない日々を送られたとのことでした。もちろん、現在の精神科病院は建替えが行われて、50人部屋という構造はほとんどありません。

 

 これまで私たちは精神科病院の構造や治療の様子を学んできましたが、実際に入院した人の目線で精神科病院を知ることはありませんでした。とても不安な気持ちで入院され、どのような気持ちで療養生活を送られたのか、精神保健福祉士を目指す学生にとって、お二人のお話は大変貴重であり、また、援助者の卵として知っておかなければならないことでした。

 

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 小川さんは現在、障がいを抱える人たちを対象とする相談員として勤務されています。日々、身体障がい、知的障がい、精神障がいに関する幅広い相談があるそうです。また、大人だけでなく子どもに関する相談もあり、その都度、丁寧に対応されています。

 小川さんは自分自身が精神障がいを体験されているので、相談をされる方の気持ちがよくわかると言います。また、相談者に、小川さんのように障がいを抱えながら仕事をするという「回復のモデル」を示すことにもなっているとのことです。相談者は、きっと小川さんに相談し安心されるとともに、障がいを抱えながらもしっかりと地域のなかで働くことができるという希望を見出すことができるのだろうと感じました。

 

 

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 甲斐さんは、学校を卒業後、他県で就職、結婚、出産を経験されました。家事と子育てに追われるなか体調を崩され、起き上がることもできなかったとのことでした。一番つらかったことは、体調が悪いために、朝、子どもたちを学校に送り だすことができなかったことだそうです。子どもたちの登校は毎日11時ごろ。子どもたちにちゃんと教育を受けさせたいと思うのですが、どうしても心と身体がついていかなかったそうです。そんな時、支えてくれたのが学校の先生でした。朝、子どもたちを迎えに来てくれて、助けてくれたそうです。

「色々な人に支えられてきました」と甲斐さんは語られました。改めて、人と人とのつながりの重要性を実感しました。

 

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 今回は、障がいを抱えながらも自分の人生をしっかりと歩んでこられたお二人の貴重なお話を伺いました。援助者に一番求められることは、その人らしい人生を伴走者としてともに築いていくために、患者さんの声をしっかり聴くことです。

 甲斐さんが最後に「患者さんの話をよく聴いてください」と学生に語りかけてくださいました。説得力のある、重みのある言葉でした。

 小川さん、甲斐さん、この度は本当に貴重なお話をありがとうございました!

 

臨床福祉学科 西田美香

テレビ取材

2014年7月14日

 6月29日(日曜日)朝9時半からUMKテレビに私のゼミ生8名が登場しました。

 以前本ブログで石井十次没後百年記念講演会を開催したというのをお知らせしましたが、それがTVにとりあげられることになったのです。

  「なぜ石井十次を研究対象にしたか」や、「研究でどんなことが分かったか」「どんな方法で研究していったか」などの質問に学生たちは緊張しながらも適切に答えていました。

  石井記念友愛社には、石井十次の時代に実際に当時の保育士(呼び方は違いますが)と児童が暮らした家が再築されています。そこで私と学生は実際にご飯を炊き、汁を作り、かまどの残り火で干物を焼いてそれだけで夕食を食べたのですが、そんなことも再現していました。また五右衛門風呂(皆さんは実物を見たことがありますか)もしっかりテレビで映っていました。実際にはその風呂を沸かして入ったのですが、本当に貴重な体験でした。

  テレビではアナウンサーからいろいろな質問をされていましたが、「さすが4年生にもなるとこんなにしっかりしてくるんだな。」と教員として、本当にうれしかったです。

 指導していただいた 石井記念友愛社の児嶋草次郎先生やスタッフの皆様、県庁やUMKテレビの皆様、本当にありがとうございました。

山﨑きよ子

 

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ゼミでグループホームコスモスに行って来ました

2014年7月 3日

こんにちは。貫ゼミ3年生7名です。6月13日に木城町のグループホームコスモス、新富町のグループホームコスモス2号館を見学させていただきました。どちらも家庭的な雰囲気で、利用者や職員の方とも親しみやすい雰囲気の施設でした。

 これから、見学に参加した学生から一言ずつ感想を載せていきます。

 

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 佐藤:家庭的な雰囲気で、利用者の方もみなさん明るく、笑顔だったことがとても印象的でした。また機会があればぜひボランティアなどに参加させていただきたいと思います。

 

 郡司:どちらのグループホームも、とても和んでいて、笑顔に溢れた施設でした。利用者の方と様々な話をして笑い合えた楽しい1日でした。また、ゼミのみんなで遊びに行きたいです。

 

 神崎:特別養護老人ホームとは違い、ゆっくりと時間が流れていました。楽しい時間を過ごすことができました。また利用者の皆さんとお話ししたいです。

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 林田:2つのグループホームとも、利用者同士の仲が良く、とてもいい雰囲気の施設でした。利用者とコミュニケーションをとりながら様々なことを学ぶことができました。

 

 大木:たくさんの利用者の方とお話することができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。あっという間に時間がすぎました。

 

河野:利用者の方とたくさんお話をすることができました。笑顔がたえず、とても楽しかったです。またお話をしに行きたいです。

 

田中:グループホームでは利用者の笑いがたえず顔の筋肉が疲れるほど一緒に笑い転げました。

 

お昼ご飯は木城の「長越」で山菜弁当を食べました。シソおにぎりがとても美味しかったです。

 

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最後に

お忙しい中、7名の学生の見学を受け入れてくださった利用者の皆様、職員の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

これからもボランティア等で伺いますのでよろしくお願い致します。

 

注)施設内の写真については、管理者の許可を頂き掲載しております。

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