教員の活動

精神保健福祉士になろう パート⑤ ~当事者の方々から学ぶ~

2014年7月15日

 今回は、延岡市で暮らしておられる当事者のお二人、小川さんと甲斐さんに精神疾患を患ったころの状況やその時のお気持ち、また、今現在の生活のご様子などを伺いました。

 

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 小川さんが精神疾患を発症したのは、20代前半のころでした。身体も心もへとへとに疲れ切って精神科病院に入院したのですが、そこはゆっくりと休める場ではなかったそうです。なんと、その当時の精神科病院は一つのフロアに50のベッドが並べてあり、その50人部屋で療養生活を送らなければならなかったそうです。同じ部屋に入院されている人たちの視線が気になり落ち着かない日々を送られたとのことでした。もちろん、現在の精神科病院は建替えが行われて、50人部屋という構造はほとんどありません。

 

 これまで私たちは精神科病院の構造や治療の様子を学んできましたが、実際に入院した人の目線で精神科病院を知ることはありませんでした。とても不安な気持ちで入院され、どのような気持ちで療養生活を送られたのか、精神保健福祉士を目指す学生にとって、お二人のお話は大変貴重であり、また、援助者の卵として知っておかなければならないことでした。

 

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 小川さんは現在、障がいを抱える人たちを対象とする相談員として勤務されています。日々、身体障がい、知的障がい、精神障がいに関する幅広い相談があるそうです。また、大人だけでなく子どもに関する相談もあり、その都度、丁寧に対応されています。

 小川さんは自分自身が精神障がいを体験されているので、相談をされる方の気持ちがよくわかると言います。また、相談者に、小川さんのように障がいを抱えながら仕事をするという「回復のモデル」を示すことにもなっているとのことです。相談者は、きっと小川さんに相談し安心されるとともに、障がいを抱えながらもしっかりと地域のなかで働くことができるという希望を見出すことができるのだろうと感じました。

 

 

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 甲斐さんは、学校を卒業後、他県で就職、結婚、出産を経験されました。家事と子育てに追われるなか体調を崩され、起き上がることもできなかったとのことでした。一番つらかったことは、体調が悪いために、朝、子どもたちを学校に送り だすことができなかったことだそうです。子どもたちの登校は毎日11時ごろ。子どもたちにちゃんと教育を受けさせたいと思うのですが、どうしても心と身体がついていかなかったそうです。そんな時、支えてくれたのが学校の先生でした。朝、子どもたちを迎えに来てくれて、助けてくれたそうです。

「色々な人に支えられてきました」と甲斐さんは語られました。改めて、人と人とのつながりの重要性を実感しました。

 

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 今回は、障がいを抱えながらも自分の人生をしっかりと歩んでこられたお二人の貴重なお話を伺いました。援助者に一番求められることは、その人らしい人生を伴走者としてともに築いていくために、患者さんの声をしっかり聴くことです。

 甲斐さんが最後に「患者さんの話をよく聴いてください」と学生に語りかけてくださいました。説得力のある、重みのある言葉でした。

 小川さん、甲斐さん、この度は本当に貴重なお話をありがとうございました!

 

臨床福祉学科 西田美香

テレビ取材

2014年7月14日

 6月29日(日曜日)朝9時半からUMKテレビに私のゼミ生8名が登場しました。

 以前本ブログで石井十次没後百年記念講演会を開催したというのをお知らせしましたが、それがTVにとりあげられることになったのです。

  「なぜ石井十次を研究対象にしたか」や、「研究でどんなことが分かったか」「どんな方法で研究していったか」などの質問に学生たちは緊張しながらも適切に答えていました。

  石井記念友愛社には、石井十次の時代に実際に当時の保育士(呼び方は違いますが)と児童が暮らした家が再築されています。そこで私と学生は実際にご飯を炊き、汁を作り、かまどの残り火で干物を焼いてそれだけで夕食を食べたのですが、そんなことも再現していました。また五右衛門風呂(皆さんは実物を見たことがありますか)もしっかりテレビで映っていました。実際にはその風呂を沸かして入ったのですが、本当に貴重な体験でした。

  テレビではアナウンサーからいろいろな質問をされていましたが、「さすが4年生にもなるとこんなにしっかりしてくるんだな。」と教員として、本当にうれしかったです。

 指導していただいた 石井記念友愛社の児嶋草次郎先生やスタッフの皆様、県庁やUMKテレビの皆様、本当にありがとうございました。

山﨑きよ子

 

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ゼミでグループホームコスモスに行って来ました

2014年7月 3日

こんにちは。貫ゼミ3年生7名です。6月13日に木城町のグループホームコスモス、新富町のグループホームコスモス2号館を見学させていただきました。どちらも家庭的な雰囲気で、利用者や職員の方とも親しみやすい雰囲気の施設でした。

 これから、見学に参加した学生から一言ずつ感想を載せていきます。

 

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 佐藤:家庭的な雰囲気で、利用者の方もみなさん明るく、笑顔だったことがとても印象的でした。また機会があればぜひボランティアなどに参加させていただきたいと思います。

 

 郡司:どちらのグループホームも、とても和んでいて、笑顔に溢れた施設でした。利用者の方と様々な話をして笑い合えた楽しい1日でした。また、ゼミのみんなで遊びに行きたいです。

 

 神崎:特別養護老人ホームとは違い、ゆっくりと時間が流れていました。楽しい時間を過ごすことができました。また利用者の皆さんとお話ししたいです。

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 林田:2つのグループホームとも、利用者同士の仲が良く、とてもいい雰囲気の施設でした。利用者とコミュニケーションをとりながら様々なことを学ぶことができました。

 

 大木:たくさんの利用者の方とお話することができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。あっという間に時間がすぎました。

 

河野:利用者の方とたくさんお話をすることができました。笑顔がたえず、とても楽しかったです。またお話をしに行きたいです。

 

田中:グループホームでは利用者の笑いがたえず顔の筋肉が疲れるほど一緒に笑い転げました。

 

お昼ご飯は木城の「長越」で山菜弁当を食べました。シソおにぎりがとても美味しかったです。

 

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最後に

お忙しい中、7名の学生の見学を受け入れてくださった利用者の皆様、職員の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

これからもボランティア等で伺いますのでよろしくお願い致します。

 

注)施設内の写真については、管理者の許可を頂き掲載しております。

精神保健福祉士になろう パート④~当事者の方々と学生が写真ワークショップを通して交流しました~

2014年6月27日

 6月7日、精神に障がいを抱える方々や本学学生など約20名が集まり、写真ワークショップを開催しました。発起人はNPO法人宮崎もやいの会代表理事 小林順一さんです。

 

  小林さんはご子息が精神疾患を患ったことをきっかけに、精神に障がいを抱える方々が自分らしく暮らせる地域づくりをすすめています。特に、小林さんは写真家として活動されているので、その写真を通して、当事者の方々が地域で活動する場を提案されているのです。

 

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  精神に障がいを抱える方のなかには、街中を歩くとき、「見られている」という意識が働く方がおられます。しかし、カメラを持って撮影しようとすると、「視る」という意識が働き、「見られている」という感覚が薄れます。写真ワークショップはそんな「見られている感覚」を軽くしてくれる効果もあります。

 今回のワークショップでも、皆さんとてもリラックスして楽しく街を散策することができました。また、地域の方々も「たくさん写真を撮ってくださいね」と優しく声をかけてくださいました。

  このような地域での些細な交流が障がいを抱える方々の力になっていきます。

 

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  小林さんは、「写真は主体の回復を促す」と言います。被写体として何を選択するのか、どのように撮影するのか、撮影者自身が選択し写真を撮っているのです。

  これまでの精神に障がいを抱える人々の歴史を振り返ると、自分の意見を主張できなかったり、様々な理由により自分の望む生活が実現しないという状況がありました。自分は何が好きなのか、何をやりたいのか、どのような人生を歩みたいのか、人生の主人公として主体的に生きる力を写真ワークショップは培っているのです。

 

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参加した学生の感想①(抜粋)

「写真を撮り終わり、最後にみんなで写真を見た際に、同じ道を通っていたにも関わらず、同じ写真が一枚もありませんでした。(中略)撮っているものも、花が多い人、建物が多い人、人が多い人など、それぞれの価値観や好きなものが写真にはよく表れているなと感じました。これから精神保健福祉士や社会福祉士になる上で、この「視点の違い」は大事にしていきたいと思いました。他職種・他機関との連携、クライエントとの関わりの中で、自分の視点や価値観だけが正しいと思うのではなく、一人ひとりの様々な視点や価値観からクライエントの最善の利益を追求することが大切なのではないかと思います」 

 

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参加した学生の感想②(抜粋)

「当事者の皆様と一緒に写真撮影に参加させて頂いて、まずは本当に楽しかった。普段は通らない道をゆっくりと歩くことで、とても気持ちがよかったし、こんなのあったんだという発見がいくつもあって面白かった。

写真は、興味をひかれたものを撮影するので、この方はこれに興味があるんだな、好きなんだろうなと初めてお会いしたばかりの方だけど少しだけその方の理解に繋がった。(中略)お話をするときも、撮影したものが話のきっかけになって、話題を振るのが苦手な自分はとても助かった。しかし、撮影に夢中になりすぎて一度もお話できなかった方もいたので、もっと周りを見て、色々な方とお話をする機会を持てたらよかったなとすごく感じた」

 

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参加した学生の感想③(抜粋)

「写真を撮っているなかで自然と当事者の方々と話ができたので、何かを一緒に行うということはお互いのことを知ることのできる素晴らしいことだと思った。(中略)一人ずつの写真を見ていった際には、興味を引くものが一人ひとり全然違うということをとても実感した。その人の撮った写真を見ることにより、多くの言葉を使わずともその人の特徴が見えてくるので、写真にはその人の感性を代弁する力があるのだなと感じた」 

 

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 以上、写真ワークショップのレポートでした。

 今回、この企画を提案してくださった小林様をはじめ、ワークショップにご参加くださった当事者の皆様、相談室「とびら」のスタッフの方々、地域活動支援センター「みなと」のスタッフの方々、大瀬作業所施設長日高様、その他、ご参加くださった皆様、この度は学生に多くの学びをありがとうございました。今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。

臨床福祉学科 西田美香

哲学者のつぶやき ~其の十八~

2014年6月11日

久々のつぶやきとなった。前回のつぶやきは、まだ桜を愛でる季節であった。 今回は、もう梅雨である。巡る季節の早さには、本当に驚かされる。

そして結婚披露宴である。いっぺいゼミの卒業生が主人公である。

昔から、「いっぺいゼミには美人が集まる」と言われていたが、彼女もまた、非常にschöneな一人である。

そんな新婦側の主賓挨拶で、いっぺい先生は「彼女は美人ではなく、美しい人だ」と語っていた。確かに、この式典での立ち居振る舞いは、艶やかで嫋やかで。

そんな新婦を愛でながらの一献。哲学者、至福の時間が流れていった。

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精神保健福祉士になろう パート③~アルコール健康障害対策基本法推進の集いin東京に参加してきました~

2014年6月 5日

皆さん、こんにちは。私は5月25日に東京のサンパール荒川で開催された「アルコール健康障害対策基本法推進の集いin東京」に参加してきました。今回はその模様をレポートします!

 

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昨年12月7日に成立したアルコール健康障害対策基本法がいよいよ6月1日から施行されます。法の施行を目前に、この法律を包括的かつ最大限に活用してアルコール健康障害を低減するための国の基本計画作りを推進するために、当事者の皆さん、医療関係者、支援団体の皆さん、関係省庁の方々、アルコール問題議員連盟の方々、総勢1150名もの方々が集いました。アルコールが関与する問題はとても多岐にわたっているからです。

 

 皆さん、アルコール健康障害と聞いて何を思い浮かべますか?

アルコールは身体の健康を害するだけでなく、アルコール依存症、飲酒運転、若年者や女性の飲酒による問題、イッキ飲ませ被害、自殺、DV、虐待など大変幅広く、また、根深い問題をもたらすのです。

 

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以上がこの法律の目的です。アルコール健康障害を防ぐとともに、アルコール健康障害を抱える人々への支援の充実、そして、国民の健康をも視野に入れた法律です。

 

猪野亜朗先生の基調講演 「アルコール健康障害対策基本法がめざす社会」と題して、お話くださいました。優しい語り口調と信念を貫かれるという力強さが印象的でした。

 

今回の集いの主な内容は①本法律成立の発起人である猪野亜朗先生による基調講演、②リカバリー・パレードコーラス隊&ドライドランカーズによるコーラス、③当事者の方々の体験発表、④関係省庁における現状報告と質疑応答、⑤基本法推進宣言でした。

 

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今回の集いには47都道府県から目標であった1000人を大きく上回る1150名の方々が参加されました。写真は宮崎県から参加した大悟病院院長 内田恒久先生(写真左)、全日本断酒連盟理事 米崎邦雄さん(写真右)、私、西田美香(写真中央)です。

 

 私は本学において精神保健福祉士を養成しております。そして、大学における学生教育とともにアルコール依存症の研究を行っています。この研究がきっかけとなり、集いに参加することになりました。

常々、学生には「様々な法律の背景には何らかの理由で自分らしく生活することが困難な人が存在すること、そして、全ての人々が自分らしい生活を送ることができるように法律はあるのだ」と話をしてきました。そして、精神保健祉士という専門職として、その生活上の困難を抱える人たちの声をしっかりと聴き、人々が抱える痛みを忘れてはならないと学生に伝えています。 

 

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久々にお会いした京都府断酒連合会の阿部孝義さん(写真右)。

阿部さんはかつて未熟な私にアルコール依存症に関する様々な情報を丁寧に教えてくださいました。自ら歩んでこられた道程を多くの人の回復に役立てたいという強い思いが伝わってきました。再会できてとても嬉しかったです。

 

今回の集いでは、当事者の方々が今現在も抱えている苦悩を話してくださいました。アルコール依存症当事者のみならず、そのご家族が遭遇した修羅場、「夫が暴れる姿を、ともに暮らす子どもたちはどんな気持ちで見てきたのかと思うと胸の張り裂ける思い」と語られました。また、飲酒運転による事故で大切な幼いわが子を失ったご夫婦は、「元気でいてくれたら、今は大学生になっていただろう。どんな大学生になっていたのだろう」と声をつまらせながら語られました。

大学のサークルでのイッキ飲ませによって大切なご子息を失ったお母様は、「その時息子に何が起こったのか」をお辛い気持ちをおして、涙ながらに語ってくださいました。異常な雰囲気の中での、なかば強制的な過度の飲酒、その結果理不尽に失われた尊い命。そのことに対する口惜しさ、虚しさ、悲しさ。

会場には、当事者、医療従事者、関係省庁(内閣府、法務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、警察庁)、酒造組合の方が集っていましたが、様々な立場にある参加者が一人の人間として、このアルコールに関する問題の深刻さ、悲惨さを痛感し、深い悲しみを感じたと思います。

 

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関係省庁の方々への質疑応答 

司会者は日本で初めてアルコール問題に取り組んだ久里浜医療センターの院長樋口進先生と、アルコール薬物問題全国市民協会代表の今成知美氏 

関係省庁においては国税庁課税部酒税課からの参加もあり、不適切な飲酒を防ぐという目標に向かってあらゆる立場の人々が力を合わせていることを実感しました。

  

集いに参加して、アルコールの問題を社会全体で考え、取り組むためこの法律をどのように形作っていくのかはこれからなのだと感じました。

集い開催の立役者である、アルコール薬物問題全国市民協会代表の今成知美氏は、「本法律成立により、これまで縦割りであった関係省庁がそれぞれの部署での話し合いを持ちこの場に参加してくださった。すでに連携は始まっている」と語られました。アルコールに関する問題に胸を痛め、多くの人の幸福のためにこれまで必死に活動なさってきた関係者の皆さんの並々ならぬご尽力の結果、晴れて本法律が成立したのだと感動するとともに、この大きな一歩が踏み出されたことにより、すでに国が変化を始めていることを実感しました。

 今現在、アルコール問題によって辛く悲しい人生を歩んでいる人々が一日でも早く回復の道を歩まれるように、また、これからアルコールによって誰一人として命を奪われないように、私も先輩方を見習い、できることを探し、勇気をもって一歩を踏み出そうと心に誓う機会となりました。

 

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最後に基本法推進宣言が参加者全員の合意で採択されました。 

アルコール健康障害対策基本法推進宣言(抜粋)

アルコールについての正しい知識の普及、依存症への偏見の是正。早期発見・早期介入を可能にする、職種や立場を越えた連携づくり。回復を応援する社会の実現、当事者と家族への支援の充実。不適切な飲酒がもたらす数々の悲劇を未然に防ぐ、予防のしくみ。

私たちは、今ここから対策推進への一歩を共に踏み出すことを、宣言します。

 

以上、アルコール健康障害対策基本法推進の集いin東京についてのレポートでした!

 

お忙しいなか、ブログ掲載についてご検討いただいた特定非営利活動法人ASK代表 今成知美様をはじめ関係者の皆様に深謝いたします。

臨床福祉学科 西田美香

カラダの小話~アルコールとラーメンの関係

2014年6月 4日

 学科長の秋葉です。5月、6月は学校行事や結婚式などで飲む機会が多く、ほぼ毎週1,2回ある状況です。お断りしておきますが、自分で進んで飲みに出ているのではなく、業務の必要性からこうなっているのですからね。

 ある飲み会の時に「酒飲むとのどが渇く、そしてラーメンが食いたくなる。なんでかな?」という問いを投げかけられました。今日はその解説をしましょう。

 

 化学反応式などを書くと面倒になるので、簡単に説明をします。まず、我々は酒を飲みます。それにはアルコールがあるパーセントで入っていますね。アルコールは体にとって異物ですから、肝臓で分解されます。まず第1ステップとしてアルコールはアセトアルデヒドというものになります。これが顔が赤くなったり、二日酔いの原因物質です。第2ステップはこのアセトアルデヒドが、体に無害な酢酸となり、いずれは水と二酸化炭素になっていきます。このアルコールを分解する過程で、体内の水が大量に使われます。また、ビールなどには利尿作用もあるので、さらに体内の水が失われることになるのです。酒を飲めば飲むほど、水がほしくなるわけですね。

 また、アルコールの分解には水だけでなく、エネルギーも必要になってきます。それはどこから供給されるかというと、血糖です。つまり、酒を飲むと血糖が下がってくるわけです。血糖が下がると我々はお腹がすいてきます。飲み会が終わって外に出ると、ラーメン屋の灯りがなんと魅力的に見えることか、、。その理由がここにあるのです。飲んで食べたのに、さらにラーメンまで食べたくなる。これじゃ太るのは当たり前ですね。

 6月末には健康診断があります。飲み会を控えたいのですが、業務もおろそかにできません。辛いところです。

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2014年度の横山ゼミ4年生

2014年5月27日

こんにちは。臨床心理専攻教員の横山裕です。

 今年度も始まって2ヶ月が経とうとしています。

 みなさんはそれぞれ好スタートをきってしっかりと勉強に部活に頑張っていることだと思います。

 特に、高校生3年生の皆さんは高校生活最後の1年なので、先生や家族の方の指導やアドバイスをもらいながら、将来を見据えてしっかりと自分自身納得のいく時間を過ごすことを期待しています。

 

 さて、高校生活と同じように大学4年生は将来を見据えて頑張る大事な時期です。

今回は、今年の横山ゼミの4年生メンバーを紹介します。

 

これから来年3月の卒業まで大学生活の総仕上げを怒濤(どとう)の勢いでしようという気概(きがい)を写真の表情から汲み取ってもらえればうれしいです。

 

yokoyama0101.jpg左が柴田さん、右が斎湯さん。

柴田さんは、延岡出身の地元大好きgirl。「人はどうしたら高いモティベーションをもって働けるか」をテーマに卒業研究にとりくみながら、目下、大好きな地元で就職できるように地元金融機関へゾッコン就職活動中。

斎湯さんは、沖縄県出身ののんびり少女。横山ゼミでは「福祉新聞」を読んで、要点をみんなに伝える係を引き受けてくれています。将来は精神保健福祉士になって精神科病院に就職希望。夏の実習、がんばれ!

 

yokoyama0102.jpg左が和田さん、右が野田くん。

和田さんは、都城市出身のがんばり屋さん。そろそろ卒論のテーマをしっかりと決めてほしいところですが、今は6月の大きな試験に向けて、そちらに全力投球中。がんばり屋さんだから、勉強については心配していないけど、無理しすぎて体調を壊さないか、こちらの方が心配です。

野田くんは、熊本県出身の横山ゼミ唯一の男子学生。いつもユニークな服装でゼミ参加してきて不安でしたが、就活用の写真をみせてもらったら予想外(失礼)にスーツ姿が様になっていました。本人の口癖「やるときはやります」を信じているからね。

 

今年も、この4人のゼミ生が心から満足して卒業式を迎えられるように、楽しくも厳しくゼミを行って行く予定です。その様子は折りをみてまた皆さんにご報告します。

それでは、皆さんもそれぞれの想いを大切にしっかりと頑張って下さい!

学生と地域の交流

2014年5月26日

山﨑 きよ子

 4月26日に地域包括支援センターが主催する地域包括ケア会議に出席しました。
場所は大学から一番近い 高齢者のグループホームの会議室でした。
 テーマは「地域の認知症の方にどう対応するか」というものでした。
 現在 日本には約800万人の認知症予備群と認知症の方がいます。そのうち約1万人が徘徊などで行方不明となり約800人が死亡して見つかったり、行方不明のままです。
 先日NHKで7年間も行方不明の方が紹介されたりして大きな話題になりました。

yamasaki0101.jpg  この地域包括ケア会議では まず地域包括支援センターの職員から地域包括支援センターについて説明があり、その後に私のゼミの学生の徘徊者保護の事例を報告しました。次に同じくゼミ生が地域で行われた徘徊者保護の模擬訓練参加の様子を報告しました。さらに、地域の参加者の方々と学生でグループを作り、私が作成した架空の事例にのっとりカードワークをしました。
 地域からは担当の行政関係者、社会福協議会関係者、民生児童委員、地域交番の警察官、地域福祉推進チームの方々が参加されました。
 参加者全員それぞれの特色が出たよい学びとなりました。
 
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【学生発表内容】クリックするとパワーポイントを開きます。

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南方地域包括支援センター地域ケア会議 話し合い事例

平成26年4月26日 実施


事例提出 九州保健福祉大学 山﨑きよ子


事例
家族
75歳男性(甲斐一郎さん仮名)
妻花子さんは、3年前心臓病で急に亡くなった。
現在一人暮らし
子どもは二人(38歳長男、35歳長女)いるが県外で就職、結婚し、延岡に帰って同居すると言う選択肢をもつ状況にない。

 

生活歴
 一郎さんは高校卒業後、大きな会社に就職、定年まで働き、仕事一筋の生活をおくった。
定年後は65歳まで延長して働き、その後は妻花子さんと旅行をしたり、のんびり暮らした。
 花子さんは付き合いがよく、地域の行事や役は花子さんがすべて受けていたので、一郎さんは地域とのつながりはほとんどなかった。
 

 

課題
 先月、一郎さんが車を運転中に道路側面にかなり大きくぶつける事故をおこし、車は大破した。
 それ以来、一郎さんが外出する姿を見ない。
一郎さんは団地の一戸建てに住んでいるが、庭には草が生え放題であるし、多くはないが空き缶などが散らばっている。
 一郎さんが家にいることは夕方につく電灯などで確認できているが、車の事故も軽い認知症のせいではないかと思われる。


話し合いの内容
みなさんでこの一郎さんにできることはありませんか

精神保健福祉士になろう パート② ~精神科病院見学研修~

2014年5月23日

 本学では、精神保健福祉士養成において様々なプログラムを実施しております。

 今回は、宮崎県北地域の精神科病院(6施設)にご協力いただき、精神科病院の見 学研修をさせていただきました。

 研修では、各病棟や支援活動の様子を見学させていただくとともに、病院で勤務されている専門職の皆様からお話を伺いました。

 

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今回、見学させていただいた精神科病院6施設のなかの1施設国見ケ丘病院(高千穂町)の玄関先での一コマ。笑顔で出迎えてくださった方は、本学卒業生の矢口夏希さん。精神保健福祉士として活躍されています。

 

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事務長の馬崎敦士さんが国見ケ丘病院の概要をご説明くださいました。

 馬崎さんは、精神保健福祉士の資格も有しておられます。

 

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院内見学の様子①(写真左) 初めて精神科病院の診察室を見学させていただき、学生は少々 緊張気味・・・

院内見学の様子②(写真右) 地域連携課課長 甲斐邦宏さんがデイケア・デイナイトケアについてご説明くださいました。

 

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院内見学の様子③ 精神科病院には、常時開放されている開放病棟と、患者さんの治療のために施錠が必要な閉鎖病棟があります。今回は、その開放病棟、閉鎖病棟を見学させていただき、職員の方々からお話を伺いました。

 

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nisida0207.jpg先輩精神保健福祉士の矢口夏希さんが学生の様々な質問にご回答くださいました。

 「精神保健福祉士として働くなかで感じるやりがいは、やはり患者さんが回復されて、患者さんやご家族が笑 顔になってくださること。実習は大変だけど、がんばってください」とエールをくださいました。 学生は現場実習に対する心構えを新たにしたようです。

 

 

 今回、精神科病院見学研修にご協力いただきました施設の皆さまに心よりお礼申し上げます。臨床現場で活躍されている職員の皆様の姿は、学生の目標です。どうぞ、今後ともご指導よろしくお願い致します。

 以上、精神科病院見学研修レポートでした!

臨床福祉学科 西田美香

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