2010年3月

卵の殻の割りはじめ

2010年3月 3日

 スポーツ健康福祉学科は、スポーツ大好き学生が多くいます。スポーツに関わる仕事に就きたいと健康運動実践指導士やレクリエーションインストラクターなどの資格取得を目指す学生が大半を占めます。と同時に、福祉に関する仕事にも関心を抱いている学生も実は意外と多いのです。3年生37名中23名が、社会福祉援助技術現場で実習中です。2月8日から3月19日までの間に、23日間社会福祉現場で日夜奮闘中。社会福祉士を目指した卵が、殻を割り始めています。実習先としては、多岐に渡っています。高齢者分野では、地域包括支援センター、特別養護老人ホーム、老人保健施設、デイサービスへ、障がい児者分野では、知的障害者施設、障害児施設などです。

 そこでは多くの初体験が待っています。実習担当教員が巡回指導に各実習先を訪問し、学生の実習進捗状況を確認しています。そんな中、こんな声が聞こえてきます。

「人の相談に応じるためには、自分自身が健康でないとできないことがわかりました。」

「自分の価値判断では予想もつかない状況で、人が生きていることを目の当たりにしました。」

「職員の方が、人と真剣に向き合い、話を聴く姿勢に感動しました。」

「どんな事態が発生しても、落ち着いて対応している行動は尊敬に値します。」

「利用者の方々から感謝の言葉をもらい、自分でも役に立てることがあるんだとうれしくなりました」etc

 この実習は、実習先の理解と職員の方々の暖かいご指導、そして利用されている方々からの励ましによって成り立っていることは言うまでもありません。多くの方々に感謝です。

 きっと学生は、多くの感動と感激をもらい、卵の殻を自分で割りはじめるのだと思います。実習を終えて帰ってくる大切な卵が、どんなふうに成長しているか今から楽しみです。