大学概要

IR推進委員会

平成27年度 全学科学生アンケートの意見(10月実施分)

スポーツ健康福祉学科

本学科学生では、一人暮らしをしている学生が大半を占める。その際の生活費の工面は、複数回答であるが、アルバイトによるものが61.7%と最も高い。アルバイトを毎日行っている学生はいないが、70%以上の学生が週に1回以上のアルバイトを行っている。通学手段は大部分の学生がバイクまたは自家用車で通学し、ほとんどが30分以内の近くに住んでいる。講義のため90%以上が週3回以上大学に来ている。本学科の特徴として、入学前にクラブ・サークル活動への参加について76%の人が参加を考えていたと回答している。現在のクラブ・サークル活動の頻度、「週3回以上参加」65%に近い結果であった。長期休暇中は、アルバイト、帰省に次いでクラブ・サークル活動が多く、クラブ・サークル参加率が高いことと一致していると考える。ただ、講義以外の学習時間は、「していない」49%と半数近くの学生が自己学習をほとんど行っていない結果であった。

臨床福祉学科

臨床福祉学科に入学した学生は、パンフレットやホームページのほかオープンキャンパスを情報源として、資格取得を目的に自分の意志で志望している。宮崎県内・指定校を中心に早期の広報活動を進め、学科の特色と魅力を伝えていきたい。
入学後の臨床福祉学科に対するイメージは3割が向上したと回答し全学の中で最も高く、悪化は2割弱で最も低い。向上・悪化の理由を調査し、一人でも多くの学生の満足度を高め、有意義な学生生活を支援していきたい。
学生生活においては成績と進路について悩みがある。チューターへの相談は3割で全学の中で最も高い。入学前に不登校経験のある学生がいることも踏まえて、1年次からチューターが学生に積極的に関わり、また、学生支援のあり方について教員相互で意見交換し学生と良好関係を築くよう努めていく。
毎日大学にくる学生は6割で全体に対してやや低い。資格取得に必要な科目の履修効率を考えた時間割が影響していると考えられる。時間割の組み方を再考するとともに学内の学習環境や居場所を充実させ、講義以外でも毎日大学に来る習慣をつけさせる工夫をしていく。

子ども保育福祉学科

本学科に入学してきた学生は、学科の性質上約80%が宮崎県内出身者であり、かつ女子学生である。また入学後97%とほぼ全員が資格取得を目指して勉強している。入学後に学科のイメージが悪化した学生の割合がやや高いが、いわゆる楽しい保育のイメージから資格取得の厳しさを知った結果であろうと思われる。今後、厳しさの中にも一人でも多くの学生に保育の夢を伝え、本学科で学ぶ意義を感じてもらえるよう支援していきたい。好きな講義・実習が5つ以上ある割合は全学中で最も高く、毎日通学する割合や自主学習の割合も他学科に比べ高い。これは複数の国家資格を目指すため専門科目が多く、授業や課題に真摯に取り組んでいる所以であろうと思われる。しかしアンケートでは、入学前に不登校経験のある学生がいること、また友人・教員との人間関係に悩みを抱えている学生の割合が若干高いことを踏まえ、今後はさらにチューターの個別面談の在り方を工夫するとともに、学科だけでなく大学の様々な部署とも連携して学生たちへのきめ細かな支援につなげ、残る3年間の教育改善を図っていきたい。

作業療法学科

学習面では、資格取得を目的とした入学がほとんどであり、出席率は非常に高い.学力不足を悩みにあげる学生が多いが、自宅学習に時間をかける学生は少ない。講義のない空き時間は食堂や講義棟で自己学習しているようである。図書館の利用は少ない。
資金面では、修学資金の親への依存度が高いのは当然だが、アルバイトをしている学生や奨学金を受けている学生が半分以上である。生活費は5〜10万を費やす学生が20%もあり、修学資金のためのバイトとは言えないかもしれない。
通学手段はバイクと自動車が多く、通学時間は30分程度である。活動の足を持っているにも関わらず、生活面では、対外的活動はアルバイトを除いてなく、部活やボランティアなども少なく、受講のための大学と生活のための自宅が主である。
本学科の学生は、不真面目ではなく意欲も高いが、その意欲を行動にうつせないでいる学生もいる。本学科では2014年から自主勉強会を開いている。参加は任意なので、全員参加には至っていないが、更に働きかけて参加を促し学習方法などを積極的に指導してゆく方針である。また、2016年からの新カリキュラムでは学外臨床実習を大幅に拡充した。臨床現場に多く触れさせる事で、作業療法に対するモチベーションが高まることを期待している。

言語聴覚療法学科

<大学入学前について:設問11、12、16>
大学案内とホームページから情報入手している割合が高く、その内容の充実は今後も維持していく必要がある。一方で、親や高校教員から情報入手が他学科と比べると少なく、言語聴覚士に対する認知度を高校教諭や親に向けて上げていくことが課題である。
入学後に備えて、入学前から勉強している者が他学科と比べて少ないという結果が出ている。入学後の学習の厳しさを考えると、入学前教育のさらなる充実を考える必要がある。
<大学生活について:設問33>
他学科に比べて、勉強や成績、また進路や就職に対する悩む割合が高い。就職に対しては、毎年国家試験合格者は就職率100%を達成しているが、学年の早い段階からのキャリア形成や就職指導を、学科としても個別に対応していく姿勢が必要と考える。
勉強や成績に対しては、科目が多い、また国家試験の難易度が高いことなどに対する悩みと考えられる。この実態を受け、本学科ではカリキュラムの見直しを行い、今年度(28年度)から新カリキュラムをスタートさせた。今後も、学生の学習への取り組み姿勢を積極的に見守り指導していく必要がある。
<自主学習について:設問41、42>
平日も休日も、2時間以上学習に取り組む学生が多い。このことは、適度に自主学習を促す工夫が、学科として出来ていると考えてよいのではないかと思うが、今後も維持していく努力や学習方法・内容の評価を重ねる必要がある。

視機能療法学科

<大学生活について:設問23、33、41、42関連>
(カリキュラム上の特性かもしれないが、)毎日通学している学生が7割弱であり、学部内の他学科との大きな相違となっている(他学科は9割が毎日通学)。その分、ホームワークの時間が他学科と比べ多いわけでもない。
一方で、勉強や成績に関する悩み、進路や就職に関する悩みを抱える学生も多い傾向にあることからキャリア形成につながる専門領域学習のためのレディネス形成を意図した学生支援が必要であると考えられる。
積極的な自主学習(active learning)ができるような、具体的な学習方法のアドバイスや学修の結果が成果として実感できるような仕組み(仕掛け)により成功体験を自信につなげるような方略が必要か(身近な例を挙げれば4年次生の学習指導と模試による”見える”成果、など)。
<大学生活について:設問33>
他学科に比べ進路や就職についての悩み比率が高い。現在、在学生をはるかに上回る求人数(定員比5倍、学士候補生比16.7倍)であり、また毎年高い就職率(100%)を達成しており、進路・就職関連の悩みが高いのは現実と乖離している。よって、もっと根本的な悩み・・・例えば、視能訓練士の資格取得を目指すという目的そのものに対する悩みがあるのではないかと推察される。
授業アンケート結果からも、「意欲が高まらないと回答する学生の割合が 1・2 年次で高い傾向にあった」という報告もあり、入学直後からのキャリア形成が重要と考える。
<大学生活について:設問38、39、40>
全学中で最も留年率が高い。その原因の殆どは学力不足であり、「すらら」をはじめとしたリメディアル教育によるボトムアップが急務である。
設問40は、質問文が「留年した時」とあるが、留年が決定する事となった年度の心境なのか、留年決定後の心境なのかにより解釈が異なる。前者であれば、学習に対するモチベーションの向上の新たな策が必要であり、後者であれば、留年決定後のfollow(ダメージマネージメント)は機能していることが示唆される。

臨床工学科

本学科入学生は、宮崎県出身者が最も多く、その比率は男子学生が圧倒的に多い。入試区分においては、高校の進路指導教員により指導されているのか、一般入試区分で入学する学生が多い。通学手段はバイク・自動車通が多く、全体の7割強を占め通学時間は30分程度である。
本学科入学者は、保護者・親戚等の影響により入学してくる学生が多い。これは、保護者・親戚等が医療従事者または医療に関わる仕事に従事している方が多く、臨床工学技士の将来性を熟知しているためだと考えられる。また本学科では、国家試験合格率、就職率が高いことも入学して来る要因の一つであると推測される。
大学生活において講義以外の生活サイクルは、学内自習が最も多く臨床工学棟(8号棟)で実施している学生が多い。経済的な理由により週に数回、アルバイトをしている学生も見られるが、学費に関しほとんどの学生が保護者等からの援助および奨学金を利用している。また、講義にはほとんどの学生が毎日出席し、臨床工学技士国家資格取得に向けて日々努力しており、入学前後で本学科に関しイメージの変化は見られないとの回答を得ている。
大学生活での悩みについては、日々の勉強・成績や将来の就職について悩んでいる学生が多い。自主学習においては、講義以外の平日および休日における1日平均勉強時間は、30分~2時間程度実施している。

薬学科

本学薬学科へ入学してきた学生は、薬剤師国家資格の取得を目的とし、その多くは国家試験合格率の高さを本学の選択理由に挙げている。本学に関する情報は主に親や教師、大学案内、ホームページから得ている。オープンキャンパスと見学会も直接的に本学を知る有用な機会となっている。回答数の少なさから、学科紹介の冊子等を高校生が見る機会は少ないのではないかと考えられる。
薬学科のカリキュラムでは授業時間数が多く、大部分が必修科目であることから、学生はほぼ毎日登校し、講義研究棟で多くの時間を過ごしている。講義研究棟以外では、キャンパス内での居場所としてロビーやホールが図書館よりも高い割合を示している。これは主に6年生が講義棟内のロビーをグループでの学習に利用しているためである。授業時間以外にも平日・休日ともに多くの時間を勉強に充て、その分、アルバイトやサークル活動に使う時間は他学科よりも少ない傾向にある。
アンケートには、学生が薬剤師を目指し学業に励んでいる様子が良く表れている。一方、3割弱の学生は、入学後に本学のイメージが悪くなったと答えていた。これは留年率など学業の厳しさを反映しているかも知れない。

動物生命薬科学科

回収率は約半数であった。学年別では高学年が低く、1年生の回答が4割以上を占めているため、アンケート解析ではその点を留意する必要があると思われた。
ほとんどの質問に対して、全体の動向とほぼ同様であったが、「出身地」において、全体と比較して、宮崎県の出身者の割合が2割程度と低く、全国的に多くの土地から学生が集まっている特徴が見られた。これは、動物看護師の資格を取ることのできる認定大学が全国的に数校しかなく、九州内では本学だけであることが大きい理由だと考えられる。
学生生活においては、「アルバイト」の時間が全体よりも多い特徴が見られた。本学科では動物の知識だけではなく公衆衛生や薬学の知識も修得するため、食品関係や医薬品関係の企業に就職する学生も多い。延岡ではそれらの仕事に関わるアルバイトも多く、それらの社会経験が就職を考える良い機会となり、就職活動に有利に働くこともあるため、本学科ではアルバイトの規制を特に行っていない。代わりに、アルバイトが原因で勉強に支障が出ていると思われる学生にはチューターが個別に指導するようにしており、このような学生一人ひとりに対応した指導体制が休学者の人数が少ない理由の一つであると思われる。

生命医科学科

生命医科学科は平成27年4月に第一期生を迎え、今回のアンケート結果は第一年次生のみのものである。入学生の主な内訳は、九州圏内出身者が約95 %を占め、男女比はほぼ同数である。本学科への進学(志望動機)については、大半の学生が自分の意志または親のアドバイスによるものであった。これは本学科では、国家資格である臨床検査技師と細胞検査士(学会認定資格)のダブルライセンス取得が可能であることから、入学時点における学生の98.6 %が資格取得に向けて、明確な目標を持って入学してきている。
講義以外の生活サイクルについては、他学科に比べ図書館や学生食堂等を利用し学習している学生割合が低く、現在、ほとんどの学生が(約60%)自宅にて学習を行っている。
また、入学前・後で本学のイメージが異なると感じた学生が20 %程度見受けられたことについては、この点の調査・フォローアップが重要であり、チューターを中心に学科全体で対応するようにしたい。

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