2013年12月 4日
本年度も3年生の授業で紙芝居を制作しました。
2013年10月18日
10月26日に宮崎県立博物館で開催される
風車フェスタの準備を学生たちが手伝ってくれています.
このフェスタは,地域作業療法の一環として,
一般の方々だけでなく,認知症の方々も一緒に活動されます.
風車の材料は,ペットボトルです.
ペットボトルの上部をキリ取り,風車の「羽」の部分を作ります.
風車の羽と軸をつなぐ部分は,ペットボトルのキャップです.
作業療法士は,作業活動を行うとき,できるだけ身近な材料が使えないか考えます.そして,なにより対象者に合わせた活動を選びます.
今回の材料も,大学内で飲み終わったペットボトルを使用しています.
あとは,参加者に仕上げを手伝ってもらう段階まで,学生が準備します.
学生たちが作った,ペットボトルフラワーです.
どうですか?きれいでしょう!!
作品が出来上がり,それが美しいものだと,達成感がありますよね.
そのような心の変化も作業療法士は考えながら,作業活動を行っています.
学生たちも,いろいろな方々とふれあう機会を多く経験することで,一人前の作業療法士になっていくのです.
(文責:小川)
2013年10月 8日
去る10月6日、本学科の同窓会である「柑梛(かんな)会」が開催されました。
2013年9月25日
(文責:田中)
2013年8月27日
8月25日に本年度2回目のオープンキャンパスが開催されました.
朝から,学生たちの元気な挨拶と笑顔で開催準備がスタートしました.
学科企画の目玉である模擬授業には,今回もたくさんの方にご参加していただきました.
この講義では,半側空間無視の患者さんの世界を体験してもらいます.
レンズの左半分を塗りつぶしたメガネをかけて,簡単な課題を行ってもらいました.
普段見慣れた世界とは異なり,文字を探すのは,ちょっと難しかったんではないでしょうか?
新たな企画として,実際に学生が来校者と一緒に評価・計測を行う,体験型のツアーを取り入れました.
その1つとして,肩関節がどのくらい動くか,ゴニオメーターという角度計で実際に計測してもらいました.
これは, ツアーを案内する2年生が前期の実技試験で一番苦労した課題です.
高校生や一般の方々に計測しながら説明するのは,難しかったのではないかと思います.
見ている教員がハラハラすることもあれば,2年生なりの言葉で説明し,ここ数ヶ月間での成長を垣間見る機会にもなりました.
高校生や一般の方々,ご来校いただきありがとうございました.
(文責:吉田)
2013年8月 9日
8月8日に作業療法学科全学年の学生と教員が参加して,懇親会が行われました.
参加人数は,学生129名,教員10名の総勢139名!!
作業療法学科で1年生から4年生まで集まるイベントというのは,開学以来初めてです.
今回の懇親会は,各学年の交流が目的です.特に,1年生と4年生はほとんど学内で話す機会はありません.
1年生から3年生は,勉強や生活面だけでなく,総合臨床実習で経験したことを,4年生から直接聞くことができる貴重な機会だと思います.
当日の午後から4年生を中心に準備を行い,17時に小川学科長の乾杯で懇親会がスタートしました.
学生が交代しながら,宮崎和牛,豚バラ,ウインナー,宮崎地鶏などをドンドン焼いていきます.この日は夕方でも暑く,みんな汗だくでがんばっていました!
さて,私はキッチンエリアから全体の様子を見ていたのですが,
各グループで,学年を超えた交流や教員と学生との交流が行われており,あちらこちらで素敵な笑顔が見られていました.
スイカや花火など夏の風物詩もあり,夏の思い出になればうれしいです.
これから,1年生から3年生は夏休みです.大学生時代にしかできない,体験や経験をしてください.
そして,4年生はいよいよⅡ期目の総合臨床実習が始まりますね.不安と期待でいっぱいでしょうが,大丈夫!!みんなが見守っていますから!!いつもこの写真をお守りに,実習がんばれ!
最後に,場所を提供していただきました,NPO法人 つながりの堺さんに深謝いたします.
(文責:吉田)
2013年7月17日
去る7月14日、オープンキャンパスが開催されました。
毎年作業療法学科では、2年生が主体となって準備と来学者のご案内を行っています。
今年も金曜日の午前中から設営開始。
全教室の清掃から始まり、機器などの展示、各教室の案内の練習など余念がありません。
さて、当日はたくさんの方にお越しいただけるでしょうか・・・
迎えた当日。
朝一番は人も少なく、今年はダメかな?と思い始めた頃・・・
全体説明会終了後の10時半ごろより、続々と人が集まり始め、模擬授業は急きょレイアウトを変更し椅子を追加するほどの大盛況でした。
今年は「脳卒中者の半側空間無視」をテーマに、実際に3年生を対象に行っている授業を高校生の皆さま向けに少しやさしくした内容で講義しました。
とはいえ大学の授業ですので、後半には少し難しい脳の話も盛り込みました。
恐らく聴講していただいた皆様の作業療法に対するイメージが少し変わったのではないかと思います。
授業の中ではメガネのレンズを半分塗りつぶしたアイパッチを装着し、左側が見えない状態を体験していただきました。
(実際には、半側空間無視は左側が“見えない”のではなく“気づかない”病態です)。
本学科ではたくさんの体験型イベントを準備しております。
まだご来場いただいていない皆様、今回来場したけれども物足りなかった皆様、次は8月25日(日)開催です。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
(文責:田中)
2013年5月14日
長かったゴールデンウィークで、欠席者が増えるかな?と危惧していましたが、いわゆる「五月病」の学生も少なく、ほっと胸をなでおろしております。
さて、1年次は基礎科目がメインでしたが、2年生になってくると実技の時間が徐々に増えてきます。
作業療法士は臨床で、様々な手技・方法、道具などを使って対象者の評価を行います。
その中でも基本中の基本の手技、「関節可動域(Range of Motion;ROM)測定」の実技がいよいよ始まりました。
今まで座学ばかりだった2年生も、体を動かせるので生き生きしています。
しかし、慣れないゴニオメーター(※ROMを測定する分度器のような器具)の操作にみなさん悪戦苦闘しているようです。
肩の角度を測ってみますが・・・おっと、ゴニオメーターのあて方が・・・
学生からは「難しい」という声がたくさん聞かれましたが、それでも楽しそうに学んでいました。
そのような学生の姿を目にしながら、作業療法士になろうと思い学び始めた若かりし日のことを思い出し、初心に帰ることができました。
私自身がマンネリ化しないよう、いつも新鮮な気持ちで教壇に立たねば、と思った次第でした。
(文責:田中)
2013年4月22日
今日は義肢学の授業(3年生)のひとコマの紹介です.
手足を切断した患者さんがつける義手や義足をひとまとめにして義肢と言います.写真は前腕切断用の義手で,上がフック型,下がハンド型です.いずれも,筒の形をしたソケットという部分に切断端を差し込んで装着します.
しかし,手術が終わったばかりの切断端は,腫れていたり形が不規則だったりするのでソケットには入りません.切断端はきれいな卵形でなくてはなりません.そこで,弾力包帯を巻いて少しずつ卵形になるよう形作っていくのです.
弾力包帯は切断端の先端から巻いていきます.最初はきつく,肘に近づくにつれて緩くなるように,そして包帯の重なりがジグザグになるように巻いていきます.写真は学生同士の演習です.拳の上から巻いていますが,実際の切断端に巻くよりも難しいのでかなり苦労しています.
教室の全景です.切断の術式や断端管理などの理論中心の講義ばかりだと眠たくなるかもしれませんが,演習はみんな楽しそうです.これで巻き方はわかりました.だけど,「わかっている」ことと「できる」ことは同じではありません.練習して「できる」ようになる必要があります.こんな技術が山ほどあります.学生は大変です.でもみんな頑張っています
(文責:立石)
2013年4月15日
私は栗原清志(忌野清志郎)さんのファンです。いままで2回、コンサートに行ったことがあります。1回目は今から約30年前に今は無き、宮崎市民会館で開かれました。このときはダブルデート的なもので、2組のカップルで行きました。大音響で、コンサートの後しばらく難聴状態だったことを覚えています。2回目は約20年前で、県立芸術劇場の小ホールで開かれたコンサートでした。観客は40人くらいで、目の前5 mくらいのところで、ほとんどアコースティック状態の演奏でした。一応観客用にパイプ椅子が用意されていましたが、コンサートが始まると同時に全員総立ち状態でしたが、連れの女性の乗りが実に悪かった。
あの娘らは、今はどこに行ったのだろうか。ちゃんと夫のもとに行ったのでしょうか、それともヨン様それともフラのもとに行ったのかもしれさせん。ロックな生き方を目指していますが、なかなかうまくゆきません。栗原清志さんの本が参考になります(図参照)。何カ所か抜き書きします。ご覧下さい。
・それにしても、君はこんな夜に僕を一人ぼっちにしておくなんて素晴らしい女だと思うよ(p15)。
・俺みたいに君に恋に落ちているようなイカシた奴は一人もいない。俺はとてもイカシてるんだ。いつもゴキゲンなんだ。圧倒的な自信に満ちあふれている。そうさ、君に恋しているからさ。ずっと待ってるよ。よーし、大物を釣り上げるぞ。そしたら、きっと君は僕の部屋に来てくれるだろう(p21).
・ああ、俺ははげしい男なのか。それで君は引いてしまうのか。こっちにこいよ。ああ、何てことだ。トサカにきちゃうよ。水だ。水をくれ。心を静めよう。うるおいをくれ。お前がすべてなんだ(p22)。
・失礼する。また会おう。お前のことをこんなにも愛しているんだ(p30)。
・失礼する。しばらくは君の近くにいるはずだ。こんなにも君を愛しながら(p31)。
・時代は変わったらしいが人間の心なんて変わっちゃいない。もちろん俺があの女を想う気持ちは相変わらずギンギンに燃えているぜ。何もこの俺の愛を変えることはできない。ますます強く燃えさかる(p50)。
・本当にみんなに言いたいことは自分から死ぬ必要はないぜっていうことなんだ。いいかい?自分で自分を殺すことはないぜ。どうせ、いずれ俺たちは死ぬんだ。誰でも時がくれば死ぬんだよ(p55)。
・そもそもクルマが汚れていることを恥じる必要はない。汚れた理由があるなら、クルマの汚れは勲章のようなものだ。イギリスやドイツに行ってみろ。ピカピカに洗われたクルマに乗っている奴なんて一人もいないぜ。日本人だけだ。クルマにも抗菌塗装でもするんだな(p64)。
・それにしても、この国は恥ずかしい国だ。政治家が数の理論だけですべてを決めてしまうんだ。こりゃあ21世紀には戦争が始まるぜ。おちおち夢も見ちゃいられねえぜ。みんなが音楽を愛していれば、こんなことにはならなかったのにな。クソみたいな商業音楽が流行してやがる。奴らの耳は腐ってるよ(p74)。
・苦しみのない人生なんてきっとつまらない人生だからね(p84)。
・ザ・バンド 「月が一時を打った」(栗原さんおすすめのアルバム) (p84)
・禁止用語→いきいきとした生の言葉を全部言えないようにした→そのころからこの国はおかしくなった。ヤクザをヤっちゃん、SEXをエッチ→そして人々はどんどん軽くなっていった。小学生なのに自殺するなんて俺には信じられない。死も学校も親もカッパエビセンやキャラメルコーンみたいに軽くなった(p87)。
今日は、これで失礼する。君のことをこんなにも愛しながら。次回に私のブログの当番がきたら、続きをやります。
(文責:園田)
Copyright © 2021 九州保健福祉大学 All Rights Reserved.