2013年5月27日
2年生の必修専門科目「失語症演習Ⅰ」において、SLTA標準失語症検査の検査演習が始まりました。
失語症とは脳卒中などの後遺症により、聴いて理解すること・話すこと・読んで理解すること・書くことがうまくできなくなる状態です。
SLTA標準失語症検査は失語症の最も基本的な検査の1つです。
今回は「話すこと」についての検査演習です。「呼称」では検査者が指さしたものの名前を被検者は音声で答えます。「単語の復唱」では検査者が音声で言ったことを被検者はそのまま音声で繰り返して答えます。このように、どの言語機能を評価するかにより、検査者の出す教示と患者さん側の反応様式は異なります。
2年生は1年生の時に学んだことをもとに、今評価している言語機能は何かを一生懸命考え、マニュアルを睨めながら検査施行方法の確認・実施をしています。
今は3・4年生が実習内で実施するのを見学するのみですが、後期には2年生が実習の中で実施することになります。是非、講義枠を越えてしっかりコツコツと練習を積み重ねてください。
2013年5月15日
今週の日曜日、5月12日、第43回延岡市市民生活展が、延岡市民協働まちづくりセンター(延岡市東本小路)で、開催されました。
延岡市市民生活展は、安心・安全に暮らせる延岡市を目指して、各種団体や官公庁などが展示や体験、相談コーナーなどを出展します。今年は、延岡学園高校調理科のみなさんが美味しいデザートを振舞ってくれました。
わが言語聴覚療法学科も、開学以来14年間、毎年、参加してきました。
今回は、2、3年生全員が参加し、全体の受付、開会式の司会、案内、各コーナーでの対応など、全てを学生で担当しました。
STの仕事に関する展示のほか、体験コーナーでは、噛む力を試すガムや、鏡に映る手だけを見ながら図形を書くことを、市民のみなさんに体験して頂きました。
鏡をみて書く図形は、どんどん速く上手に描けます。これが脳の不思議です。
写真のように、子どもたちが、鏡をみて図形を楽しそうに書いてくれました。
また、普段話すことのない地域の人々や、ご高齢の方とも、体験コーナーを通じ触れ合いました。自分たちのもてなしが、人をこんなに笑顔にさせることを知りました。次は、病院や施設で、患者さんを笑顔にしてみます^^。
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