2016年12月13日

デジタル補聴器のフィッティング

2016年12月13日

こんにちは。

12月も半分が過ぎようとしています。

手袋、マフラーなど寒さ対策をしっかりとして、体調を崩さないようにしましょう。

 

さて、今回は12月9日に行われた聴覚障害演習Ⅱという授業について取り上げたいと思います。

この授業では、認定補聴器技能者の方に来ていただき演習活動を行いました。

認定補聴器技能者とは、補聴器について一定以上の知識や技能を持つ方に付与される資格で、補聴器調整のスペシャリストを指します。

 

授業内容は、難聴のタイプにそってデジタル補聴器のフィッティング作業を行うことでした。難聴と一言で言っても様々なタイプがあり、そのタイプによって聴こえやすい音の高さや聴こえにくい音の高さがまちまちです。ですから補聴器をその使用する方にとって使いやすいものにするためには補聴器でどの音域の音を増幅し、または抑制するのかをコントロールする必要があります。そのような一連の調節作業を補聴器のフィッティング作業と言います。

作業はパソコン内のフィッティングソフトを使用しました。

デジタル補聴器の特徴は、補聴器の中にコンピュータを詰め込む事で、

  • 周波数(音の高さ)別に様々な調整ができる 
  • 入ってきた音レベル(大きさ)ごとに調整できる 

ことができるようになったことです。


IMG_3269.JPGのサムネール画像

実際の調整はまず、標準純音聴力検査の結果をパソコン内のオージオグラムに入力します。

IMG_3275.JPG


 するとそのデータをソフトが読み取り、周波数別に聴力が低下している部分を自動で調整し、補聴器から聴こえる音の大きさを微調整できるようになります。

音の大きさは%で調整でき、補聴器装用の開始直後は音量を少なくした状態から初めて基本的には80~100%くらいの音量を目指して行きます。

現在は技術が進みパソコン上で補聴器調整もできてしまいますが、患者さんの生活の質や生活環境に合わせた聴こえの改善はSTの専門的知識が必要不可欠です。

学ぶことは多くありますが日々の学習を頑張りたいと思います。

                                                                                          (文責 2年 宇野)