2013年5月30日
みなさんこんにちは。臨床心理専攻の前田直樹です。本学では3年生になると専門ゼミというものが始まります。ゼミとは、学生が特定の教員を選び、その教員の下で2年間専門的な内容についての指導を受けるという形態の授業です。ゼミでは、学生が自分の興味のあるテーマについて調べ、最終的に卒業論文というものを仕上げます。ゼミは3年生と4年生の2年間、同じ教員、同じメンバーで行われます。1つのゼミは1人から8人程度の少人数で構成され、学生は教員や他のメンバーとディスカッションを行いながら様々なことを学習します。普段の教室の授業と違って、ゼミでの学習は自分のやりたい勉強をするので、大学生活の醍醐味ともいえるでしょう。ちなみに、私は心理学の中でも少しマイナーな領域を研究しているので、前田ゼミのメンバーはマニアックな学生が集まる傾向にあります(笑)。前田ゼミは現在3年生6名、4年生6名で構成されており、そのうち半分以上のメンバーが臨床心理士(大学院進学)を目指して日夜勉強(?)に励んでおります。写真は実際のゼミの風景です。みんな真剣な眼差しで自分の研究テーマに取り組んでいますね。
2013年5月29日
こんにちは。臨床福祉専攻介護福祉コースの福﨑です。
今回は介護福祉士を目指す学生を対象に開講している「生活支援技術演習(家事Ⅰ)」の調理実習の様子を紹介いたします。
在宅で生活している高齢者への食事の支援も大事な介護福祉士の役割の一つです。
この演習授業では「高齢者の食事」について作り方を学び、実際に作って味を確かめます。
塩分や栄養バランスに配慮されたレシピを見ながら調理します。
さて本日の献立は・・・
肉じゃが
なめこ汁
ごはん
ミルクゼリーのいちごソースがけ
大学生の中には、一人暮らしで自炊している学生も多く、初回にもかかわらずメンバーで協力して手際よく楽しそうに実習していました。
写真1.肉じゃが3人前できあがり
写真2.野菜はどれくらいの大きさがいいかな?
写真3.できあがり!
学生に味の感想を聞いてみたところ、
「おいしい!」
「思ったより味がしっかりついている。」
「ミルクゼリーは作り方も簡単!帰って家でも作ります。」
などなど大好評でした。
生活支援技術演習の授業は、介護だけではなく、生活に役立つ技術を身につける授業でもあります。今後も楽しみですね。
簡単でしたが、授業の様子を紹介しました。
写真・文:福﨑
2013年5月28日
臨床福祉学科 日田 剛
私は今年の4月から九州保健福祉大学で仕事をさせて頂いています。自宅は宮崎市ですので、毎日電車通勤です。延岡には以前から縁があり、よく訪れる機会がありました。
延岡は宮崎の中でも特に好きです。まず食べ物がおいしい。私は食べ物に好き嫌いがありません。そして北九州出身ですので、特に魚は大好きです。北九州ももちろん魚が美味しいのですが、九州の中で「ここは魚がうまい!」と心から思った所が二つあります。一つ目は、長崎です。以前研修で2週間程滞在しましたが、何気なくよ立ち寄ったスーパーで、イワシの煮付けを買って食べたら、その安さと美味しさに度肝を抜かれました。しかも地元の人たちは、「イワシなんて普段は捨てる程度の魚」と言っていたのを聞き、さらに驚きました。
そして、もう一つはここ延岡です。宮崎ではマグロやカツオなど赤身の魚が多いですが、延岡は宮崎でも北部に位置する為、鯛等の白身も美味しいです。そしてやはりなんといってもメヒカリです。メヒカリの唐揚げを食べたときは衝撃的でした。毎日でもいけるのでは、と本気で思いました。メヒカリ以外でもハモや鮎など、とにかく食材は豊富です。
今後も延岡の知らない魅力を見つけてレポートしようと思います。
メヒカリの唐揚げ
写真提供:「やまけんの出張食い倒れ日記」http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2011/12/post_1837.html
2013年5月27日
当研究室に事務局がある「延岡精神保健福祉をすすめる会」で延岡市内の福祉作業所を案内するパンフレットを作成しました。
延岡市内13の作業所のうち、今回は前編として7ヵ所の作業所を紹介しています。
すまいる作業所(川島町)
はまゆう園(北方町)
のぞみ園(大武町)
はまゆう園多機能型恒富事業所(恒富町)
芽ばかり作業所(高千穂通)
清松園やわらぎの里(大武町)
ふじの木福祉作業所(安賀多町)
各作業所の雰囲気が伝わるように写真を多く載せました。
パンフレットの内容を詳しくご覧になりたい方は、ご連絡ください。
E-mail nt9406@phoenix.ac.jp
高橋直也
2013年5月24日
本学臨床福祉学科では、4年間のまとめとして卒業研究をします。
言い換えると、卒業研究をしないと卒業させてもらえません。
自分で研究テーマを決めて、論文にまとめるのです。
そのため、3年生になると、卒業研究の指導をしてくれる先生を決めます。
いわゆる「専門ゼミを決める」というものです。
その先生に3・4年生の2年間指導を仰ぎつつ、時には就職など卒論以外(恋愛相談にものってくれる先生もいます♪)の相談もしつつ、卒業式を迎えます。
私はその指導を受け持つ先生の1人で、「臨床心理学」が専門です。
去年、私のゼミを卒業した学生が100名を超えました。
学生たちも私もがんばったなぁと思います。
夜遅くまでがんばったこと・・・
勉強したはずなのに、初めての調査にどうしてよいかわからず悩んだこと・・・
調査を頼みに行ってドキドキしながら説明したこと・・・
パソコンの中のデータと、とても長~いにらめっこをしたこと・・・
資料が見つからず完成させられるか心配になったこと・・・
失恋して、卒論のことなんて考えられなくなったこと・・・
卒業できるか心配になって書けなくなってしまったこと・・・
中間発表会・最終発表会で1~3年生に緊張しながら発表したこと・・・
全部が終るまではと禁酒したこと・・・
完成して友達と祝杯をあげたこと・・・
学生一人ひとりにいろいろなことがあって完成しました。
完成するころには、学生の顔がまた1つ大人びたような感じがしたものです。
学生それぞれが苦労してテーマを決めて取り組んだので、
一つひとつにとても思い出深いものがあります。
0(ゼロ)から何かを立ち上げるのはなかなか難しいのです。
この最後にあげた「田中ゼミ卒論 選びに選んだ10大テーマ」を見てください。
全部あげるとキリが無いので、迷いに迷ったあげく、選びに選んだものです。
テーマがあがらなかった卒業生の皆さん、どうか許してください!!!
「母性は本能であるか」を研究した卒業生は、
その後、かわいい花嫁となり、
子どもを産むたびに、
「先生、母性は本能ですよ!カワイイ!」
「母性があっても忍耐力に欠ける自分・・・(泣)」
「上の子が小学校に入学しました」
と、子育てに奮闘するステキなママになっています。
ゾンビーズやもののけ、エヴァ、明智や織田の歴史上の人物など、
これがマジメな卒論?
と不思議に思うかもしれないものもあります。
心理学では、これらもマジメな研究の対象です。
レンタルした映画を9時間も見続けたり・・・
歴史資料の古い文字が読めずに、?????・・・
登場人物の関係の複雑さに頭が混乱したり・・・
「こんなの知らない」という担当教員(私のことですが)への説明に苦労したり・・・
これらはこれらでなかなか手ごわいのです。
今年も4年生が本格的に卒論に取り組み始めました。
状況は、ここで、またご披露したいと思います。
それまでに少しでも進めてほしいなぁ・・・
これから催促のメールでもするかなぁ・・・
何より、応援をよろしくお願いします。
文責:田中陽子
2013年5月23日
去る3月19日に学位記授与式(卒業式)がありました。九州保健福祉大学 社会福祉学部で学んで所定の単位を修得すると、“学士(社会福祉学)”の学位が得られます。
臨床福祉学科からも66名の卒業生がそれぞれの人生に旅立っていきました。彼らは、本学での4年間、たくさんの人と出会い、学びを深めてくれたことでしょう。
私が大学を卒業して15年が経過しましたが、今でも当時のことを思い出します。
なかでも、卒業研究は大変貴重な経験でした。テーマによってすすめ方は異なりますが、①問題意識を持つこと、②問題を実証すること、③解決策を提案すること、④他の人に自分の考えを伝えること、こういった体験は、高校まででは経験することが少なかったので、なにより新鮮でした。
私の研究室では、基本的に学生自身にテーマを決めてもらい、自主的に研究活動に励んでもらうように促しています。
今年の三宮ゼミ卒業生の研究テーマ
『美容福祉~その人らしさと生きがいへのつながり~』
『地域福祉におけるインフォーマルな社会資源に関する研究~沖縄県の特徴「ゆいまーる」と「模合」を活かして』
『中国の高齢化の現状と福祉意識について』
いずれも、「おしゃれに興味がる」「故郷の福祉について勉強したい」といった関心で研究に着手しました。自分の興味・関心のあるテーマなので、熱心に取り組んでくれました。卒業研究で社会的に評価される研究成果を得ることはなかなか難しいですが、卒業研究のプロセスである“疑問をもつ”“仮説をたてる”“実証する”“主張する”の経験は、社会に出ても役立ちます。まさに卒業研究は大学の魅力である「主体的学び」の集大成と言えるでしょう。
これから、ますます重要になる福祉社会の発展にむけて、私たちと一緒に研究しましょう。
三宮ゼミの卒業論文集と臨床福祉学科の卒業研究要旨集
臨床福祉学科 三宮基裕
2013年5月21日
「人生、ここにあり!」(イタリア映画)という映画をご覧になりましたか?
イタリア語テーマは「Si Puo Fare (やればできるさ)」で、映画の主人公は社会共同組合(労働組合)で働く精神障がい者の方々です。
イタリアでは大ヒット、日本でも一昨年より上映されました。
『あきらめないで夢や希望に向かっていけば、(夢や希望は)いつか達成できる』と心が元気になる映画です。
ちなみに、臨床福祉学科で受験資格取得可能な精神保健福祉士の主な仕事は、「精神障がい者の方々が本来もつ能力(「やればできる」という力)を発揮し、夢や希望を持って社会生活を送ることができるよう支援すること」です。
ぜひ一度「人生ここにあり!」をご覧下さい!
【映画の主なストーリ】
「精神障害者は仕事が一人前にできない」というイメージが強かった1980年代イタリアで、ある出来事をきっかけに主人公の精神障がい者たちが各自の能力を発揮し、見事に仕事を達成していく・・・・・!?」
臨床福祉学科 黒須 依子
2013年5月20日
5月10日、精神科病院見学実習に行ってきました!
本学では精神保健福祉士を目指す学生が、夏から秋にかけて精神科病院で実習を行います。その事前学習の一環として、毎年、延岡市近郊の精神科病院にご協力をいただき、見学実習を行っています。精神保健福祉士を目指す学生は、大学だけではなく、当事者の皆様、医療機関、施設、行政など様々な分野の方々からご指導をいただいています。
社会から求められる心豊かな専門職を目指して、今日も学生はがんばってま~す。
写真は、見学実習前の学生の緊張した面持ちです(笑)。見学実習終了後の充実した笑顔も撮影すればよかったのですが、私、すっかり忘れておりました。申し訳ございません!
【学生の感想】
「精神科病院は閉鎖的イメージがあったが、明るい雰囲気で風通しもよくイメージが変わった。自由だと感じた」
「精神保健福祉士と患者様の距離がとても近いと感じた。私もそんな精神保健福祉士になりたいと思った」
「信頼関係を築くために、しっかりと患者様のお話を聴くことが大切であると思った」
「働いている人たちの思いを知ることができてとてもよかった。また、多くの人たちが長期入院を強いられていると思っていたが、最近は入院期間が短期となっていることを学ぶことができてよかった」
などなど…
臨床福祉学科 西田美香
2013年5月16日
『いやし』をテーマにテレビ番組をつくりたい、とのご依頼を受け、去る5月9日、動物療法専攻5期生(現・3年生)7名、専攻で飼育している専攻犬2頭とともに、NHK宮崎放送局のバラエティ番組『いっちゃがゴールド』のスタジオ収録に参加してきました。
これが、現在飼育している専攻犬。2頭の犬のうち、シェットランド・シープドッグが「ココ」、フレンチ・ブルドッグが「マル」といいます。
今回の収録では、特にマルにがんばってもらうことにしました。
43分の番組の中で、私たちがメインの出番は5分程度。その短い時間の中で、「動物にいやされている!と、一目見てわかるような、わかりやすいデモンストレーションをしてもらえませんか?」という、なんとも難しい依頼を頂きまして・・・。
そこで、「車椅子に座っている方のひざの上にマルを乗せ、静かにかわいがってもらいながら、学生さんとお話をする」という実演をさせていただきました。
『いっちゃがゴールド』はバラエティ番組なので、放送では、長々した解説や、細かな注意点等は説明しませんでしたが、このデモは、『アニマルセラピー学外実習』という、4年生向けの実習科目の一部を再現したものです(※過去の授業の様子については、以下のブログもあわせてご覧ください)。
■『アニマルセラピー学外実習』がんばりました!
http://anithera.exblog.jp/18751001/
スタジオ収録という初めての環境で、ココ・マルはおとなしくしてくれるのか?自分たちはちゃんとしゃべることができるのか、などなど、収録中も、実は不安と緊張でいっぱいでしたが・・・。
しかし、学生さんと犬たちが「日頃の勉強の『成果』」を存分に発揮してくれたおかげで、そして、NHKスタッフの皆さんの細やかなご配慮のおかげで、なんとか無事に、そして、とても楽しく、収録を終えることができました。
臨床福祉学科では、「動物」「社会福祉」「心理・カウンセリング」の3つの視点から『アニマル・セラピー』を勉強できる、他の大学ではあまり例がない、全国的にも珍しいカリキュラムが組まれています。今回の番組でも、「アニマル・セラピー」の楽しさとともに、本学での勉強の面白さを、少しでも多くの方にお伝えすることができていれば幸いです。
なお、収録した内容は5月10日に放映され、あたたかい反響をいただきました。放送内容については、NHK宮崎放送局の公式サイトにもまとめられています。よろしければ、下記リンク先もご覧ください。
■『いっちゃがゴールド』2013年5月放送(NHK宮崎放送局)
http://www.nhk.or.jp/miyazaki/program/ichaga/bangumiback/201305.html#back0510
末尾になりましたが、NHKアナウンサーの杉尾宗紀さん、百野文さん、当日ゲストのマックス桐島さん、同じく収録に参加した宮崎大学工学部環境応用化学科・菅本和寛先生とその研究室の皆様、そしてNHK宮崎放送局スタッフの皆様、楽しい番組を作って頂き、本当にありがとうございました。この場を借りて、改めて、お礼申し上げます。
加藤 謙介
2013年5月15日
いま私たち井上ゼミでは「社会的孤立」の調査活動をしています。
「社会的孤立」とはなんでしょう?
県内のある地区の高齢者を対象に調査をしました。
現在、回収集計が終わり、分析の真っ只中です。
考察ができ次第、ゼミ生全員で住民や関係者の方に報告・プレゼンをしていく予定です。
\ こうご期待 /
今回、ゼミ活動で調査活動をした感想です。(^ω^)おっ
調査票を作成するのに2週間
分析シート作成に2週間
集計に相当かかるね
調査活動って・・大変な労力なんだな・・・・・!
6月までに分析と考察が待ってまーす 頑張らなくちゃ。
井上ゼミ一同
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
|
|
|
1 | 2 | 3 | 4 |
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
|
Copyright © 2021 九州保健福祉大学 All Rights Reserved.