2013年10月30日
みなさんこんにちは。臨床心理専攻の前田直樹です。10月も下旬になり、朝夕の寒暖の差が激しくなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
前田ゼミの4年生は1ヵ月の実習を何とか乗り切り、現在は卒業論文の完成と国家試験に向けて追い込みに入っています。
今年の前田ゼミは4年生が6人いますが、そのうち3人が臨床心理士養成の大学院を受験しました。結果は3人とも第1志望の大学院に合格しました。今年、臨床心理専攻からは5人が指定大学院を受験し、5人全員が合格しました。5人の指定大学院合格は臨床福祉学科始まって以来の快挙です。
これまで、臨床福祉学科では毎年1、2名が大学院に進学していました。しかしこれが一気に5人に増えるとは、本当に嬉しいですね。彼らの地道な努力の賜物だと思います。
また同じ時期に、ゼミの卒業生で今年臨床心理士の資格試験を受けた2人から一次試験合格の報告をもらいました。この2人も学部卒業後、希望の大学院に進学し、今回資格試験に臨みました。二次試験があるのでもちろん油断は禁物ですが、あのマニアックな筆記試験に合格してホッとしていると思います。この調子で二次試験の面接に挑んでほしいですね。
進学を決めたゼミ生や一次試験に合格した卒業生を見ていると、本当に地道な努力(勉強)は結果に結びついていくものだと感じます。私も彼らを見習ってまたコツコツと頑張っていきたいと思います。
写真は指定大学院合格を勝ち取った前田ゼミの長儀拓君、橋本紗波さん、小野結香さんの3人です。これからの活躍に期待します。
前田直樹
2013年10月28日
お久しぶりです。介護コースの福﨑です。
今日は授業の一部のご紹介です。
先日、3年生に「相手に分かりやすく伝えるプレゼンテーション」についての授業を行いました。
介護福祉士や社会福祉士が働いている現場では、職場内外の疑問や問題点などについて研究をし、発表をする施設や事業所が増えてきました。大学を卒業して現場に入ると、プレゼンの技術も必要とされる・・そんな時代です。大学では、研究の方法やパワーポイントの作成、発表の方法まで1年次から段階的に学ぶことができます。
今回は、パソコンのパワーポイントを使ったプレゼンの作成から発表までを体験しました。課題は、人に伝えたい自分の趣味や興味について他人に知ってもらうこと。一人5分という短い時間に自分の伝えたいことが聞き手に伝わるのか!?初挑戦です。
内容が「人に伝えたい自分の趣味や興味」ということもあり、学生自身も作成時には悩んだようですが、発表時はゲームやアニメ、ジブリ、心理学や文学作品、ビールやオランジーナ(炭酸飲料)、日向について、台湾について、筋トレ、ゆるキャラ等、さまざまでした。
写真① 3年生H君がビールについて発表中の様子。いつもより緊張していました。
写真② 発表を聞いている様子。全員が発表をお互いに評価しました。
発表した後は、再度発表したスライドの見直しを行い、理解しやすいパワーポイントの作成手法について考えました。
来年4年生になったら、さらに上達した発表ができることを期待しています!
2013年10月23日
研究室のドアがノックされた。卒業生が顔をのぞかせる。他の先生のブログでもよく見る光景である。九保大は教員と学生の距離が近い。他学の学生からはうらやましがられることが良くある。
写真の女性たちは6年前に卒業し、福祉のこころで社会貢献している3人である(左から2人目だけ、本学教員「川﨑順子(よしこちゃん)先生」であるのでお間違えなきよう)。
しかし昔から「女三人よればかしましい」というように、日ごろは静寂に包まれている栗栖研究室が、途端に華やか、賑やかになった。写真の哲学者も苦笑い風である。それにしても皆、気持ちの良い笑顔である。いっぺい先生の専門分野である東洋医学の「陰陽論」になぞらえれば、母校という「帰る場所」の存在によって、社会という場所を認識し、そこへ笑顔で出ていけるのかもしれぬ。・・・ん・・・つぶやきも六回目にして、とうとう教訓めいたことをつぶやくようになってしまった。これでは「つぶやき」の本筋から離れてしまう。いかん。いかん。華やかな陽気に飲まれたようだ。つぶやきは、すなわち、有るがごとく無きがごとく。
2013年10月21日
11月2日(土)・3日(日)に九州保健福祉大学の学園祭「九保祭」が開催されます。
九保祭では、絵画や書道等の展示コーナー、模擬店での飲食品販売、屋外ステージでのバンド・楽器演奏やダンスなど、毎年、さまざまな楽しい催しあります。
黒須ゼミの学生は、地域の障がい者グループ「エンジョイ・アクション」のメンバーと合同で、九保祭にて模擬店「たこやき屋さん」を出します!
10/17は、11/2・3の模擬店の前売り券発売開始日でした。
「エンジョイ・アクション」と合同で模擬店を出す黒須ゼミ3年生は、学食前で「たこやき」(前売り券¥250円、当日¥300)を販売しました。
前売り券販売風景(学食前)
他のゼミやサークルも、揚げアイス、クレープ、肉巻きおにぎり、うどん・・・・といろんな模擬店を出すようで、学祭当日が楽しみです!
なお、11/2日(土)には”サザンオールスターズをこよなく愛するトリビュートバンド”「KAWAMURA BAND」によるステージが開催される予定ですよ!
みなさん、九保祭にぜひ来て下さいね。
中学生や高校生の方にとっては、大学の雰囲気を知ることができると絶交のチャンスだと思いますよ!
(臨床福祉学科 黒須依子)
2013年10月17日
大学へ入学ができる時期は春(4月)だけではありません。
日本の小・中・高校は、たいてい3学期制だと思いますが、大学は2学期制です。1年間を4月から9月と10月から3月までに分けていて、1つの講義は半年で完結し成績が出ます。以前は「通年科目」といって1年間勉強してから試験を受けて成績を出す科目もありましたが、本学ではほとんどの科目が半年間の科目です。
この「半年間で1つの講義が完結する」というのがポイントで、大学は9月に入学してきても、スムーズに講義を受けることができるのです。
最近、「大学の入学時期を9月にする」という話題が新聞等に出ていたのを記憶している方も多いと思います。世界的には9月入学が多いようで、日本のように4月からの入学は留学生が入りにくいという問題から議論が進んでいたようです。
さて、本学も4月の入学・卒業式だけでなく、9月の入学・卒業式があります。
先日、秋季の学位記授与式が挙行されました。臨床福祉学科からは2009年9月に入学してきた中国からの留学生3名を中心に卒業生を送り出しました。
日本に来た当初は、ほとんど日本語が話せませんでしたが、4年間でずいぶん上達しました。難しい専門用語も辞書を片手に熱心に勉強していました。卒業後は日本での就職・進学に向けて活動するそうです。
入学式・卒業式は、何度出ても感慨深いものがあります。入学式では「彼らが胸を張って社会に出ていけるように支えなければ」という責任感を感じ、卒業式では「もっと、伝えてあげることがあったなぁ」という後悔を感じます。
そうこうするうちに、また半年すれば卒業・入学式がやってきます。卒業生には残された時間に一つでも多くのことを伝え、新たに出会う入学生のために準備をしなければと思う1日でした。 卒業生諸君!さらなる飛躍を祈念しています。
中央3名が卒業した留学生
臨床福祉学科 三宮基裕
2013年10月15日
こんにちは。臨床心理専攻教員の横山裕です。
私ごとですが、47回目の誕生日を迎えました。
高校生の皆さんにはなかなかピンッとこないでしょうが、47回目ともなると自分でも誕生日だとはなかなか気がつかないんですよ。
今年もすっかり忘れていたら、横山ゼミ4年生の皆さんにサプライズやられてしまいました。
夏休みにした精神保健福祉士の現場実習、海外(インド、中国、フィリピン)自主研修、就職活動のゼミ報告会を兼ねた食事会をするからというので、すっかり報告を聞くことばかりを楽しみにして参加したのに、実際に途中までは、実習中での利用者さんとの交流話やガンジス川の氾濫の話や就職試験にでた難問の話などを楽しく聞かせてもらっていたのに……。(詳細は次回のブログで)
ゼミ生のSさんが、いま思えばわざとらしくお手洗いだと言って部屋をでていったところでみんなの怪しい雰囲気に気がつかなかった私の負けなのですが。
まさか、あんなに大きなBirthday Cakeとともにもどってくるとは、しかも間髪入れずにみんながHappy Birthdayを歌いだすとは、ハイ、完全にやられました。
誕生日は自分がこの世に生まれてきた記念日なので、やはり誰かに祝ってもらうと、大げさで申し訳ないですが、自分の存在価値というか、自分が生まれてきた意味を認めてもらっている実感がしてすごくうれしいものです。
正直に言って、もう少しで私も泣きそうでした(加齢とともに涙腺もゆるくなるんですよ)
このお礼は、卒業までの残りの日々を使って、卒論指導と国家試験対策指導でたっぷりとお返しさせてもらうおうと思っています。
こんなこともある大学って、ホント楽しいです!
ケーキの写真を撮っておけば良かったのですが、あまりに美味しそうだったので、写真を思いついた時には既に胃袋のなかでした。かわりに、もらった色紙を載せます。これももらった時はウルウルきて危なかったです。
2013年10月 7日
写真は駅前商店街の山下新天街にある佐藤書店から購入した『世界の名著』です。
全巻揃いだとそれなりの値段になりますが、写真のように欠本があると割安になります。
この全集の場合、20巻、50巻、66巻の3冊がありません。
この3冊が何か知りたいですよね?
興味のある方はネットで検索してください。
また、この全集は人気があり、臨床福祉学科の他の先生方の研究室にもあります。
こちらも興味のある方は研究室巡りをして自ら見つけてください。
最初に予想してから巡るのも楽しいかもしれません。
学生にとって古本屋さんはとてもありがたい存在です。
まずその第一は、「安さ」です。特に出入口前に置かれた特価本台は衝撃的です。
1冊20円から100円という安さです。
もちろん、すぐに必要な本はなかなかないのですが、その学問分野を研究する上で必要になる基礎的な文献は結構あります。
第二は「新発見」の醍醐味です。
この醍醐味は2つあって、一つは探している本を見つける、もう一つは偶然の発見です。
初めて訪問する古本屋さんの場合は探している本の収穫が多いです。
山積みになっている場合は隅々まで探りましょう。
時間は掛かりますが納得の成果が得られます。
偶然の発見は、それこそ偶然なんです。
探していた本ではないんですが、ふと目に入ってくるんですね。
で、ぱらぱらと頁を捲るとこれが面白い。
と言う訳で古書店に行きましょう。
因みに、第54回 東京名物神田古本まつりは2013年10月26日(土)~11月4日(月・祝)です。
高橋直也
2013年10月 4日
研究室の外ではヒグラシが鳴いている。哲学者はその日グラシだ。大学は実習、試験あるいは特別講義期間である。哲学者は十月から始まる後期講義に向けて資料を作成する毎日である。つまり、嫌でもパソコンとにらめっこすることになる。
フと、パソコンのピクチャー・ファイルを覗いてみた。いっぺい先生は写真も趣味であるから、当然ながら哲学者に関する写真も撮りためている。そんな中で哲学者が主催する「栗栖杯ボーリング大会」の写真がでてきた。延岡に赴任してきた頃、「栗栖杯と名前をつける」とか、「大会会長だから」とか、いっぺい先生にそそのかされて優勝カップを購入した。それ以来、介護福祉士や社会福祉士を目指す学生と教員を対象に細々と続いている大会である。そういえば、今年はまだ未開催だ。こういった大会を継続するためには、瞬発力が必要だ。当然、哲学者に瞬発力などあるハズもない。ただ、どういう訳か続いている。慣性の法則か?惰性か?ともかく、今年も「誰か」が瞬発力を発揮して開催にこぎつけるのを横から眺めて楽しみたいものだ。
2013年10月 3日
昨年度、卒業した甲斐幸祐くんと高橋梓さんが大学に遊びに来てくれました。お二人は延岡市内の障害者施設で働いています!
甲斐幸祐くん(写真向かって右)
取得資格:精神保健福祉士
【半年働いてみての感想】
だいぶ慣れてきた感じで楽しいです。特に利用者さんとの触れ合いで、笑顔が見られるととてもうれしいです。
【大変なこと】
先輩にご指導していただいたことに注意して働いているのですが、忙しいとついつい同じ失敗をしてしまうことがあります。それはとても反省しますね。
【後輩へのメッセージ】
大学では基本的なことを学びますが、現場ではもっと多くのことを学ばせていただいていると実感しています。大学時代、バイトやボランティアで多くの経験をすること、また、実習も受け身ではなく積極的に行動して、たくさんのことを吸収してほしいです。
高橋梓さん(写真向かって左)
取得資格:精神保健福祉士
【半年働いてみての感想】
あっという間の半年でした。最初は何をするにも自信がなくて、一歩を踏み出すことができなかったけど、今は利用者さんへの対応など一歩を踏み出せている感じです。
【大変なこと】
自分なりの支援をどのようにやっていけばいいか思考錯誤しています。
【後輩へのメッセージ】
色々な趣味をもっていると、現場で活かすことができます。ぜひ、趣味の世界を広げて利用者さんへの支援に活かしてください。私は先日、紙芝居を読むのが上手と誉めていただきました!幸祐くんはクラリネットが吹けるんだよね~♪
卒業後もとっても仲良しのお二人です。来年1月に社会福祉士の国家試験を受験します。
実は、今回の大学訪問の目的のひとつは国家試験対策でした!二人ともがんばってね~ 応援してるよ~♪
臨床福祉学科 西田美香
2013年10月 2日
日本カウンセリング学会は、日本の臨床心理学関係の学会の中では、会員数が5,000名を超える大きな学会です。 大学の研究者だけでなく、教育現場である学校の先生方もたくさん参加されているのが特徴だと思います。 実は、第36回大会は本学、九州保健福祉大学でした。 学会理事長で今回の大会委員長である山口正二先生に指摘されて、ハッと思い出しました。本学で開催してから10年経つのですね。 8月末の残暑厳しい中、東京電機大学で開催された日本カウンセリング学会第46回大会に行って来ました。
学会では、講演会やシンポジウム、調査や事例の研究発表などがありました。
久しぶりに恩師や先輩方にもお会いました。これも学会の醍醐味です。
ある先輩とは本当に10数年ぶりでしょうか・・・。
じぇじぇじぇ!!! まったくお変わりなく!
会場を後にする頃には、私もがんばらなくちゃと気持ちを引き締めました。
それから、臨床心理学分野の学会では、東日本大震災直後から様々な支援を行っています。
今回の学会でも被災地の加工品や仮設住宅の方々の手作りの品が販売されていました。私もいくつか買いました。
実際に被災地に行ってはいないけれど、遅々として進まない復興をテレビで見ていると、何かできることをできるだけと思います。
少しでも早く、少しでも安心した生活ができますようお祈り申し上げます。
文責:田中陽子
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