2014年7月23日
夏。
日本列島、北から南まで、全て夏である。
そんな中、いっぺい先生の後輩の結婚式に出席するため、京都を訪れた。
1月の広島、5月の高知、そして今回の京都と、上半期で早3度目の披露宴である。
いっぺい先生は、またまた主賓の挨拶を頼まれている。しかし哲学者は新郎新婦を愛で、料理と美酒に酔えばよい。
七年ぶりに訪れた古都京都は、やはり身体にまとわりつくような暑さで哲学者を歓迎してくれた。
披露宴の翌日、用意していただいた平安神宮傍の旅館の、その見事な庭園に、しばし暑さを忘れることができた。
「ここでしばし涼をとった後、近くにある『哲学の道』を散策しよう」と、いっぺい先生が言い出した。
こんなに暑いのに。70歳なのに。
・・・仕方ない。老いては、いっぺい先生に従え、である。
とうとう哲学の道に来てしまった。
「哲学者が哲学の道を歩く」という、恥ずかしいコンセプトである。
しかし、12時の新幹線に乗らねば、という焦りと、京都の暑さで、入口だけで引き上げることとした。ありがたい。
そう、哲学者にとって、哲学の道はあまりにも遠かったのである。
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