社会福祉実習

2014年9月 9日

8月17日から3年生は社会福祉の現場で社会福祉士の実習を行っています。

 1週目と3週目の終わりには大学に戻ってこの写真のような振り返りの授業をしています。

 2週目と4週目は私たち担当の教員が直接実習施設に行って指導したり相談を受けたりしています。

実習先施設には、市役所の福祉事務所、障害者施設、児童施設、社会福祉協議会、高齢者施設があります。

 

 

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この写真のメンバーは高齢者施設に行っている学生たちです。高齢者施設にもいろいろありますが、今回の8名は全員、地域包括支援センターに行っています。地域包括支援センターとはフィールドソーシャルワークを行うところです。フィールドソーシャルワークとは自宅にすんでいる方たちが住み慣れた地域でこれからも暮らし続けられるように、さまざまな困りごとの相談にのり、支援を行うことです。例えば、「高齢者の二人暮らしで夫婦の片方に認知症の症状が出始めたようだがどうしたらよいだろう」とか、「急に倒れて入院したら脳梗塞という病気で命は助かったが体の片方にマヒが残った。これからどうして暮していけばよいか」などの相談にのります。相談にのるときもセンターに来てもらうのではなく、センターの職員が自宅まで出向いて相談にのります。必要があれば入院している病院に行くこともあります。(これをアウトリーチと呼びます)

 市役所の福祉担当者や、民生委員の方々、社会福祉協議会の方、病院のスタッフ、介護を実際に行う、ホームヘルパーさんや、デイサービスの方々、さまざまな方がたと話し合いを行い、相談者ができるだけ今まで通りの生活ができるように応援します。

 また高齢化が進んでいる地域で、住民みんなで話し合って認知症徘徊の方を見かけたらどうしたらよいか学習したりするお手伝いをしたりもします。

 学生たちは実習でこのような相談、支援の実際を社会福祉士について学んでいます。

大学に戻っての授業を帰校日指導と呼びます。

原則として、自分一人で知り合いのいない施設にうかがって1週間頑張ってくるのです

 

 

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から、2週間ぶりに仲間の顔を見るとホッとするようです。写真は、自分なりに学んできたことをカードワークという方法で共有化しているところです。みんな楽しそうに勉強していますね。

勉強とは本来わからなかったことがわかるようになることです。それは楽しいことに違いありません。

社会福祉を学ぶ学生にとって相談援助実習は大学時代の最大の山場の一つです。暑い夏の約1か月を乗り切った学生たちは一回りも二回りも成長し、たくましくなって大学に戻ってきます。体に気をつけて最後まで頑張ってくれるように祈っています。

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