2017年8月31日
8月8日、ゼミ生や本学教員と一緒に宮崎刑務所見学に行ってきました。なぜ刑務所見学?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、私達の国では生活に行き詰まり、生きるために罪を犯す方々が多数いらっしゃるのです。
生きていくことに困った時、誰かの支えがあれば、福祉の支援があれば、罪を犯さなくてもよかったのではないでしょうか。
今回は、刑務所見学を通して社会の現状を知るとともに、安心して生活していくための社会づくり、そして、受刑者の方々が社会復帰するために必要なことを教えていただきました。
当日は、台風5号が過ぎ去った翌日で、とても良いお天気でした。そのため写真が逆光で見えづらいのですが、今回の見学研修でご説明、ご案内いただいきました緒方昭彦所長(後列中央)、元田治久総務部長(上写真:後列右)、庶務係長(下写真:後列右)です。
お忙しいなか、見学研修を快くお引き受けいただき、また、私達の質問に丁寧にご回答いただき、誠にありがとうございました。そして、猛暑のなか、見学の際に多くの刑務官の方にご協力いただきました。重ねてお礼申し上げます。
最後に、受刑者の皆様にも大変、お世話になりました。心よりお礼申し上げます。
(参加学生の感想)
累犯者の中には家族や親族等との繋がりを失い、職や自身の居場所もないという方が多く存在することが分かった。
しかし彼らが社会復帰する上でそれらは欠かせない要素となっており、出所後の生活を支援する福祉専門職との連携による社会復帰支援が重要であると感じた。
黒川瑠渚
自分は初めて刑務所見学をして、自分が知らないことが多くあったことを実感した。もし、自分が刑務所の社会福祉士で働くことになったら、受刑者の方が出所した後に、地域で住みやすい生活ができるような支援をしたいと思った。
本当に今回は貴重な体験をさせていただき自分のレベルアップに繋がった。
井上裕太郎
今回の宮崎刑務所の見学で疑問に感じていたことの解決や、新しく知ったことなどがいくつもあり非常に貴重な体験となった。
テレビや話などであらかたの理解や想像はしていたが、やはり実際に訪れて目で確認するとイメージと異なっていて違いを認識することができた。
川本耀士
以上、宮崎刑務所見学のご報告でした。
臨床福祉学科 西田美香
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