教員の活動

昭和のカルチャーに親しもう!

2021年3月11日

数年前、ランちゃん(伊藤蘭さん)のコンサートチケットが、運よく手に入ったので観てきました。

蘭ちゃんをご存知ですか?

70年代に一世を風靡したアイドルトリオ、「キャンディーズ」の元リードボーカル(今のアイドルグループでいえば「センター」ですね)として絶大な人気を誇った方です。

もちろん今でも人気があり、先日「恋するリボルバー」というノリノリの新曲を出されました!

私は小学生の頃、キャンディーズの大ファンだったのです(笑)

 

皆さんは、好きな音楽のアーティスト(グループ)はいますか?

 

担当の授業で時おり学生さんたちにこの質問をします。すると答えは各人各様、私が知っている人も知らない人もいます。

ただ概ね新人~中堅までの、2000年以降に登場したアーティスト、とくに昨今のヒットチャートに上がってくるJ-POPの若いグループやアイドルが多い印象です。

まあこれはいつの時代も同様で、同時代を生きる若者同士、時代に合った歌詞や曲調が共感・共鳴を呼ぶのでしょう。

 

そんな中で、40-50代が大好きな80-90年代を代表するアーティストの名前を答える学生がいます。こちらとしては、

「おっ。」と思いますね。「分かっとるやないか(笑)」

「どうして知っているの?」と聞くと「母親が〇〇さんの大ファンで、いつも聴いています。だから私も好きになったんです」と答えます。

素晴らしい。音楽を通した感情の共有と世代間のコミュニケーションが成立しています。きっと仲の良い家族なのでしょうね。

 

その実、音楽に限らず、両親や祖父母の世代が子ども時代に親しんだ文化的背景を知ることは、これから社会福祉の分野、とりわけ高齢者福祉や児童福祉の現場に就職しようとする皆さんにとって極めて有意義なことと思います。

 

臨床福祉学科で学ぶ学生さん(これから本学科を目指そうとしている受験生の皆さん)には、とくに団塊の世代(1947-49に生まれた方々。戦後のベビーブームで出生人口のとくに多い世代)とそれに続く世代が親しんだサブカルチャーに、楽しみながら触れることをお勧めします(笑)

 

たとえば、高齢者施設ではよく音楽を使った活動が行われます。子ども時代に親しんだ唱歌や童謡、民謡。少年少女の頃に夢中になった流行歌。このような曲を伴奏し、みんなで歌う時間です。

懐かしい曲が流れると、皆さんの顔が「パッ!」と輝きます。一緒に歌う方、聴いているだけだけれどニコニコと楽しそうな方。感動して涙を流す方。琉球の有名な民謡を聴き、ニコニコと車椅子でカチャーシーを踊り出す沖縄出身の方。

いつもは寡黙なのに、音楽を聴き終えると若いころのことを生き生きと語り出す方もいます。

 

これは児童福祉の現場でも同様です。J-POPのヒット曲をみんなで合唱したり、アイドルグループの振り付けを練習して文化祭で演じたり。

ステージ本番を目指してみんなで頑張るこのような体験がもたらす自己更新と成長は、じつは侮れないものがあります。

時として、歌やダンス、演劇などの舞台表現は、人の持つプラスのエネルギーを引き出すすごい力を発揮するのです。

 

商業音楽のプロモーションの主戦場がCD販売(私たちの少年時代はまだレコードでしたよ)から、スマホ使用を前提とするサブスク等、ダウンロード方式に移って久しい現状があります。

それどころか、公式・非公式を問わず、無料で視聴できるMV(ミュージックビデオ)の動画がたくさんアップされています。

 

アーティスト自身も、運営会社との連携のもと、広くSNSや動画サイトで仕事やプライベートをPRし、新規ファン獲得と既得ファンに対するサービスに努めています。

より自分を身近に感じてもらえれば、ライブ会場に足を運んでくれるでしょうし、グッズだって買ってくれるかもしれません。本当に好きになってもらえたら、後援会に新規入会するような熱心なファンも獲得できるのです。

コンサート終了後にアーティスト自身によるグッズの手売りや握手会、チェキ撮影会などが行われるのもよく目にします。これらはみな、アーティストの営業努力です。

 

アーティストにとっては厳しい時代ですが、皆さん方にとっては、アーティストをより身近に感じ、カルチャーを気軽に楽しむことができる環境が整っているという見方もできます。これは素晴らしいことですね。

 

さて冒頭の蘭ちゃんのコンサート、第1部は最新のアルバムから、第2部はキャンディーズ時代の名曲からのパフォーマンスでした。

いやぁ、とりわけ後半の盛り上がりがすごかったですね。お客さんは総立ち、親衛隊(見たところほぼ60台の方)は今でも健在で、往年のコールを主導しました。

 

時間のある大学生のうちに、洋の東西を問わず、様々な世代の音楽を聴いてみましょう。きっと新しい発見があるに違いありませんよ!

(登坂 学)

人の名前と顔は・・・

2021年2月24日

教員という仕事は,児童・生徒・学生の名前を一致して覚えることが生徒理解の第一歩だと思います。高校の教員だった頃,新学期はじめには,実力テスト(あるいは課題テスト)が実施されます。テスト監督割り当てが作成されるのですが,私は入れ替えてもらったりして,自分の担任クラスを集中的に監督しました。早く名前と顔を覚えるためです。番号順に着席していますので,監督しながら名前と顔を見ながら覚えていったことを思い出します。

最近は,顔と名前を一致して覚えることが苦手になってきました。特にコロナ禍でもあり,学生たちの顔が三分の一しか見えない状態ですので,ますます難しくなってきました。

さて,一度覚えた名前は記憶の底に残るであろうという話です。娘夫婦と男女1人ずつの孫と一緒に住むようになって2年が経とうとしています。変化の一つにテレビの幼児番組を見る機会が増えたことがあります。その中に,NHKの教育番組「ピタゴラスイッチ」があります。本当によく工夫された装置を作ってビー玉を転がしたり,世の中の不思議な仕組みを紹介したりしています。例えば,スーパーで見かける袋入りのピーマンはどうやって袋詰めされるかなど。大人でも知らないことや,「へ―そうなんだ」と勉強になります。この番組の監修者佐藤雅彦さんを見たとき,どこで見た記憶がありました。本棚を調べてみると,『佐藤雅彦の毎月新聞』がありました。

 

 

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2003年に発行されたもので,本の帯には『佐藤雅彦が毎日新聞で4年にわたり連載した,大人気の月1コラム,その名も「毎月新聞」。…』とあります。読み返してみると,例えば入試や国家試験のシーズンですが,「入試の心得」というコラムには,大学入試の監督者を前に学部長の挨拶が紹介されています。「儀礼的な挨拶が必要だろうか」と懐疑的に思っていたら,その学部長は「今日は,私たちと一緒に,これから4年間あるいはそれ以上一緒に勉強する仲間を選ぶ大切な日です。ひとりでも優秀な学生がくるように皆さんも緊張感を持って臨んでください」と話されたそうです。教員として,初心に戻り,肝に銘じなければならない言葉だと思いました。

本学の入試も,後期入試(一般選抜と大学入学共通テスト利用)とAO入試が残っております。仲間となって一緒に勉強しましょう。

臨床福祉学科 長友道彦でした。

あけましておめでとうございます。

2021年1月18日

1年ぶりに山形いる両親に会いたかったのですが、今年の帰省は自粛し、かわりにネットもLINEも苦手な両親に近況をたくさん手書きした年賀状を送りました。
また、最近私の年賀状は表も裏もパソコンで印刷してしまったり、メールで済ませることが多くて、すっかり手抜きの年始の挨拶をしていましたので、
反省の意味を込めて年賀状の一部を手書きにしました。

どのように書くと皆さんに私の気持ちが伝わるかなと、おくる相手のことを考えながら準備をするのもなかなか楽しいものでした😊

元旦には、延岡城跡の城山公園へ(愛犬と)散歩に出かけました。天守閣までの散歩は運動不足の私には答えましたが、延岡市内を一望できて「延岡って、いいところなんだなー!!」と改めて感じた年の初めでした。

コロナで様々な行動が制限されています。

一日も早いコロナ収束を祈っています。
みなさまにとって、新しい年が良い一年になりますようにお祈りいたします。

臨床福祉学科 松原由美

 

 

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ちょっとうれしい話

2021年1月13日

新しい年が始まりました。(一応)あけましておめでとうございます。コロナに振り回された昨年でしたが,相変わらず終息どころか,逆に拡大の気配を見せています(1月13日時点)。そういうときには,ちょっとうれしい話を紹介して笑顔?幸せ?のお裾分けは如何でしょうか。

まず,昨年11月に宮崎県の教職員採用試験の結果が出ました。今回は本学の4年生や卒業生たちの健闘が光ります。その中で,私が所属している臨床福祉学科の卒業生も努力と苦労が報われました。1人は高校「福祉」の免許を持って卒業後,小学校で講師をしながら系列校の吉備国際大学の通信制を利用して小学校免許を取得(予定)して,小学校の教壇に立つ男性です。本学の特色である福祉の心を学んだ教小学校師の誕生です。

もう1人は,高校「福祉」と「公民」の免許を持って卒業後,「福祉」の教員を目指して講師を続け,来春めでたく採用されることになった女性です。

教職課程の担当として彼らの教育実習指導に高校を訪問した事を思い出します。6月という梅雨時であったせいもありますが,まさに汗だくになって授業していました。そうした努力が報われたことを心から喜んでいます。

 

もう一つの嬉しいニュースは,高校の教え子に関することです。その女性は阪神淡路大震災で罹災して,勤務校の2年生に転校してきて,私が受け持ちになりました。被災後の転校ということで精神的にも辛かっただろう思いますが,無事に卒業しました。そして卒業と同時に,兵庫県に帰ってゆきました。年賀状のやりとりをしており,3年前関西に旅行した折りに,二十数年ぶりに再会しました。そのときに結婚しているが子どもに恵まれない事を話してくれました。昨年の賀状にも「妊活」という文字が見えました。それだけに今年の元旦に,可愛い赤ちゃんの写真の入った彼女からの賀状を見て「良かった~」と喜び,思わず電話しました。私自身が長女の誕生まで8年間かかったこともあり,本当に嬉しい限りでした。

 

この2つの話だけでは華がなく,新年にふさわしい写真はないかと思っていたら,私にとって嬉しいCDが発売されました(写真)。「greenfields/THE GIBB BROTHERS’ SONGBOOK VOL.1」私が大好きなビー・ジーズの長男であったバリー・ギブが,アメリカ音楽界を代表するアーティストとコラボしてビー・ジーズの作品を蘇らせたCDです。

 

 

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今年こそは良い年になりますように祈念しながら。  臨床福祉学科 長友道彦でした。

復活!九保大サーフィン部

2020年11月26日

こんにちは。九保大サーフィン部顧問の日田です。

みなさんすでにご存知(周知の事実)かと思いますが、九保大サーフィン部が夕刊デイリーに取り上げられました。

→ http://www.yukan-daily.co.jp/news.php?id=89095

 

万が一、ご存知ない方がいらっしゃれば、上記のアドレスから記事が見られますので、早急に確認をお願いします。

 

サーフィン部のメンバーは、サーフィンライフを邁進中です。コロナ禍で活動が制限される部分もありますが、これからも顧問共々楽しんでいきたいと思います。

 

日の出の海とサーフィン部1

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日の出の海とサーフィン部2

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2020年11月26日

臨床福祉学科 サーフィン部顧問 日田 剛

NO SURF NO LIFE.


勝利の交響曲

2020年10月20日

今年は『第九』を生で聴けないのではないかという懸念が現実味を帯びてきました。延岡恒例の『第九』は来年10月16日に延期が発表されました。また,10月3日,北九州国際音楽祭の「マイスター・アールト×ライジングスター オーケストラ」の演奏会は,当初『第九』を指揮者なしの小編成オーケストラ,合唱も少人数の東京オペラシンガーズによる演奏の予定で楽しみにしていたのですが,コロナのために『運命』などに変更され,“HOFFNUNG!希望のコンサート”と銘打って行われました。


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コンサートマスターの篠崎史紀さんがプログラムに,「ベートーヴェンの作品は常に新しい挑戦,つまり“未来”が散りばめられています。若い演奏家で構成されたオーケストラの新しい一歩を,そして未来へ踏み出す瞬間を皆様と共有できれば幸いです」とコメントしていますが,まさにその通りの演奏でした。

また,10月10日のNHK交響楽団の演奏会(福岡市)は,「世界でも最も多忙なピアニストの一人」とされるアリス・紗良・オットさんをソリストに迎えて公演予定がコロナ禍で来日できずに,松田華音さんに変更されての実施でした。ソーシャル・ディスタンスを保つために前後左右を空席にしての演奏会でした。こちらもメインは『運命』です。

 

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2つの演奏会に共通した演目でしたが,『運命』の第4楽章の盛り上がりは圧巻で,勝利の凱歌と言っても過言ではなかったと思います。人類がベートーヴェンという音楽家を持ち,彼の作品を財産として保有していることはなんて素晴らしく,幸せなことだろうと実感しながら,そして久しぶりの生演奏に目頭が熱くなりました。同時に,ベートーヴェンの偉大さを改めて痛感した次第です。

『朝日新聞』10月4日の歌壇の作品です。まったく同じ感動を味わいました。

 

客席が半数になったと思えない拍手だ倍の感動を乗せて (東京都) 上田結香

 

9月下旬から大学の後期授業が始まりました。自国に帰り戻って再来日できていない留学生以外は対面で授業しております。また,9月に行われた研修会で外部講師の方が,九保大では感染症の罹患者が出ていないことは素晴らしいことだと話されました。当事者としては当たり前のことのように思っていましたが,学生の皆さんの行動や毎朝消毒していただいている関係者の努力の賜物だと思っています。是非このままの状態でいきたいものです。

臨床福祉学科  長友道彦

2020年日本の夏

2020年8月28日

8月23日付『日本経済新聞』歌壇に,横浜の森秀人さんの

「洗われて布マスクふたつ揺れている二〇二〇年日本の夏」

という作品が掲載されていました。コロナ禍,アベノマスクという現在の状況と,「キンチョウの夏」という昔のCMが頭をよぎり,メモしました。各紙にコロナを詠んだ詩歌が掲載されていますが,何十年か後には注釈が必要になるかもしれません。

8月,日本の夏と言えば,甲子園と,広島・長崎の平和記念式典,終戦の日など平和について考えさせられるものがあります。7月頃の新聞の片隅に「明子のピアノ」の復元の記事があり,後日岩波ブックレットに「明子のピアノ」(写真1)が発売されているのを知り注文しました


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そして,テレビの番組表でNHKBSプレミアムのドキュメンタリードラマ「Akiko’s Piano被爆したピアノが奏でる和音(おと)」が放送されるというので,録画して見ました。ドラマでは被爆直後に19歳で亡くなった河本明子さんの生涯を,残された日記をもとに再現し,彼女が愛していたピアノが復元され,演奏されるに至る経過を描いていました。ブックレットは彼女の生涯を前半に,後半は彼女のピアノが復元・演奏される過程を丁寧に描いております。その中で,復元された彼女のピアノを有名なマルタ・アルゲリッチやピーター・ゼルキンも弾いていること,さらに現代音楽の作曲家藤倉大さんが協奏曲を書き,アルゲリッチさんに献呈されることも記されています。

私はブックレットを読み,ドラマを見て意外な発見をしました。広島には広島交響楽団というオーケストラがあり,テレビで流れたピアノ協奏曲の演奏も広響でした。ブックレットには,この広響との関係で,シンフォニア・ヴァルソヴィアというポーランドのオーケストラの記述があります。寝ながら読書のつもりでいましたら,枕元に並べているベートーヴェン交響曲全集の中に『ユーディ・メニューイン指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア』(写真2)があるではありませんか。


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全集の帯には名ヴァイオリニストのメニューインが1984年に創設したオーケストラということです。これを購入したのは名ヴァイオリニストのメニューインがどんな指揮をするだろうかという興味くらいで,オーケストラの成り立ちまでは目が届きませんでした。添付の解説も読んでいませんでした。今回,広響とのつながりを知って聴き直し,読み直すと味わい深い演奏に聞こえます。特に第5番「運命」について,「実は私は,この交響曲の最初の数小節の,つくりもの的なぎょうぎょうしさが大嫌いでたまらないのです。(略)」というコメントもあり,逆にどんな風に演奏しているのか興味が湧きます。

新聞記事→本→テレビそして自分が所持していたCD全集とのつながり,というような体験をしていると,私たちが読んだり見たり経験していることは,実はどこかでつながっているのではないかと思います。ただ,必要なときに引き出しの奥に眠ったままで出てこないだけなのも知れません。今回のように,見事につながると,嬉しくて,とても得をしたようになります。

また,前職を退いた後最初に聴いた『英雄』が,今回登場した広響とHBGホールだったことも何かの縁なのだなぁと感じています。「新しい生活様式」ではなく,通常の生活が戻ってくることを祈念しながら。

臨床福祉学科 長友道彦でした。

サーフィン部再結成

2020年7月31日

こんにちは。サーフィン部顧問の日田です。

昨年は部員が卒業してしまい、活動しているのが顧問だけになって休止状態だったサーフィン部が復活しました。骨の髄までサーフィンにのめり込んだ強者たちが入部してくれました。すでに日焼けして真っ黒です。

というわけで、ご期待に応えこの臨床福祉学科のブログでサーフィン部の活動報告をしていきます。部員も顧問も臨床福祉学科のメンバーが中心だからです。

ただ宮崎県内のコロナウィルス感染拡大の影響で、当面は人が密集するポイントは行けていませんが、県や市、大学の注意事項を遵守しながら可能な限りサーフィンライフを楽しみたいと思います。

写真は7月初めに部員たちと海に行った時のものです。今年度最初の活動となりました。部員たちが波に乗っている様子をビデオに撮ってチェックする「ビデオ採り」練習の日でした。天気も良く最高でした。

 

準備する部員

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海に向かう部員

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密を避けてサーフィン

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2020年7月31日

臨床福祉学科 サーフィン部顧問 日田 剛

NO SURF NO LIFE.

服部克久さんと九州保健福祉大学

2020年7月27日

7月19日(日)に本学のオープンキャンパスが開催されました。コロナ禍のために,事前予約制の採用やWEBも活用するなどこれまでと異なる形での実施となりました。私も応対しましたが,来訪された高校生や保護者は従来以上に高い目的意識をもっておられるように感じました。8月23日(日)にも予定されておりますので,是非おいでいただければと思います。

さて,6月に音楽家の服部克久さんが亡くなりました。氏の経歴や業績については,新聞等で報道されました。私の氏に関する文章も『宮崎日日新聞』の「窓」欄に6月19日付で掲載されております。今回は,氏と本学とのつながりを紹介します。2015年11月に『エンジン01文化戦略会議「オープンカレッジinのべおか」』(写真1)が開催されました。エンジン01文化戦略会議は「創造的活動をしている個人によるネットワークで,研鑽と提言を通じて,日本における文化活動の社会的水準を高めることを目的」としているということです。講師には,よくぞこれだけの著名人を集めたものだとため息が出る方々でした。その中の一人が服部克久さんであり,「とっておき,オススメ音楽」という講座を担当されたようです。残念ながら,私はボランティア・スタッフとして他の会場(石毛宏典さんと玉木正之さん)を担当しましたので,話を聞くことができなかったのは残念でした。ただ,講師の案内の際に,氏のお姿をステージ以外の、しかも本学構内で拝見できただけでも幸運でした。

 

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服部克久さんの業績・仕事は本当に多彩でした。「ファイナル・ファンタジー」のゲーム音楽を東京交響楽団で演奏したり(写真2),THE ALFEEの音楽をクラシック音楽と融合させてオーケストラで演奏した3枚のCDもあります。そして,合唱組曲「ガラスのうさぎ」(写真3)があります。児童文学作家の高木敏子さんが戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えた児童文学です。この作品をコーラス・グループのダークダックスが合唱組曲として音楽化したもので,その音楽を担当したのが服部克久さんだったのです。

 

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これらのCDは現在入手がむつかしくなっているようですが、もし機会がありましたら是非ご一聴を。あらためて、服部克久さんのご冥福を祈りながら。 長友道彦でした。

我回來了!(ただいま!)

2020年5月11日

白日依山盡  はくじつ、やまによりてつき

黃河入海流  こうが、うみにいりてながる

欲窮千里目  せんりのめをきわめんとほっし

更上一層樓  さらにのぼる、いっそうのろう

 

【日本語訳】

輝く太陽が、山に沿って沈んでいき、

黄河は海に向かって流れている。

この雄大な景色を、千里先まで見渡したいと思い、

更に一つ、上の階へと楼閣を登った。

 

中国の有名な詩人、王之渙(おうしかん)という人の「鸛鵲楼(かんじゃくろう)に登る」という詩です。まさに大学とは、この楼閣のような場所であるということができましょう。自らの将来を俯瞰し、目標に近づくために、着実に一歩一歩登って行って欲しいと思います。

 

申し遅れましたが、自己紹介させていただきます。

私の守備範囲は主に次の三つです。専門分野は教育学で、主に教育実習に関わる科目を担当しております。実務的には、若い頃に、関東地方の政令指定都市の正職員を経験しましたので、公務員試験の対策にも関わっております。また、大学時代には中国語学習に熱中し、のちに中国を舞台に研究や実務経験を積んでまいりましたので、中国語も担当しております。これらの分野に興味がある学生さんは気軽に声をかけてください。

臨床福祉学科は、私が十六・七年前に本学に赴任したとき、最初に所属した学科です。ご縁があって、ふたたび、思い出深い学科で教えることができるのを、とてもうれしく思っております。どうかよろしくおお願いいたします。

登坂 学(とさか・まなぶ)

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