教育について

産学連携推進協働会議

2015年1月30日

臨床福祉学科の日田です。

 社会福祉学部学生2、3年生の20人弱が、毎年インターンシップに行きます。行き先は福祉施設や一般企業、市役所などです。このインターンシップでの職業体験が「働く」ということを具体的に考えるきっかけになります。

 1月16日(金)に本学のインターンシップ関連事業の担当者、インターンシップ受入先の担当者で会議を行いました。この会議は「産学連携推進協働会議」と難しい名称なのですが、今後も連携を深めて協力していくことの確認を行うのが目的です。

 

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当日はインターンシップなどに協力してくれている事業所の担当者24名、本学から17名の教職員が参加しました。最初に本学の取り組みを報告して、その後各グループに分かれて、どのように連携することができるか話し合いました。

 早い時期に「仕事」について考えることは学生にとっても大事なことです。今後も大学と地域の事業所、企業、行政が連携していくことが必要であると改めてわかりました。

 日田 剛

ゼミの課外活動

2014年11月28日

臨床福祉専攻 山﨑きよ子

11月23日は収穫感謝祭が行われた石井記念友愛社にゼミ生と出かけました。

  子供保育福祉学科松原ゼミの松原先生と3年ゼミ生もお誘いして一緒に行きました。

朝8時半に大学のマイクロバスで出発し、大学のすぐ近くの高速道路に乗ると木城町までは1時間で着きました。ずいぶん近くなったことを実感しました。

当日は秋晴れの温かい小春日和の日でした。

9時半過ぎに到着しましたが、すでに友愛社には500名以上の来客者がいました。受付で、スプーン、お箸、紙コップ、カレーやクッキーなどの無料配布券と最後に行われる抽せん券の番号が書かれた紙の入ったセットを頂きました。この番号で入場者数がわかる仕組みです。

まず友愛社の建物に入り、子供たちの作品が展示されているものを見て回りました。そしてお抹茶を頂きました。お茶の先生方の指導の下、中学生たちがしずしずとお抹茶を持ってきてくれました。草もちと共においしくいただきました。

園庭の広場では保育園の子供たちのお遊戯などの出し物が続けて行われており、多くの若い親御さんたちが嬉しそうにわが子の出演に眼を細めていました。

11時半からはいよいよ大地カレーの振る舞いです。千数百人分のカレー、野菜のてんぷらなどがふるまわれました。これらの野菜やコメは子供たちが職員と力を合わせて自分たちで収穫まで汗を流してきたものです。今日はそれを地域のみなさんや私たちにふるまってくださるのです。

何もかもとてもおいしかったです。あまり食べすぎて、その日の夕食は普段の半分くらいしか食べられませんでした。友愛社の皆様本当に御馳走様でした。

その後は障がい者自立支援施設芸術村で糸巻や機(はた)織を見学し、少し離れた元教会での保育園幼児の作品展示を見て、また友愛社に戻りコーヒーを頂いて帰途につきました。

大学に戻り、ゼミでいろいろ話し合いました。「何故無料でふるまうんだろうか?」という疑問が浮かびました。「自分たちなら食券にして売るのに。」私は「子供たちが社会のみなさんが喜ぶ姿を見ることが自分たちの誇りにつながるのではないか」と話しました。

自分たちも社会の一員として、社会の人が喜ぶことをしているという自覚こそが友愛社で暮らす意味を見いだせるのだと思うのです。

木城町はいわゆる中山間地です。そこに千数百人もの乳児、幼児、児童、生徒、学生、若い夫婦、中年、老年と年代も様々な人たちが集いました。どちらかというと平均年齢の若い珍しい集団です。

木城町以外からも大勢の人がやって来たそうです。それから外国人が結構目立っていました。何故?

石井記念友愛社からは多くの学びがあります。来年もまた行かせていただきたいと思っています。友愛社の皆様よろしくお願いします。

 

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介護コースの風景~その五~

2014年11月27日

お久しぶりです。介護コースの清水です。

 寒くなってきましたが、体調を崩していませんか?

 

今日の風景は3年生です。

 来週、中学生への福祉体験授業を学生が実施することになりました。

 写真はその予行演習の模様です。

 人に何かを伝えることは難しいことですが、中学生が分かるように言葉を選んでいます。

 

予行演習では笑いもあり、本番も楽しい授業になりそうです。

 

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いままで培った知識と経験を活かした授業になることを期待しています。

『伝える』技術

2014年11月25日

 

前回ブログ『生活環境を演出する』(2014年11月18日付)の続きです。

 

http://www.phoenix.ac.jp/faculty/social_welfare/cw_blog/entry/2014/11/002203.html


臨床福祉学科で福祉を学ぶ学生に、住宅改造の提案をしてもらいました。今日はいよいよ作品の発表です。


作品はA2サイズの用紙に、①居住者の設定と計画の目標、②現在の問題、③住環境整備の提案を自由にレイアウトしてもらいました。

作品をビデオカメラで写し、プロジェクターに投影しながら発表してもらいました。

 

 

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部屋ごとに色付けしたり、問題点を目立たせたり、実際の現場の写真を入れたり、イラストを入れたり、聴講者に関心を持ってもらえるよう工夫が凝らされています。

 

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身振りも取り入れて、話題の中心に引き付けています。

 

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聴講者も他の学生の提案に興味津々です。

 

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同じような作品でも『伝える』工夫の仕方で聞き手に与える印象は異なります。せっかく良い提案をしても上手に伝えなければ興味を持ってもらえません。

福祉専門職は利用者さんと一緒に様々な社会資源の利用を考え、ときには提案します。『伝える』工夫の大切さをこの授業で実感してもらえたと思います。


臨床福祉学科 三宮基裕

生活環境を演出する

2014年11月18日

臨床福祉学科で介護福祉士を目指す学生は、座学や実習で介護技術を学びます。

 介護というと利用者の方への直接の援助を思い浮かべますが、利用者の方の生活空間についても学びます。

 生活空間の学びの一環として、今年も『自宅の住宅改造案』を提案してもらいました。

 

『福祉を学ぶ学生のバリアフリー提案』2014年1月31日付ブログ

 http://www.phoenix.ac.jp/faculty/social_welfare/cw_blog/entry/2014/01/001509.html

 

今年の学生も、生活環境の改善に興味を持ってくれて、熱心に取り組んでくれました。

 

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先輩方の作品を参考にして進めるので、年々、良い作品が増えています。

 

 

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公的な補助をもらって住宅改造をするときは、住宅改造の必要性を記した「住宅改修の理由書」を作成しなければなりません。この理由書づくりも実は福祉専門職の仕事です。この課題でも架空の利用者を設定して理由書づくりから作業を進めます。

 

 

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理由書に基づいて必要となる生活環境整備の計画を考えていきます。

 

 

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以前、臨床福祉学科のブログで「福祉専門職は利用者の生活の演出家」ということを書きました。

 『恩師に出会う』2013年11月18日付ブログ

 http://www.phoenix.ac.jp/faculty/social_welfare/cw_blog/entry/2013/11/001181.html

 

本学で福祉を学んだ学生には、利用者の生活を演出するだけでなく利用者の生活の舞台である生活空間も演出できる舞台演出家になって欲しいです。

 

臨床福祉学科 三宮基裕

生活支援技術演習(家事)

2014年10月23日

介護福祉コースの稲田です。

 生活支援技術演習(家事)の1コマです。

 生活を支える介護福祉士になるためには、お裁縫もできなくては困ります。例年のごとく、「雑巾」を縫いました。

 みんな真剣に雑巾を作成していました。

  

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今は、雑巾も「買う」時代です。雑巾を縫ったことのない学生がほとんどです。

  

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まあ、糸の長いこと

  

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とても不思議な縫い目です?

 

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「玉どめ」と言います。

 

学生が90分かけて一生懸命作った雑巾。学生の好意で大学に寄付してくれました。

大事に使わせていただきます。

地域住民との協働

2014年10月20日

 

臨床福祉学科 山﨑きよ子

 今、我が国では認知症のお年よりが行方不明になり、何年も家族と会えなかったり、また死亡して見つかることが多くなって、社会問題化しています。この問題は、行政だけの責任でもなく、また家族だけの責任でもありません。地域がこの問題に他人事ではなく自分の身近な問題ととらえ、出来る限り協力していくことが求められます。

 このブログでも取り上げてきましたが、学生と住民のみなさん、そして地域包括支援センターという福祉専門職センター職員合同の勉強会や机上訓練などを経て、9月26日いよいよ、認知症徘徊声掛け保護訓練を実施しました。

 地域の公民館に集まったのは地域住民、学生、地域包括支援センター職員、行政職員、社会福祉協議会職員のみなさんでした。また、地元新聞、ケーブルテレビのスタッフも取材してくれました。

 専門職のみなさんと地域住民から選ばれた、女優(?)俳優(?)6名が徘徊者になり、6チームが探しに行きました。学生は探す道すがら、獣道や、側溝等の危険個所を点検し、スマートフォンで写真に撮り、公民館のパソコンにその都度送ってきました。学生の一人は送られてきた画像を整理していく作業をしました。

 

 

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出会いがしらに車とぶつかりそうな路地

 

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急な坂道

 

 

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無事に見つかった模擬の徘徊者の方々は住民のみなさんの声かけにより上手に公民館に誘導されて帰ってきました。

そのあとは、住民同士で話し合いが行われ、学生はそれぞれの班に配属され、住民の意見をカードにまとめていきました。

最後に意見を模造紙に張り付け学生からまとめの発表を行いました。また危険個所、徘徊者を見つけた時の動画を映写して確認していきました。

今回の訓練は地域住民の地域を守りたいと言う意識の高さを引き出したと同時に、IT技術に長けた学生が役立つものとなりました。

いろいろな世代の強みを発揮できたよい訓練だったと思います。

4月から長期計画を立て、ここまでの準備を率いて下さった南方地域包括支援センターのみなさん、ご苦労様でした。

介護コースの風景~その四~

2014年10月 7日

こんにちは、介護コースの清水です。

 夏期休暇が終わり先週から大学にも活気が戻ってきました。

 

学生もクラスメイトに会えてどことなく嬉しそうに見えます。


 さて、介護コースでは4年生が社会福祉士国家試験の対策で毎日勉強を頑張っています。そんな中、4年生が試験日までの日めくりカレンダーを作成していました。

 介護コース4年生全員の顔写真がカウントダウンに花を添えています。

 

この日めくりカレンダーは、日替わりで先生方からのありがたいメッセージやクラスメイトからのメッセージが書かれており、試験日までの110日を乗り切る原動力となることでしょう。

 

写真は、完成した日めくりカレンダーと一緒に記念撮影。

 受験者全員が試験突破できますように。

 

 

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トイレの花子さん

2014年9月10日

前回は,トイレに飾ってあった「くちなしの花」について書きました。「くちなしの花」はその甘い香りとともに,私にとっては名前と姿が一致する数少ない花の一つです。その後,『朝日新聞』の「歌壇」に次の短歌が掲載されました。

 

 梔子が 香れば私 十五歳 白い色した初夏の恋 (船橋市)川上美栄子

 くちなしは漢字では「梔子」なんですね。何ともロマンチックな歌だと思いました。作者は,恐らく……。つまらぬ詮索はやめておきましょう。

 

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さて,9月になって,秋らしさを感じるようになりましたが,今度は「ひまわり」の花が活けてありました。ヒマワリ,ひまわり,向日葵,夏向花,向夏花,そしてSunflower…。私にとって「ひまわり」のイメージは,夏のカンカン照りの日差しの下で,雄々しく咲き誇っている姿です。くちなしの花は梅雨時が似合うし,コスモスは秋風の中でそよそよと咲いている。ひまわりは太陽が似合う。そういえば,野村克也氏は,長嶋茂雄や王貞治氏をひまわりに,自らを月見草に例えていましたが,巨人の両氏はそのイメージです。野村氏も選手としても指導者としても一流で,月見草ではもったいない気がします。

ひまわりの持つ元気さ,明るさを自分のイメージとして,「ひまわり娘」というキャッチコピー-でデビューしたアイドルもいました。

また,「ひまわり」という映画もありました。ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが主演し,画面に広がるヒマワリ畑,そしてヘンリー・マンシーニの音楽も秀逸でした。そして,谷村新司さんや中島みゆきさんもひまわりにちなんだ歌を作り,歌っています。活けてくださった方,ありがとうございました。

8月8日(金)職場見学会で,大武町の指定障害福祉サービス事業所「のぞみ園」と,川原崎町の「ガーデンベルズ 延岡」へ行きました。「のぞみ園」では,働いておられる方が,「自分が楽しいと思うことが大切だ」という趣旨の話があり,首肯するとともに,感動すら覚えました。「ガーデンベルズ延岡」では,まもなく「花嫁の父」になる身としては心中複雑な思いで説明を聞きました。お忙しい中,ありがとうございました。(文責 長友)

社会福祉実習

2014年9月 9日

8月17日から3年生は社会福祉の現場で社会福祉士の実習を行っています。

 1週目と3週目の終わりには大学に戻ってこの写真のような振り返りの授業をしています。

 2週目と4週目は私たち担当の教員が直接実習施設に行って指導したり相談を受けたりしています。

実習先施設には、市役所の福祉事務所、障害者施設、児童施設、社会福祉協議会、高齢者施設があります。

 

 

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この写真のメンバーは高齢者施設に行っている学生たちです。高齢者施設にもいろいろありますが、今回の8名は全員、地域包括支援センターに行っています。地域包括支援センターとはフィールドソーシャルワークを行うところです。フィールドソーシャルワークとは自宅にすんでいる方たちが住み慣れた地域でこれからも暮らし続けられるように、さまざまな困りごとの相談にのり、支援を行うことです。例えば、「高齢者の二人暮らしで夫婦の片方に認知症の症状が出始めたようだがどうしたらよいだろう」とか、「急に倒れて入院したら脳梗塞という病気で命は助かったが体の片方にマヒが残った。これからどうして暮していけばよいか」などの相談にのります。相談にのるときもセンターに来てもらうのではなく、センターの職員が自宅まで出向いて相談にのります。必要があれば入院している病院に行くこともあります。(これをアウトリーチと呼びます)

 市役所の福祉担当者や、民生委員の方々、社会福祉協議会の方、病院のスタッフ、介護を実際に行う、ホームヘルパーさんや、デイサービスの方々、さまざまな方がたと話し合いを行い、相談者ができるだけ今まで通りの生活ができるように応援します。

 また高齢化が進んでいる地域で、住民みんなで話し合って認知症徘徊の方を見かけたらどうしたらよいか学習したりするお手伝いをしたりもします。

 学生たちは実習でこのような相談、支援の実際を社会福祉士について学んでいます。

大学に戻っての授業を帰校日指導と呼びます。

原則として、自分一人で知り合いのいない施設にうかがって1週間頑張ってくるのです

 

 

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から、2週間ぶりに仲間の顔を見るとホッとするようです。写真は、自分なりに学んできたことをカードワークという方法で共有化しているところです。みんな楽しそうに勉強していますね。

勉強とは本来わからなかったことがわかるようになることです。それは楽しいことに違いありません。

社会福祉を学ぶ学生にとって相談援助実習は大学時代の最大の山場の一つです。暑い夏の約1か月を乗り切った学生たちは一回りも二回りも成長し、たくましくなって大学に戻ってきます。体に気をつけて最後まで頑張ってくれるように祈っています。

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