視機能療法学科
「みる」「みえる」幸せをプロデュース

平成31年度以降の保健科学部 視機能療法学科の学生募集は行いません。
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活躍の場
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- 大学病院
- 総合病院
- 唐津赤十字病院
- 宮崎中央眼科病院
- 宮田眼科病院 ほか多数
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取得できる資格
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- 視能訓練士(国家試験受験資格)
視機能療法学科2つのポリシー
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卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
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視機能療法学科(以下「本学科」)では、本学の課程を修め、126単位の単位修得と必修等の条件を充たし、視能訓練士に求められる専門知識、技術および態度を修得し、眼科医療で活躍できうる実践力を身につけた人材として、下記の力を身につけた人に対して学位を授与します。
- 視能訓練士としての倫理観
医療の担い手として、豊かな人間性と生命の尊厳についての深い認識をもち、人々の生命と生活の質を守る使命感、責任感および倫理観をもって視能訓練士業務ができる。 - コミュニケーション能力
情報を適切に収集、理解、提供することができ、相手の立場を尊重した柔軟な人間関係を構築することができる。 - 自律的で意欲的な態度
医療従事者としての目標を明確に持ち、協調性、主体性、自律性を身につけている。 - 眼科医療における実践的能力
理論に基づいた実践的な専門知識・技術を有し、眼疾患、斜視、弱視など様々な視能障害をもつ患者の病態評価および訓練計画やリハビリテーション指導の立案ができる。 - 研究能力
眼科医療における諸課題について、問題を発見し、調査、実験を通して、解決を導き出し、発信することができる。 - 教育能力
指導的立場として次世代の人材育成に貢献する必要性を理解し、指導力とリーダーシップを発揮できる。
- 視能訓練士としての倫理観
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教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)
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本学科は、建学の理念および卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げた目標を達成するために、次のような教育内容と方法を取り入れた授業を実施し、教育評価を行います。視能訓練士に求められる専門知識、技術、態度および眼科医療で活躍できうる実践力を身につけることを目的にカリキュラムを構成しています。
1. 教育内容
- 「科学的思考の基盤」分野および「基礎ゼミⅠ・Ⅱ」の履修を通して、視能訓練士としての専門性を身につけるための基盤となる基礎的な科学力を身につけます。
- 「英語共通」、「情報教育」分野の履修を通して、チーム医療に貢献するためのコミュニケーション能力や、医療の進歩に対応するための語学力と情報収集能力を身につけます。
- 「総合教育」、「人間と生活」、「健康教育」分野の履修を通して、医療の担い手として、人々の生命と生活の質を守る使命感、責任感および倫理観を身につけます。
- 視能訓練士に求められる専門知識、技術、態度および眼科医療で活躍できうる実践力を身につけるために、視能学を構成する5 つの分野(「基礎医学大要」、「基礎視能矯正学」、「視能障害学」、「視能検査学」、「視能訓練学」)について、専門教育科目を1 年次から4 年次にかけて体系性・順序性を考えて配置しています。
① 1・2 年次は、「基礎医学大要」、「基礎視能矯正学」、「視能障害学」分野で、眼の構造と機能、視覚のメカニズム、眼疾患について学びます。また「視能検査学」分野では、視能検査の基本的知識と技術に加えて、視能訓練士に求められる基本的態度を身につけます。
② 3 年次は、「視能障害学」、「視能検査学」、「視能訓練学」分野で、2 年次までに習得した内容を土台にし、より専門的かつ実践的な内容の学習を行います。症例分析、シミュレーション実習を通して、眼疾患、斜視・弱視など様々な視能障害をもつ患者の病態評価、訓練計画やリハビリテーション指導の立案に必要な知識、技術、視能訓練士に求められる態度を身につけます。
③ 4 年次は、視能学を構成する5 つの分野を統合し、演習科目を通して、3 年次までに習得した専門知識、技術の補完・統合を行います。 - 「臨地実習Ⅰ・Ⅱ」を通して、眼疾患、斜視・弱視など様々な視能障害をもつ患者の病態評価、訓練計画やリハビリテーション指導の立案に関わる実践的知識、技術を身につけます。また、視能訓練士として、人々の生命と生活の質を守る使命感、責任感および倫理観を身につけます。
- 「基礎ゼミⅢ」、「専門ゼミⅠ・Ⅱ・Ⅲ」を通して、眼科医療の諸課題について、問題を発見し、調査、実験から得られた結果に基づき分析・考察を加えていく能力、発信する能力を身につけます。さらに、この一連の過程を通して、自主的にかつ共同して課題解決に取り組む態度、科学的、論理的思考力を身につけます。
2 教育方法
- 各科目はシラバス(一般目標、到達目標、評価方法、オフィスアワー、授業内容などを示したもの)記載の教育方法に沿って行います。
- 主体的な学びの力を高めるために、アクティブラーニングを取り入れた教育方法を基礎科目や専門教育科目で実施します。
- チューター(学生担当教員)制度を取り入れ、各科目の理解度について面談を通し、フィードバックを行います。
- 臨地実習の事前指導では、実習への動機づけをはかるとともに、学生の協調性、主体性、自律性を引き出しながら、臨地実習で求められる知識、技術および態度の強化を行います。実習中は巡回指導を実施し個別指導を徹底します。また、臨地実習Ⅰの終了後に行う中間指導では、評価表をもとに個別面談で実習フィードバックを行い、臨地実習Ⅱの対策を行います。事後指導では、評価表をもとに個別面談で実習フィードバックを行い、課題解決に向けた卒業までの取り組みを考えます。またグループワークを中心とした実習の振り返りを行うとともに、実習報告会を開催し、実習の成果を公表します。
- 視能訓練士国家資格取得に必要な専門知識の修得度を確認するために、本学教員による国家試験対策のための時間の開設と受験対策の実施など、3年次より段階を追ったプログラムを実施します。
3 教育評価
- 学期末には、各科目の修得度を確認するために、シラバスに記載した評価方法に沿って合否を判定します。不合格者には再試験を課します。
- 4 年間の学修成果は卒業研究(必修)によって行い、共通の評価スキルを用いて総括的評価を行います。
出張講義
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