工藤 麗

東洋医学の世界観に感じた魅力

鍼灸師

社会福祉学部 スポーツ健康福祉学科/鍼灸健康福祉コース 3年
学校法人松尾学園弘学館高等学校(佐賀県)出身
工藤 麗

大学で初めて知った東洋医学の
世界観に、大きな魅力を感じるように

 九保大のホームページを見てその仕事の存在を知った鍼灸師。東洋医学の理論に基づき、鍼灸によって施術を行う仕事です。

 東洋医学は、私がこれまで生きてきた中で初めて接した世界観でした。西洋医学が苦手とする原因がはっきりしない症状や慢性的な不調などを東洋医学の視点から捉えることで効果が期待できる、そういったアプローチがあるということに大きな興味を持ちました。

 さらに、たとえば梅雨になると体がだるく食欲不振になる人が増える、年を重ねると白髪になる、怒ると目が血走る…。私たちの体にごく当たり前に起こるそのような現象も、東洋医学の観点から考えると理にかなった解釈ができるのです。

 病気の原因を根絶させることや、患部を治すことに主眼を置いた西洋医学が浸透している一方、東洋医学は身体の体力、抵抗力や免疫力を高める等、守りを固めることに重点を置いています。そういった魅力にどんどん引き込まれていきました。

工藤 麗 大学で初めて知った東洋医学の世界観に、大きな魅力を感じるように

アスレティックトレーナーの
資格取得も目指して部活にも励む

 専門分野では、主に私たちの体に無数に存在する「ツボ」と呼ばれる経穴の名称やその位置、それぞれの経穴の効能などを学びながら、実際に人の体に鍼やお灸を施す実習も行っています。他にも、東洋医学の基本的な考え方や、東洋医学の視点から患者さんの病態を診る方法、人体の筋肉や臓器の解剖学など、医学の幅広いジャンルの知識を身につけることが必要です。

 部活ではアスレティックトレーナー部に所属し、その資格取得も目指しています。アスリートには、膨大な活動量でレベルの高い運動を行うことによる特有のケガや疾患があります。アスレティックトレーナーは大学に入学してから知った資格で、私はスポーツの経験もあまりないのですが、アスリートという素晴らしい身体能力を持つ人をサポートすることにも意義を感じています。

 高校時代には将来の展望もほとんど見えていなかったのですが、九保大のおかげで自分のやりたいことが明確になり、意欲的に目標に向き合えるようになりました。

西洋医学に東洋医学を組み合わせた
治療を行う鍼灸師を目指す

工藤 麗 西洋医学に東洋医学を組み合わせた治療を行う鍼灸師を目指す

 大学で東洋医学について学ぶにつれて、長い歴史に裏打ちされたその考え方をどこまで現在の医療につなげられるかに興味を持ち始めています。現代の医療では思うように治療が進まず、困っている人や苦しんでおられる人もきっと少なくないはずです。そういった方々にも東洋医学の可能性を知ってもらい、医療の発展につながればと思っています。

 将来は、一般的に行われている西洋医学に、自分が持っている鍼灸治療をコラボレーションできるような鍼灸師になれるよう、まずは鍼灸の治療院に勤めることを目標にしています。

 いつかは本場・中国でも東洋医学をしっかり学びたいので、在学中に中国語もマスターしたいです!