近年の高齢化に伴い、国民の健康維持、特に”みる”ことに関して、眼科医療が担う社会的意義の重要性が増してきています。専門知識や技術を必要とする眼科検査は、増加の一途をたどっているにもかかわらず、少子化や職業に対する知名度が決して高くないことから、視能訓練士の供給数は減少し、需要を大幅に下回っているのが現状です。

このような眼科医療における危機的状況を打開するための方策として、眼科医療業務に関心を持つ社会人を対象に、働きながら視能訓練士を目指すことができる視機能療法学別科（2年制）を2010年4月開設いたします。

視機能療法学別科では開講科目35科目のうち、講義科目24科目をメディア授業として配信することで、今まで地理的・時間的制約から学習を断念せざるを得なかった方々も仕事を続けながら、大学の講義を受講することができるようになります。

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