動物生命薬科学科では、例年新入生と2年次生を対象とした研修合宿を行っていて、今年度は5月10・11日の両日開催しました。場所は大学から車で20分程移動した所にある、宮崎県むかばき青少年自然の家。ここは祖母傾国定公園に隣接した場所にあって、背景に行縢(むかばき)山がそびえます。

一人一人の自己紹介の後、行縢山への登山(途中までですが)を行い、さらに戻ってからのグループディスカッションでは「動物愛護及び管理についての考え方」をテーマとした議論を実施し、これをまとめていくという作業を行いました。

「動物愛護管理法」という法律があるのですが、この内容を短時間で紐解きながら、学生達が咀嚼し、理解していくというものです。作業は一方では集中し、また一方では他の人の意見を確認していくものでした。議論を経てから個々人でレポートをまとめていきます。

また、もう一つのテーマは卒業してからの目標を立てていく、というものです。将来の自分にとって、何が必要なのかをここから考えて4年間学んでいきます。

新入生と、一つ上の2年次生が一緒に参加する事で、コミュニケーションが必要な動物飼育をはじめとする様々な学習活動が、これから展開されていきます。