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機能性多糖体成分(β-グルカン)の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対する感染予防戦略の可能性を論じた解説を発表しました!

お知らせ 2021.04.14

新型コロナウイルス変異株が世界的に急速な感染拡大を見せる中、

順正学園免疫学研究所長で副学長の池脇信直 教授(専門は公衆衛生学)は、世界の研究者と共同でCOVID-19の予防に関する解説(下記PDF)を国際誌に発表し、その情報を世界に向けて発信しています。

新型コロナウイルスは感染しても症状が出ないか、あるいは症状が出ても多くの場合は軽症で済みます。しかし一部の患者さんにおいては症状が長期化し、急速に悪化するケースがあります。その原因の一つにウイルスの変異も密接に関わっていると推測されます。

免疫学研究所は、機能性多糖体成分であるβグルカンをベースとした感染予防戦略を提案する解説(Commentary)をまとめ国際論文として発表しました。βグルカンの新たな作用として「訓練免疫」いう概念を提唱しました。「βグルカンのワクチン療法としての可能性」、COVID-19の新たな予防になるかもしれません。

免疫学研究所は、免疫学の分野における独創的・総合的・学際的研究を通して、人々の健康と医療の発展に貢献することを使命として、研究所のリソースを最大限に活用しながら、これからも医療現場、教育現場、さらには世界に向けて情報を発信して参ります。

Commentary-1: β-glucans: wide-spectrum immune-balancing food-supplement-based enteric (β-WIFE) vaccine adjuvant approach to COVID-19.     

★論文PDFはこちらから ⇒ ■解説(Commentary-1)

Commentary-2: Beyond “TRIM” Benefits of β-Glucan by Blood Glucose and Lipid Balancing Potentials in Its Defense Against COVID-19

★論文PDFはこちらから ⇒ ■解説(Commentary-2)