宮崎県人権啓発推進協議会委託事業に取り組み3ヵ年計画最終年の活動報告をいたします。

この委託事業開始当初から、未曾有の新型コロナウイルス感染症の蔓延により、人権意識の啓発活動は困難を極めました。しかしながら、県民・市民及び学生のみなさんに対し、少しでも関心が高く浸透するテーマを検討し講演等を開催して参りました。

【1年目：災害及びLGBTQ、2年目：子ども（子ども食堂）】

本年度は「ヤングケアラー」をテーマに掲げ、令和4年11月12日（土）に開催し、第１部にNPO法人 介護者サポートネットワークセンター・アラジン 理事長の牧野史子先生によるご講演、第2部では宮崎県の実情と実体験者を交えたパネルディスカッションを行い、ヤングケアラーに関する関心や課題に対し理解を深めることができたと考えています。

その内容を動画にまとめ、ご参加いただけなかった方々にもその一端をご紹介し、本学の取り組み、また人権に対する考えを今一度考える機会として、ご参考くださればと思います。

その他には、ヤングケアラーをはじめとした人権に関する書籍の企画展示を本学図書館にて行うなど、人権推進活動に取り組んでおりますので、お気軽にご来館下されば幸いです。

※ただし、コロナ感染拡大状況等により来館をご遠慮いただく場合もありますので、ご来館前に一度ご連絡ください。