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薬学科教員が有名パティシエにサフランの解説をしました。

お知らせ 2023.12.12

九州保健福祉大学は、2017年に延岡市と「薬用作物に関する連携協定」を締結し、薬用作物の産地化を行っています。
https://www.phoenix.ac.jp/news/info/20171211/7567

そのうちの品目の一つであるサフランについて、東京のスイーツ店Toshi Yoroizukaの代表である鎧塚俊彦さんに、本学薬学科の渥美聡孝准教授が解説を行いました。
延岡市のサフラン生産は、渥美准教授が国内最大の生産地である大分県竹田市に1年間通って生産方法を習得し、2013年に本学薬用植物園で栽培したことから始まりました。
特に中山間地の水田の裏作に向いているということで、2014年から延岡市の協力を得て市内の農業生産者への技術講習と生産を行っています。

今回、鎧塚さんとシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートの藤田さんが延岡市のサフラン生産現場に興味を示し、訪問して下さいました。

鎧塚さんからは、サフランの成分をより引き出すための調理方法について質問がなされ、渥美准教授は薬学的な観点から具体的に試して欲しい使用の仕方を解説しました。

お忙しい立場なので短い時間ではありましたが、料理人とは異なるパティシエならではの疑問・質問が多くなされ、充実した時間を過ごせました。

鎧塚さんと、サフラン生産部会長と奥さま、渥美准教授(サフランの開花棚の前で)

サフラン開花場所である廃校を前に、集合写真