2022年度より地域の課題・問題を体験を通して立体的に学ぶ『日向国地域体験学習』を開講しています。

今年度も山間地域、延岡沿岸地域の3コースで10月下旬～11月上旬にかけてフィールドワーク学習を実施いたしました。

この度、各コースの体験を行ったグループで課題や改善案などのプレゼンテーション（報告会）を行いました。

報告ではwi-fiやごみ処理の問題点などを挙げ、それに対する改善案などを発表。聴講している学生からの質問に、四苦八苦しながら回答する場面も見られましたが、違うコースの体験内容やその地域の課題を共有することができる報告会となりました。

最後に大学おうえん協議会（延岡市企画課　山本様）より、「大学おうえん協議会は、山間地域（五ヶ瀬・高千穂コース）を「地域体験プログラム支援事業」として、延岡市観光戦略課からは、延岡沿岸地域（沿岸コース）を学生による「観光資源洗練事業」として、この授業をサポートしています。観光戦略課の担当者にも、学生のアイデアを地域活性のヒントとしてもらえるよう本日の発表内容を伝えるとともに、発表学生の皆さんはこの体験をきっかけに、地域の課題に目を向けていただき、卒業までの4年間６年間で、それぞれの専門に関係付けて学びを進めてもらいたい。」とのコメントをいただきました。

この授業は、延岡市および地域の皆様の協力を得て実施しており、本学はこれからも延岡市との連携を深め、学生の皆さんが体験を通して自ら地域の課題を見つけ、今後の医療福祉を担う人材として地域の発展、街づくりを考えていくことができるよう『日向国地域体験学習』を継続して実施していきたいと考えています。

沿岸コース出発

五ヶ瀬コース