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薬学科の学生が、生薬学会で優秀発表賞を獲得しました。

お知らせ 2023.11.29

第69回日本生薬学会において、本学薬学部薬学科5年生の外園鈴夏さん(指導教員:渥美聡孝)が発表した内容が、優秀発表賞を獲得しました。
外園さんは、野生薬用資源の持続可能な利用について研究するなかで、生態学分野で活用されている地理情報システム(GIS)という手法に着目しました。この手法を用いることで、目的とする植物が「地図上のどこにいる可能性が高いか」を示すことができるようになり、探しやすくなるというメリットがあります。
今回のように薬用植物学と生態学の知識を融合した研究は薬用植物や漢方薬業界では初であり、その点が評価されたのではないかと考えています。外園さんは今後、野生薬用資源の持続利用と、医薬品の安定供給を目指して研究を続けていくそうです。

 

生薬学会ホームページ → https://smartconf.jp/content/jsp69/award

優秀発表賞を受賞した薬学科5年生外園鈴夏さん

 

 

 

 

 

 

 

木村学科長(左)外園鈴夏さん(出身:鹿児島県立甲南高校)、渥美准教授(右)