アスレティックトレーナーや鍼灸師という立場で、大好きなスポーツの現場に携わることができたら––––そのような思いで九州医療科学大学への入学を希望しました。運動に関する深い知識を身につけられるアスレティックトレーナー、スポーツ以外でも多くの人の役に立てる鍼灸師、2つのキャリアを生かして、スポーツ選手が最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートしたい、それが夢です。
日々の授業はとても楽しく、先生方から一流選手の話や現場で実際に起こったエピソードなどを聞く機会も多いため、実践的な知識を身につけることができます。特に今、興味を持っているのは、スポーツを行う際の動作や姿勢によって、使う筋肉が異なったりケガへのリスクが変化したりするなど、人体の複雑な働きとその奥深さです。学べば学ぶほど面白く、興味が尽きることはありません。
アスレティックトレーナーも鍼灸師も複雑な人体構造についての細かい知識が必要です。覚えなければならないことも多く、限られた期間で効率的に知識を身につけるため、授業の合間などの“隙間時間”を有効に使って自主学修に励んでいます。努力を積み重ねることは確かに大変ではありますが、頑張った分だけ手応えを感じられますし、それが今後に向けてのモチベーションにもつながります。毎回の授業を大切に、身につけた知識の理解度を確かめるために生活のさまざまなシーンで実際に使ってみることも心がけています。
現在は部活でもアスレティックトレーナー部に所属。日々の活動によって、スポーツ現場を想定したテーピングやストレッチ、トレーニングなどの知識や技術を習得できることは大きなメリットです。トレーナーとして高校や大学に出向くことも楽しみの一つとなっています。
人と接する機会が多い仕事なので、できるだけたくさんの人とコミュニケーションをとることも心がけています。ファストフード店でのアルバイトも、作業効率を考えた行動や手早く正確な業務のこなし方、接客など、すべてが将来に役立つ社会勉強の機会です。
卒業後はまず、鍼灸の治療院などで働いて習得した技術をさらに磨き、一定のキャリアを積んだ時点で憧れのスポーツ現場で活躍したいと考えています。最終的にはトップレベルのスポーツ現場に携わり、選手のメディカルケアをこなせるようになりたい。トップアスリートが活躍する現場を支えるスペシャリストになれるよう、今後も全力疾走します！
