植原 結

医療と動物を通して担う、健康

実験動物1級技術者

薬学部 動物生命薬科学科 4年
鞍手高等学校(福岡県)出身
植原 結

授業を受けるたびに、将来への
道が近づいていることを実感

 大学に入って初めて実験動物技術者という資格を知りました。もともと医療に興味を持っていましたし、動物も大好きでした。その両方に関わることができるのならぜひその道に進みたい、そう決意を固めています。現在の目標は実験動物1級技術者の資格取得。薬学や動物に関する深い知識を得ることで、将来の自分の夢がさらに広がると思うと勉強にも力が入ります。

 病気のメカニズムや治療薬などについての学びは特に楽しく、薬理学や病理学といった科目にはすごく興味を持っています。知識の豊富な先生方の授業はとてもわかりやすく、日々新しい発見がたくさんあります。そのような中で実感するのは、実験動物に関する授業を受けるたびに、将来への夢が着実に近づきつつあること。難しい内容を理解できた時の達成感がますますやる気にさせてくれる、そんな毎日です。

植原 結 復習を忘れずに、テスト前には細かい学習計画を立ててコツコツ努力を重ねる

復習を忘れずに、テスト前には細かい
学習計画を立ててコツコツ努力を重ねる

 疑問点は先生にしっかり質問したり友人に聞いたりしながら、その日に学んだことはその日のうちに理解することを心がけています。大学での学びを重ねる中、テストの前には細かい学習計画を立て、その計画を忠実に守ることで効率的に勉強できるコツを身につけることができました。アルバイトなどで忙しくても毎日の復習を怠ることなく、一生懸命努力を重ねていけばきっといい結果が出せると信じています。

 学内の施設の中で、個人的にとても気に入っているのが大学会館。実習の際に頻繁に使う場所で、動物生命薬科学科は専門性の高い学科のため、他ではなかなか目にすることができない機械や道具、薬品などが多数揃っています。これらの器具は他の学科では扱えないこともあり、自分たちだけが使えるという“特別感”が勉強や将来へのモチベーションアップにもつながります。

九保大で学んだ知識と技術を発揮し、
将来は製薬会社に就職を

植原 結 九保大で学んだ知識と技術を発揮し、将来は製薬会社に就職を

 アルバイトと勉強を両立するために、あえて自分に厳しく綿密に立てている毎日のスケジュールもしっかりこなせるようになりました。看護師をしている母とその日に学んだことについて話す機会が多いのですが、私にとってそれは日々の復習のような感覚。自宅でのとても有意義な時間です。

 将来は製薬会社への就職を希望しています。九保大で学んだ知識と技術を最大限に発揮して薬の開発に携わり、今後の医療に貢献できれば、こんなに嬉しいことはありません。

 九保大のおかげで自分の夢を大きく膨らませることができました。将来の目標が明確になったことや、多くの気の合う友人と出会えたことに感謝です。卒業まで、一歩一歩着実に前進を続けます。

九保大(九州医療科学大学)は2024年4月九州医療科学大学へ名称変更