大学概要

IR推進委員会

平成30年 学生生活並びに事務部門アンケート結果

はじめに

この学生生活アンケートは、学生生活の現状を的確に把握することにより、また、この事務部門アンケートは、学生の大学事務部門との関わりの現状を的確に把握することにより、今後の学生生活支援の更なる充実を図るための基礎資料を得ることを目的としています。対象は九州保健福祉大学の全学生として、本学IR推進委員会が、学生個々の携帯やコンピューターから任意に回答をお願いした結果の集計です。今回回答をいただいた個人のアンケート内容や情報は、九州保健福祉大学の個人情報保護規程に基づきIR推進委員会で適正かつ厳正に管理され、アンケートの目的以外に利用されることはなく、また、教員を含めた第三者への提供もありません。

これまで学生生活アンケート並びに事務部門アンケートは隔年に行われておりましたが、本年度から毎年の実施にいたしました。実施方法は、本学ユニバーサルパスポートシステム(本学事務から学生個人への情報配信システム)を利用して個々の学生に回答を任意にお願いしました。本年度の学生生活並びに事務部門アンケートは、11月7日~12月1日に行いました。

学生生活アンケートは、出身地や入試区分などの「学生プロフィール」に関する質問を10問、本学に関する情報入手先や本学選択理由等の「大学入学以前について」に関する質問を7問、学生の生活サイクルやアルバイト等などの「大学生活について」に関する質問を13問、また、「自主学習について」に関する質問が2問です。

事務部門アンケートは、各事務部門(図書館、キャリアサポートセンター、スチューデントサポートセンター学生課、スチューデントサポートセンター教務課、庶務部庶務課・会計課に関する質問が48問です。

今回集計したアンケート結果では学部・学科単位の動向について公表しました。各学部・学科においては、アンケート結果に対するフィードバックへの取組みを学科単位で実施しており、このようなアンケート集計を公開して蓄積することにより、「学生一人ひとりの持つ能力を最大限に伸ばし、社会に有為な人材を養成する」本学の教育理念に相応しい教育環境や学生生活支援が継続的に維持されているか否かを評価できる有益な資料となると思われます。学生生活アンケートについては、各学科単位のアンケート対する評価とアンケート結果、また、事務部門アンケートについては各事務部門のアンケートに対する評価とアンケート結果を以下に掲載いたします。

1. 学生生活アンケート全体結果(学科間の比較結果)

「プロフィール」設問1~10

各学科の回答率は平均26%でした。回答した1~4年生の学年別は、ほぼ同じ割合でした。1~4年生学生の年齢は、20代がどの学科でも最も多く、薬学科では30代以上の学生が5%いることが特徴的でした。性別に関しては、男性が36%、女性が63%でした。出身地では、動物生命薬科学科、臨床工学科を除き、どの学科も宮崎県出身学生が多く、次いで九州の他県の出身者が多くいました。薬学科では沖縄県、また、動物生命薬科学科では九州以外の出身者の割合が他学科に比べて高くなっていました。入試区分については、臨床工学科、薬学科、動物生命薬科学科、生命医科学科では、一般入試合格者の割合が多く、他学科では指定校入試合格者の割合が高くなっていました。本学以外に受験した学校では、社会福祉学部と臨床工学科以外の保健科学部の学生は本学以外の学校の受験をしない場合が多く、薬学部、臨床工学科、生命医科学科の学生は比較的国立、私立大学を受験している場合が多くなっていました。通学手段はどの学科も自動車(42%)あるいはバイク(24%)が多く、通学時間は大半(84%)が30分以内でした。入学時に本学学友会会員であることを知らない学生が40%いることが判りました。

「大学入学以前について」設問11~17

本学の情報入手は、ほとんどの学科において、親、知人、高校から(43%)、大学案内(38%)、ホームページ(37%)、オープンキャンパス(30%)が上位を占めていました。また、本学部や学科選択の多くは自分の意思(58%)で行っていること、親(43%)や高校・予備校の先生(27%)の影響も大きいことが判りました。本学部や学科の選択理由は、資格が取れること(68%)が最も大きく、薬学科、言語聴覚療法学科では、国試の合格率が高いことも大きな要因となっていました。ただし、薬学科では他大学合格できなかったが26%を占めていました。不登校の経験のある学生は全学で13%でしたが、臨床福祉学科で31%、言語聴覚療法学科で24%と比較的高くなっていました。浪人経験は、薬学科(14%)並びに動物生命薬科学科(14%)で他学科に比べて比較的高くなっていました。入学前に勉強している学生は全学で5割程度、入学後クラブやサークル活動に参加を考えている学生も5割程度でした。

「大学生活について」設問18~40

講義以外での生活サイクルの中心は自宅あるいは自分の部屋で過ごすが、全学で46%、次いで学内自習(食堂を含む)が23%、アルバイトが18%でした。クラブサークル活動は、全くしていないが66%と多いことが判りました。アルバイトを全くしていない学生は46%で、学科別では、臨床工学科、薬学科、視機能療法学科、作業療法学科約5割以上、動物生命薬科学科、臨床福祉学科、スポーツ健康福祉学科の学生は7割近くの学生がアルバイトを何らかの形で行っていました。全学的に資格を取りたい学生はほとんど(97%)でしたが、取りたくない学生もごく僅か(1%)いました。

入学前後に本学のイメージは57%の学生で変わっていないものの、約27%の学生が悪くなったと回答がありました。講義に出席するために毎日大学に来ている学生は80%でした。大学キャンパス内では、71%の学生が講義研究棟にいることが判りました。全学的に、休日・長期休暇では帰省(56%)、アルバイト(43%)、旅行(16%)をしている学生が多くいました。学費は、親や親戚からの援助(78%)、奨学金(55%)が全学的に非常に多くなっていました。一人暮らしは全学で71%を占めていました。作業療法学科、視機能学科、臨床福祉学科の学生は、他学科の学生に比べて一人暮らしが少ないことが判りました。家族や親戚等と同居している場合には、生活費は5万円以下が多く(68%)、親から貰う(72%)、アルバイト(36%)、奨学金(33%)で生活費を工面していることが判りました。一人暮らしの場合も家賃、水道光熱費を除いた生活費も5万円以下が多く(75%)、やはり親からの仕送り(70%)、奨学金(45%)、アルバイト(36%)で工面しているようでした。好きな講義や実習がないと回答した学生は、全学的に37%いました。大学生活での悩みは、全学的に勉強や成績(57%)、進路や就職(39%)が多く、次いで友人関係(23%)や経済的問題(21%)でした。また、悩みの相談は、友人(57%)や親・兄弟姉妹等(41%)でした。各学科で誰にも相談しない学生が22%いることが判りました。休学した経験を持っている学生は、全学的に4%でした。また、休学理由としては、経済的問題(21%)、進路に疑問(21%)、心身耗弱(10%)、身体的疾患(10%)でした。休学後復学した時、半数以上の学生は勉強意欲が向上していました。留年の理由としては、学力不足が44%、次いで勉学意欲の喪失が18%でした。

「自主学習」設問41~42

平日(講義以外)の1日平均勉強時間では、していない学生が15%でしたが、2時間以上の学生が27%見られ、その約5割は薬学科学生でした。休日の1日平均勉強時間でも、していない学生が18%でしたが、2時間以上の学生が36%見られ、その約5割は薬学科の学生でした。

2. 事務部門アンケート

「基本情報について」設問1~8

各学科の回答率は平均27%でした。回答した1~4年生の学年別は、ほぼ同じ割合でした。留学生は全学科2.2%で、主に薬学科(90%)でした。性別に関しては、男性が38%、女性が62%でした。

本学の建学の理念を知っている学生は53%、知らない学生は47%でした。在籍する学部あるいは学科のアドミッションポリシーを知っている学生は40%、知らない学生は60%でした。ディプロマポリシーを知っている学生は26%、知らない学生は74%でした。

●図書館〈設問9~23〉 

図書館の利用について、月に1~2回以上利用する学生が42.6%と前回のアンケート実施時より1.4%アップしており、一時期に集中利用する学生が24.7%と、概ねよく利用されています。

利用する目的では、「授業の予習・復習」が最も多く、次いで「レポート・論文作成」「定期試験の準備」と、日々の学習に活用していることが伺えます。

利用する資料・充実して欲しい資料では、それぞれの学科の専門分野の図書・参考図書・国家試験対策問題集の利用・希望が多いが、全学科を通して心理学、文学(小説・随筆)の希望が多いようです。

レファレンス(参考調査)というサービスを知らない学生が大多数であるが、探している資料が見つからない時「図書館員に尋ねる」が43.3%と、言葉としては知らなくともサービス自体は活用していることがわかります。レファレンス内容も「レポート・卒業論文等の資料の探し方」の希望が最も多く、調査の結果を基にレポート・論文等に関する資料コーナーを設け、関連資料の配架場所をわかりやすくするなど、学修支援資料の充実とともに図書館サービスの充実を図りたい。

●キャリアサポートセンター〈設問24~25. 関連認知度について〉

「キャリアサポートセンターを知っているか」(設問24)については、「知っている」と回答した学生が93.1%「どんなことをする所か知っていますか」(設問25)については、65.3%前回の調査時と7ポイント以上アップしています。後期より、学生食堂前にセンターを移動させたことが認知度アップに繋がったと考えられます。

〈設問26~28. 利用について〉

「利用したことがあるか」(設問26)の回答で「ない」が過半数を占めているが、就職活動対象学年ではない学生からの回答を含むためです。また、「利用した目的」(設問27)では、「教員に促され」「ゼミで活用」の項目で回答があり、学年問わず、学科の教員がキャリアサポートセンターに誘導しており、教員間との連携が取れていることが伺える。「利用した目的を達することができたか」(設問28)では、「できた」「概ねできた」が63.6%です。

〈設問29~31. 満足度について〉

「職員の対応について」(設問29)に対し、3名だけだが「あまり良くなかった」の回答があります。「部屋や設備について」(設問30)「資料について」(設問31)でも、改善が必要と思われる回答があります。キャリアサポートセンターは後期より、学生食堂前に移転したことで、閲覧スペース、相談コーナー等、ゆとりある空間を確保することができました。また、資料も用途ごとに配置を変え、効率よく情報収集が行えるよう環境を整えました。

●スチューデントサポートセンター学生課〈設問24~31〉

学生課を利用する目的については学部に関わらず、奨学金関係が半数以上の約60%を占めており、日本学生支援機構の奨学金利用者が諸手続きや質問等で頻繁に窓口に来ていることがわかります。次に学生駐車場の利用手続きや、学生証の再発行等で窓口に来る学生が多いことが目立ちました。ボランティア活動や紛失物等の用件で来る学生も増加傾向にあります。

また、前回はクラブ・サークル活動、フィットネスルームの利用については社会福祉学部の学生が突出して多かったが、今年度はそのような傾向は見られませんでした。

 なお、職員の窓口の対応として、「具体的なアドバイス」や「回答の正確さ」については、多くの学生が満足しているが、「報告・相談した事に対して誠実に対応したか?」という質問には、「しない」と回答した学生も見受けられることから、これに対しては真摯に受け止め、どのような学生に対しても愛情ある対応を心がけ、問題解決や支援に結びつけたい。

●スチューデントサポートセンター教務課〈設問7~8. CP、DPを知っているか〉

 CPを知っている40.0%、DPを知っている26.5%でした。平成29年度から学生便覧へも掲載しているが、学生への周知がほとんどできていない状況が見てとれます。更なる周知徹底を図るため、オリエンテーション等でもCP、DPについての説明を行っていきたい。

〈設問41~42. 教務課の場所、窓口業務内容〉

 教務課・学生課の場所がわからない学生が1.8%も存在していることには愕然としました。

 窓口業務については、教務課・学生課のどちらかが担当部署であろうという認識だと思われますが、60%以上の学生が理解しているが、約8%が業務内容に対する認識が無いため、今後は丁寧な周知・対応に努めたい。

〈設問43~44. 利用状況・目的〉

 教務課の窓口の利用状況については、年に「数回程度」と「ほとんど利用しない」で76.2%と高い数字になっています。履修登録、成績確認などはuniversal passport、証明書は自動発行機によって行えるため、窓口に直接いく必要がないためと思われます。

 全く利用したことがない学生が全生体で10.4%おり、本当に利用する必要がないのか何らかの理由があって窓口に来られないのか不明であるが、全体で約86%が利用頻度に乏しく、開かれた窓口業務を今後展開するが重要な課題であると考えています。

 なお、主な目的については、履修、成績、資格、追再試験及びuniversal passportに係る指導・問い合わせの内容がほとんどです。

〈設問45~46. 事務職員の対応〉

 「満足」または「まあまあ満足」で54.5%、「どちらともいえない」を含めると77.0%であり、「不満」1.5%、「どちらかといえば不満」2.0%であり、事務職員の対応についてはある程度きちんと行えていると思われます。「不満」及び「どちらかといえば不満」の回答が無くなるよう、今後さらに丁寧な窓口対応を心がけます。

〈設問47. 卒業要件・資格要件の確認〉

 85.0%の学生が確認を行っているが、確認をしていない学生について履修期間にきちんと確認をするよう更なる周知が必要と考えます。

〈設問48. ユニバーサルパスポートの確認状況〉

 多くの学生がメール配信では確認をしているので、連絡事項についてはほぼ全学生が確認していると考えます。メール設定もしていない学生が1.5%存在しているので、引き続き、入学後の新入生オリエンテーションにおいて、ユニバーサルパスポートの本人登録、メール設定を全学生に徹底して指導し、100%を目指します。

〈設問49. 自習場所〉

 全体で90.9%の学生が授業時間外に自習を行っており、高い数字となっています。自習場所は、学食が30.7%と一番多く、次いで図書館の21.0%、学科スペース13.9%、空き教室13.9%となっています。

〈設問50. 履修相談〉

 42.6%の学生が友達に相談、次いでゼミ担当者・チューターが32.0%となっており、何らかの相談をしている学生が約85%となっており、実際に資格に必要な科目についての履修ミスをする学生はほぼいない現状です。

 また、年度初めの各学科でのオリエンテーションで、担当教員またはチューターからの指導があるので、資格に必要な科目の履修漏れが少ないと思われます。(履修登録時の操作ミスは除く)

〈設問51. フリースペース〉

 平成29年度末に整備した教務課・学生課横のエントランスホールのフリースペースについて、77.9%の学生が「知っている」と回答しており、実際に利用している学生も多数いることから、かなりの効果があったと考えられます。複数人で利用できるテーブルが2卓しかないため、さらに増設したい。

〈設問52. 貸出用タブレット〉

 前設問においてフリースペースの存在を知っている学生が77.9%いるにも関わらず、フリースペースを含む学内で利用できる貸出用タブレット(Surface)の存在については、74.4%の学生が「知らない」と回答しています。台数はさほど多くない(5台)が、有効に活用してもらえるよう周知を図りたい。

●庶務部 庶務課・会計課〈設問53.こんなものがあったらいいというものがありますか?〉

 学生の意見として整理し、今後の学内整備の参考とさせていただきます。

〈設問54.大学内の照明は暗いと思いますか?〉

38名の学生が大学内の照明を暗いと感じていることが明らかとなった。

 具体的には、7号棟校舎、駐車場から校舎への動線部分に暗さを感じていると回答している学生が多かった。この原因として、7号棟はセンサー照明を取り入れてなく照明スイッチの場所が分かり難いため、また駐車場から校舎への動線部分については照明自体の数が足りていないため、所々暗い場所があることが考えられます。

 今後の対策として、7号棟校舎では照明センサーの設置を、また駐車場から校舎への動線部分には、スポット照明等を設置し、学生の快適な環境づくりのために改善を図っていきたい。

〈設問55.大学内で分かりにくいと思う場所がありますか?〉

94%が思わない、6%が思う、の回答。

年度途中で、キャリアサポートセンター、英語村、同窓会事務局、COC+事務局、実習センター、ボランティアセンター、株式会社JEI等の事務所移動をした際、看板整備などが間に合わなかったこと考えられます。

  学内で迷うことなく移動ができるよう案内表示を増やすなどの改善を行うことが必要だと考えるが、学生便覧を利用して確認して欲しい。

〈設問56.大学内事務サービスにおいて、気づいたことを記述して下さい。〉 

 学生の意見として真摯に受け止め、各部署ともに改善を目指します。

平成29年 学生生活アンケート結果

はじめに

この学生生活アンケートは、学生生活の現状を的確に把握することにより、今後の学生生活支援の更なる充実を図るための基礎資料を得ることを目的としています。対象は九州保健福祉大学の全学生として、本学IR推進委員会が、学生個々の携帯やコンピューターから任意に回答をお願いした結果の集計です。今回回答をいただいた個人のアンケート内容や情報は、九州保健福祉大学の個人情報保護規程に基づきIR推進委員会で適正かつ厳正に管理され、アンケートの目的以外に利用されることはなく、また、教員を含めた第三者への提供もありません。

学生生活アンケートは隔年に行われており、本学ユニバーサルパスポートシステム(本学事務から学生個人への情報配信システム)を利用して個々の学生に回答を任意にお願いしました。前回27年度の本アンケートでは、本年度と同様に後期試験前の10月16日~11月3日に行いました。回答率は前回(57.0%)に比べて低く46.3%(対象学生数1733人中の802人の有効回答)でした。

学生生活アンケートは、出身地や入試区分などの「学生プロフィール」に関する質問を10問、本学に関する入試情報等の入手先や本学選択理由等の「大学入学以前について」に関する質問を8問、学生の生活サイクルやアルバイト等などの「大学生活について」に関する質問を23問、また、「自主学習について」に関する質問が2問です。今回集計したアンケート結果では学部・学科単位の動向について公表しました。各学部・学科においては、アンケート結果に対するフィードバックへの取組みを学科単位で実施しており、このようなアンケート集計を公開して蓄積することにより、「学生一人ひとりの持つ能力を最大限に伸ばし、社会に有為な人材を養成する」本学の教育理念に相応しい教育環境や学生生活支援が継続的に維持されているか否かを評価できる有益な資料となると思われます。各学科単位のアンケート対する評価とアンケート結果を以下に掲載いたします。

全体結果(学科間の比較結果)

「プロフィール」設問1~10

回答率は、生命医科学科、臨床工学科の回答率が60%台で高く、他学科は50%未満でした。学年では、薬学科の回答が1,2,3年生の低学年で比較的多く、他学科では各学年で大差はありませんでした。学生の年齢は、20代がどの学科でも最も多く、薬学科では30代以上の学生も比較的多いことが特徴的でした。性別に関しては、全学的に女子の割合がやや大きく、臨床工学科とスポーツ健康福祉学科では男子の割合が8割以上でした。出身地では、どの学科も宮崎県出身学生が多く、次いで九州の他県の出身者が多くいましたが、薬学科では沖縄県や九州以外の出身者の割合が他学科に比べて高くなっていました。入試区分については、薬学科、動物生命薬科学科、生命医科学科では、一般入試合格者の割合が多く、他学科では指定校入試合格者の割合が高くなっていました。本学以外に受験した学校では、社会福祉学部と臨床工学科以外の保健科学部の学生は本学以外の学校の受験をしない場合が多く、薬学部、臨床工学科、生命医科学科の学生は比較的国立、私立大学を受験している場合が多くなっていました。通学手段はどの学科生も自動車が最も多く、通学時間は大半が30分以内でした。入学時にすでに本学学友会会員であることを知らない学生が多数いることが明らかとなりました。

「大学入学以前について」設問11~17

どの学科においても、親、知人、高校からの本学の情報入手が多く、次いで、ホームページ、大学案内、オープンキャンパスでした。また、本学部や学科選択は基本的に自分の意思で行っているようですが、親や高校・予備校の影響も大きいようでした。本学部や学科の選択理由は、資格が取れることが最も大きく、薬学科、言語聴覚療法学科、視機能療法学科では、国試の合格率や就職率が高いことも大きな要因となっていました。不登校の経験のある学生は全学で10%程度でしたが、社会福祉学部では10%以上と比較的高くなっていました。浪人経験は、薬学部、生命医科学科で他学科に比べて比較的高くなっていました。入学前に勉強している学生は、全体として5割程度であり、入学後クラブやサークル活動に参加を考えている学生も5割程度でした。アルバイトを全くしていない学生は、薬学科、臨床工学科、言語聴覚療法学科で6割以上いましたが、臨床福祉学部、作業療法学科の学生は7割近くの学生がアルバイトを何らかの形で行っていました。全学的に資格を取りたい学生は9割以上でしたが、取りたくない学生も散見していました。

「大学生活について」設問18~40

講義以外での生活サイクルでは、社会福祉学部、生命医科学科の学生は比較的アルバイトが多く、薬学科や臨床工学科では学内自習が多いようでした。クラブやサークル活動の頻度は、スポーツ健康福祉学科の学生を除いて、6割以上の学生が全く参加していませんでした。薬学科、臨床工学科、言語聴覚療法学科の学生は、6割程度の学生がアルバイトをしていませんが、作業療法学科、社会福祉学部の学生は7割程度の学生が何らかの形でアルバイトをしていました。ほとんどの学生は将来に向けて資格を取りたいようですが、理解できませんが若干取りたくない学生もいました。入学前後に本学のイメージは5割以上の学生で変わっていないようでした。動物生命薬科学科、社会福祉学部の学生は、他学科に比べて週にほとんど大学に来ていない学生が顕著に多くいました。作業療法学科、社会福祉学部の学生は、他学部に比べて講義実習棟以外のキャンパス内にいる場合が多いようでした。全学的に、休日・長期休暇では帰省、旅行、アルバイトをしている学生が多くいるようでした。学費は、親や親戚からの援助、奨学金が全学的に非常に多くなっていました。社会福祉学部、作業療法学科の学生は、他学部の学生に比べて一人暮らしが少ないようでした。家族や親戚等と同居している場合には、生活費が10万円以上になることは少なく、親から貰ったり、奨学金やアルバイトで生活費を工面しているようでした。一人暮らしの場合も家賃、水道光熱費を除いた生活費は10万円以上になることはほとんどなく、やはり親からの仕送り、奨学金、アルバイトで工面しているようでした。好きな講義や実習がないと回答した学生は、全学的に3割前後いました。大学生活での悩みは、全学的に勉強や成績、進路や就職についてが多く、次いで友人関係や教員との関係のようでした。また、悩みの相談は、主に友人や親・兄弟姉妹等が多いが、子ども保育福祉学科の学生ではチューター教員に対する相談も多いようでした。各学科でだれにも相談しない学生が2割程度いることが分りました。休学した経験を持っている学生は、全学的に1割以下でしたが、視機能療法学科、言語聴覚療法学科では1割を超えていました。また、休学理由としては、勉学意欲の喪失、心身耗弱、学力不足、進路に疑問が多いようでした。休学後復学した時、半数以上の学生は勉強意欲が向上しているようでした。留年経験は、視機能療法学科で2割以上でしたが、その他の学科でも1割程度は留年しているようでした。また、留年理由として、全学的に学力不足が最も大きな要因でした。

「自主学習」設問41~42

平日や休日の1日の平均勉強時間は、他学部に比べ社会福祉学部、動物生命薬科学科の学生で全く勉強していない学生割合が大きいようでした。

平成28年事務部門アンケート結果

はじめに

この事務部門アンケートは、学生の大学事務部門との関わりの現状を的確に把握することにより、今後の学生の勉学や生活支援の更なる充実を図るための基礎資料を得ることを目的としています。対象は九州保健福祉大学の全学生として、本学IR推進委員会が、学生個々の携帯やコンピューターから任意に回答をお願いした結果の集計です。今回回答をいただいた個人のアンケート内容や情報は、九州保健福祉大学の個人情報保護規程に基づきIR推進委員会で適正かつ厳正に管理され、アンケートの目的以外に利用されることはなく、また、教員を含めた第三者への提供もありません。

本アンケートは、後期試験前である2016年11月14日~12月2日に行い、回答率は37%(対象学生数1872人中の693人の有効回答)となりました。事務部門アンケートは、本学ユニバーサルパスポートシステム(本学事務から学生個人への配信システム)を利用して学生に回答をお願いしました。事務部門アンケートは、所属学科、学年、性別、留学生か否かの「学生プロフィール」に関する質問を4問、本学の理念に関する質問を4問、また、各事務部門(図書館、キャリアサポートセンター、学生課、教務課、庶務課)に関する質問が47問です。今回集計したアシケート結果では学年に関係なく学部・学科単位の動向について公表しました。このようなアンケート集計を公開して蓄積することにより、「学生一人ひとりの持つ能力を最大限に伸ばし、社会に有為な人材を養成する」本学の教育理念に相応しい学生に対する事務業務を継続的に維持するための有益な資料となると思われます。各学科単位のアンケートに対する評価とアンケート結果を以下に掲載いたします。

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