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福元准教授らが透析患者用電子聴診器と専用管理アプリを共同開発
福元准教授らが透析患者用電子聴診器と専用管理アプリを共同開発
本学 生命医科学部 福元広行准教授が宮崎大学、東葛クリニック病院、宮崎県臨床工学技士会及びメディキット株式会社と「透析患者のシャント音を聴診する電子聴診器『KIKU-KIT』と専用管理アプリ『GAVULI』」を共同開発しました。
この電子聴診器と専用アプリで、透析患者の方が日常的にシャント音を聴診し、日々の変化を管理することで、合併症など病状の悪化を早期発見でき、本人の身体及び医療従事者の緊急対応などの負担軽減につながることが予想されます。
また、”音”を医師、医療従事者、本人及び家族が共有するこで客観的な診断、冷静な対応につながるため今後の医療に大きく貢献されることが期待されます。
この度の開発は、本学をはじめ宮崎に拠点をおく大学、病院、企業等がチームでおこなった「産学官連携 共同研究」の成果であり、部品もすべてオール宮崎産である『宮崎の知の結晶』となりました。
また、本共同研究は日本臨床工学技士会「医工連携Award」最優秀賞を受賞。福元准教授がプロジェクトを代表して授賞式に参加しました。

(右)東郷メディキット(株)
製品開発責任者 田中保臣 様
(左)生命医科学部 福元広行准教授

医工連携Award表彰式(於:大阪国際会議場)

記者会見(於:宮崎大学)