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薬学科生を対象に災害対策医薬品供給車両(モバイルファーマシー)の見学会および薬事トリアージ実習を実施

薬学科生を対象に災害対策医薬品供給車両(モバイルファーマシー)の見学会および薬事トリアージ実習を実施

2025年9月25日(木)薬学科の学生を対象に『災害対策医薬品供給車両(モバイルファーマシー)』の見学会および『薬事トリアージ実習』を実施しました。

本学薬学科においては、薬学教育モデル・コア・カリキュラムに沿った教育をおこなっており、その中の一つの項目に災害時医療と薬剤師に関して「災害時における地域の医薬品供給体制・医療救護体制について説明できる」という記載があります。本学では数年来、薬学科4 年生対象の実務実習事前学習Ⅱa において災害時医療をテーマに実習を行っており、昨年度に引き続き大変好評であった、モバイルファーマシーの見学会を今年度も延岡市西臼杵郡薬剤師会、宮崎県薬剤師会のご協力のもと学内で開催いたしました。

学生たちは、宮崎県薬剤師会災害担当の薬剤師2名の方より実車両の内装や機能、災害地域での支援などの説明を受け、災害時の薬剤師の役割を改めて確認していました。また今回は自転車の展示もあり、災害用の自転車はチューブレスのため瓦礫の上も走っていける、災害の情報を得るためや狭い場所にも行けることを学びました。

モバイルファーマシーの見学後は、薬事トリアージ実習があり、学生が薬剤師役と患者役に分かれ、薬事トリアージのシミュレーションを行いました。患者さんがどのような症状でどのような投薬が必要なのかを考えながら実習を行いました。

※薬事トリアージとは

薬剤師が仮設診療所の入り口などで、医師の診察が必要かどうか、常用薬(医療用医薬品)を渡して良いか、一般用医薬品を渡して良いか、経過観察で良いか、などを総合的に評価すること

 

延岡市西臼杵郡薬剤師会、宮崎県薬剤師会の皆様、今年度も大変貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。